あらすじとネタバレ

影との決着、そして新たな謎

高秋旻(ガオ・チウミン)に化けてた敵、戰影(ジャン・イン)との対決がついに始まった。謝雪臣(シエ・シュエチェン)が前に出る。暮懸鈴(ルムー・シュエンリン)があなたの法力はまだ万全じゃないと彼を止める。私がやると言い合う二人。なんだかんだ、お互いをかばってるんだよね。そんな二人を前に、戰影(ジャン・イン)はやるのかやらないのか、どっちだよとイライラ。その瞬間、別の男が現れた。南胥月(ナン・シューユエ)だ。彼は扇子をさっと広げる。戰影はあっという間に扇子の中に吸い込まれていった。罠だったのかと気づいた戰影。でももう遅い。彼の分身は完全に封じ込められた。

暮懸鈴(ルムー・シュエンリン)のまっすぐな想い

戦いの後、暮懸鈴は謝雪臣(シエ・シュエチェン)に駆け寄る。

どうして高秋旻(ガオ・チウミン)に敵が憑依してると分かったのか、彼女は知りたかった。

謝雪臣は何も言わずに去っていく。相変わらずクールだね。

一人になった暮懸鈴のそばに南胥月(ナン・シューユエ)が来た。

彼は謝雪臣が話したくなったら、自分から話すさと優しく言う。

そこで暮懸鈴は、正直な気持ちを打ち明けた。

私、謝雪臣が好きなのと。

彼女は高秋旻との婚約の噂が本当か尋ねる。

南胥月は、それは仙盟の人たちが勝手に言ってるだけだと答えた。

それを聞いて、暮懸鈴は少し安心したみたい。

彼は天下のことを考えてる人だから、私はただそばで彼を守れればいい

彼女の健気な言葉に、南胥月も何かを感じたようだ。

嫉妬と新たな任務

謝雪臣は意識のない高秋旻を抱きかかえて部屋へ運ぶ。その光景を見てしまった暮懸鈴。明らかに嫉妬してる顔だ。彼女は南胥月にさっき封じ込めた敵、今から解放できない?なんて冗談を言う。南胥月も思わず笑ってしまう。気持ちは分かるけどね。高秋旻が目を覚ます。自分が暗族に操られていたと知り、彼女は激怒した。あの時、暗族を全員殺しておくべきだったと憎しみを口にする。その時、空に紫紅色の花火が打ち上がった。これは仲間からの緊急信号。敵の襲撃か、仙盟に内通者がいる印だ。一行は、鏡花宮へ調査に向かうことを決める。暮懸鈴も一緒に行くと主張する。謝雪臣は反対した。でも彼女はあなたが反対しても私は行くと一歩も引かない。結局、彼女も同行することになった。出発前、謝雪臣は暮懸鈴に釘を刺す。鏡花宮の宮主は霊族を心底憎んでいる。何かあっても俺は助けないからなこれ、絶対助けるやつだよね。

忠誠の証と温泉館の戦い

鏡花宮では、宮主の素凝真(スー・ニンジェン)が高秋旻に会っていた。彼女は高秋旻の手を強く握りしめる。お前の仇は桑岐(サン・チー)だ。必ず復讐を遂げなさいその目は本気で、ちょっと怖い。一方、暮懸鈴は謝雪臣に信じてもらえないことに悩んでいた。彼女は南胥月に相談する。すると彼は、一対の腕輪を取り出した。これを着ければ、謝雪臣が暮懸鈴の行動をコントロールできるという。忠誠の証だ。暮懸鈴はためらうことなく腕輪を着けた。すごい覚悟だ。その後、謝雪臣と暮懸鈴は、盗まれた玉令の犯人が温泉館にいると突き止める。二人が駆けつけると、そこにいたのは蛇霊の顔似(イエン・スー)だった。すぐに三つ巴の戦いが始まる。顔似(イエン・スー)の攻撃が暮懸鈴に迫る。危ない!その瞬間、謝雪臣が彼女の前に立ち、その身で守った。ほら、やっぱり助けるんじゃん。

第4話の感想

いやあ、今回も色々動いたね。暮懸鈴の恋心が全開で、見てるこっちがドキドキするよ。謝雪臣に冷たくされて落ち込んだかと思えば、彼が高秋旻を抱きかかえたのを見て嫉妬丸出しになったり。感情が豊かで本当に可愛い。彼女がただそばで守りたいって言うシーンは、健気すぎて応援したくなった。

それに対する謝雪臣のツンデレっぷりも加速してる。助けないって宣言した舌の根も乾かないうちに、身を挺して暮懸鈴をかばうんだから。もう、素直じゃないんだから。この二人の距離が少しずつ縮まっていく感じがたまらない。

南胥月の役割も大きくなってきたね。彼はただのムードメーカーじゃない。暮懸鈴の相談相手になったり、謝雪臣との間を取り持ったり、かなり重要なポジションだ。

あと、鏡花宮の宮主、素凝真(スー・ニンジェン)がヤバそうなオーラを放ってた。高秋旻に復讐を刷り込むシーンは、今後の波乱を予感させる。忠誠の腕輪っていうアイテムも出てきて、暮懸鈴の重い愛が形になった感じ。ちょっと切ないけど、彼女の必死さが伝わってきてグッときたよ。恋愛とサスペンスのバランスが絶妙で、目が離せない回だった。

つづく