ネタバレあらすじ

魔尊(モーズン)、ついに覚醒!誤解も解けてスッキリ?

まず、魔尊(モーズン)こと謝雪臣(シエ・シュエチェン)がとんでもないパワーで復活した。天命(ティエンミン)が張ってた玉闕の禁制とかいうやつを、内側からドカーンとぶち破ったんだ。天命(ティエンミン)もマジかよ…って顔してたな。そりゃそうだ、自分の最強の技が破られたんだから。

天命は最後の切り札天命書を出す。魔尊を本の中に閉じ込めてやろうって魂胆だ。魔尊も一旦はその中に入るんだけど、そこで見てしまうんだよ。一万年前の自分、昭明と阿珠(アージュ)の真実を。

阿珠(アージュ)は自分を見捨ててなんかいなかった。ずっと愛してくれてた。魔尊はずっと勘違いして、憎しみだけで生きてきたことに気づくんだ。もうね、この瞬間の魔尊の顔がたまらない。真実を知って、彼は天命書から脱出する。

そのまま伝説の均天剣を手にしようとする。けど、剣は彼を主と認めない。まあ、色々あったからな。でも今の魔尊は止まらない。認める認めないとか関係ねえ!って感じで、力ずくで剣を奪い取った。その剣で天命の殺陣を真っ二つ。マジでカッコよかった。そして暮懸鈴(ルムー・シュエンリン)を連れて、その場を去っていった。

天命と封遙(フォン・ヤオ)の悲しすぎる結末

魔尊が去った後、今度は天命の受難が始まる。黒幕の颢天(ハオティエン)が現れて、お前が俺の言うこと聞かないからこうなったんだぞってネチネチ説教タイムだ。颢天(ハオティエン)は天命を完全にコントロールして、絶望のどん底に突き落とす。

そこに現れたのが封遙(フォン・ヤオ)だ。一緒に帰りましょうって天命に手を差し伸べる。でも颢天はお前ごときが何言ってんだと封遙を攻撃するんだ。ひどい話だよ。

封遙はボロボロになりながらも、まっすぐに天命に向かって歩き続ける。その姿を見て、ついに天命の何かがプツンと切れた。駒だって自爆はできるんだぞ!って、自分の神竅を壊そうとするんだ。命懸けで颢天に反抗した。

さすがの颢天もこれには焦ったみたいで、天命にかけていた枷を外して去っていった。残されたのは、瀕死の封遙を抱きしめる天命。彼は愛していないと彼女に告げる。封遙も私も愛していませんと返すんだ。彼女が愛していたのは、昔、雨の中で傘をさしてくれた彼だった。もう、このシーンは涙腺が崩壊する。お互い愛してないって言うことで、最高の愛を伝えてるんだよ。封遙は、そのまま彼の腕の中で息を引き取った。

ラスボス颢天、いよいよ本気出す

一方、暗域に戻った魔尊は、昔の婚書を見つめていた。阿珠の愛が本物だったことを改めて噛みしめる。そこに阿珠の幻影が現れるんだ。あなたが誰になるかは、あなた自身が決めることって。この言葉で、魔尊は完全に吹っ切れたみたいだ。

その頃、天命は封遙を弔っていた。そこに玄信(シュエン・シン)もやってくる。彼は封遙が自分の妹だって気づいてたらしい。切ないよな。

そんな感傷に浸る間もなく、また颢天が登場。俺の降臨はもう止められない。世界の終わりを特等席で見てなって捨て台詞を残していく。その言葉通り、人間界では人々が襲われ、パニックが始まっていた。世界、マジで終わる寸前だ。

まさかの共闘!昭明と天命が手を組む

世界の危機を察知した昭明(ジャオミン)は、ある決断をする。なんと、天命を呼び寄せたんだ。さっきまで殺し合ってた二人が、だよ。

目的は一つ。ラスボス颢天を倒すこと。昨日の敵は今日の友ってやつだ。この展開は熱すぎる。

そして彼らが考えた作戦が、またとんでもない。過去の颢天と現在の颢天を同じ場所に呼び出して、同士討ちさせる。そんなのアリかよ!って思ったけど、もうそれくらいしか手がないんだろうな。この作戦のキーアイテム時空之鏡を暮懸鈴(ルムー・シュエンリン)が持ってきて、いよいよ最終決戦の準備が整った。

第39話の感想

今回は本当に情報量が多かった。特に天命と封遙のパートは、もうティッシュ箱が必須だったよ。封遙のまっすぐな愛が、氷みたいだった天命の心を動かした。彼女の命は無駄じゃなかった。あの頑なだった天命が、感情を爆発させて颢天に逆らうシーンは、今思い出しても鳥肌が立つ。悲しいけど、最高のラブストーリーだった。

昭明の方も、やっと一万年にわたる誤解から解放された。阿珠の本当の気持ちを知って、彼の戦う理由も変わってくるはずだ。これからの彼は、ただの破壊者じゃない。守るための戦いを見せてくれるに違いない。

そして何より、昭明と天命の共闘だ。この二人が並び立つ姿をずっと見たかった。利害が一致しただけかもしれない。でも、この二人が力を合わせれば、不可能はないんじゃないかって思わせてくれる。作戦は無茶苦茶だけど、この二人ならやってくれるはずだ。物語が一気にクライマックスに向かって走り出した、見ごたえのある回だったな。

つづく