千輪桃花~永遠に咲き誇る愛~ 第34話 あらすじとネタバレ

第34話:炎の中の誓いと、新たな災い

いやー、今回もすごかったな。話がめちゃくちゃ動いた回だったよ。早速、何が起きたか話していくぜ。

すれ違う想い、それぞれの夜

まず、アージュが酒を持ってアーイエンのところに来たんだ。飲んだことないから付き合ってほしいって。かわいいこと言うよな。そこでアージュはアーイエンに切り込む。チンヤン公主の言ったこと、本気で信じてるの?って。アーイエンは何も答えられない。図星なんだろうな。

その言葉に背中を押されたのか、アーイエンはチンヤンの元へ行く。自分を利用しただけっていうのは本心かと問いただす。チンヤンは本心よと冷たく言い放つ。何度聞かれても答えは同じだと。アーイエンはあんたには心がないと吐き捨てて去っていく。残されたチンヤンは、アーイエンが置いていった酒を一気に飲み干すんだ。もう、見てるこっちが切なくなる。

一方、アージュはジャオミンのところへ。自分で作った玉の指輪をプレゼントする。ジャオミンとの婚約祝いだってさ。健気すぎるだろ。ジャオミンはすごく喜んで、アージュを背負って送ってやる。その背中の上で、アージュはずっとこの道が続けばいいのにって願うんだ。片思いってつらいよな。

宴の悲劇、そして炎の告白

チンヤン公主の生誕の宴が始まった。西臨王も来てる。そこで事件が起きる。ジャオミンに舞を捧げるよう言われたチンヤンは、舞の途中でかんざしを抜き、ジャオミンに投げつけたんだ。暗殺未遂だ。

もちろん失敗に終わる。チンヤンと、共犯と見なされた西臨王はその場で捕らえられた。ジャオミンは冷酷に西臨王の処刑を命令する。もう容赦ない。

追い詰められたチンヤンは、自分の部屋に火を放つ。全てを燃やして死ぬつもりだった。そこにアーイエンが駆けつける!やっと気づいたんだ、あいつ。チンヤンが自分を助けるために、わざと冷たい嘘をついていたことに。俺は本当に馬鹿だったって。

チンヤンはもういいから早く逃げてと叫ぶ。でもアーイエンは離れない。ずっと公主を守ると誓った。今度こそそばにいるって。炎の中で二人は強く抱き合い、キスをする。やっと素直になれたんだな、この二人。遠くでその炎を見ていたジャオミンはもうアーイエンとチンヤンはいないと呟く。怖すぎるだろ、こいつ。

神々の陰謀と王の決断

話は天界に移る。神皇(シェンホアン)ってのが出てきて、なにやらヤバいことを企んでる。地上に干ばつを起こして、その原因が全部ジャオミンにあると民衆に信じ込ませるらしい。目的は、神子を見つけるために、子供の生贄を捧げさせること。やり方が汚い。

その計画通り、東澤国は深刻な水不足と食糧難に陥る。民衆はジャオミンはダメな王だと叫び、神に祈りを捧げ始めた。ジャオミンが視察に行くと、まさに子供を生贄にしようとしている現場に出くわす。彼は祭壇をひっくり返し、激怒する。そして、国中の子供3000人を皇宮に集めて保護することを決めた。

そこに天命(ティエンミン)が現れて、ジャオミンに均天剣っていう伝説の剣の見つけ方を教える。国を救うにはそれが必要らしい。ジャオミンはアージュに子供たちのことを託し、一人で剣を探す旅に出る。

でも、宮殿に残されたアージュは大変だ。神々に扇動された民衆が、王を出せと皇宮に乗り込んできた。アージュは民衆に囲まれて、殺されそうになる。その瞬間、屋根から天命(ティエンミン)が舞い降りて彼女を救い出した。俺との賭けは君の負けだ。一緒に帰るぞと言う天命。でもアージュは首を横に振るんだ。

第34話の感想:やっとか!でも不穏すぎるだろ…

アーイエンとチンヤン、やっとくっついたな!長かった。見てるこっちがずっとヤキモキしてたから、炎の中でのキスシーンは本当にグッときたよ。お互いを守るために嘘をついて、すれ違って、最後は命がけで一緒になることを選ぶ。これぞドラマだよな。最高だった。

ただ、手放しでは喜べない。まずジャオミンが不気味すぎる。もう二人はいないって、どういう意味だよ。燃え死んだと思ってるのか、それとも何か別の計画があるのか。アージュの片思いも切なくて見てられないし、彼女を助けた天命の目的も謎だらけ。

それに、神皇(シェンホアン)とかいう黒幕まで出てきて、話が一気に壮大になってきた。ただの国の権力争いじゃなくて、天界を巻き込んだ陰謀が動いてる。民衆は簡単に操られるし、ジャオミンはたった一人で国と子供たちを背負って旅に出る。主人公、背負うものが重すぎるだろ。ハッピーなシーンもあったのに、それ以上に不穏な要素が多すぎて、全然安心できない。でも、だからこそ次が気になって仕方ないんだよな。

つづく