第23話 あらすじとネタバレ
いやー、今回も色々動きまくったな。さっそく見ていこうか。
生きていた皇北霜(こう・ほくそう)と、酒に溺れる若問(じゃくもん)
まず、皇北霜(こう・ほくそう)。彼女はやっぱり生きてた。鎧を着ていたおかげで、致命傷は避けられたんだ。本当に運が良かったよな。霍擎雲(かく・けいうん)がつきっきりで看病していて、もう片時もそばを離れない。彼の愛の深さが伝わってくる。
その一方で、完全に落ち込んでいるのが若問(じゃくもん)を取り逃がしたのが相当こたえているらしい。酒に溺れて自分を責めている。見ていてつらいな。そんな彼に活を入れたのが、格心薇(かく・しんび)だ。彼女は若問を慰め、奮い立たせる。しまいには酒壺を叩き割ってしっかりしろ!って一喝。格心薇(かく・しんび)、本当にいい女だよ。
明かされる過去と、那戦(なせん)の新たな企み
霍擎雲(かく・けいうん)から若問へ一通の手紙が届く。その手紙で、若問は衝撃の事実を知ることになる。彼の父親である容若(ようじゃく)が、実は雲沛(うんはい)側の人間だったんだ。自分のルーツが敵側にあったなんて、そりゃ混乱するよな。
その頃、那戦は次の手を打っていた。部下の呉将軍(ごしょうぐん)に、汾天を攻めるよう命令する。口実は若問が皇北霜を無理やり娶ったというもの。相変わらずやり方が汚い。霍擎雲が流した皇北霜は死んだという噂が広まっていることも利用するつもりだ。
若問と格心薇、ついに結ばれる
若問は、思い出した過去の記憶を格心薇に打ち明ける。母親の死は、父親のせいだと信じ込んでいるんだ。彼はその苦しみから逃れられないでいる。那戦への復讐を誓うけど、格心薇を巻き込みたくはない。お前は幸せに生きてくれなんて言う。
でも、格心薇はそんなことで引き下がる女じゃない。彼のそばを離れようとしないんだ。その健気な姿に、若問もついに気持ちが抑えきれなくなる。彼は格心薇を強く抱きしめ、二人はそのまま結ばれる。苦しみの中にあった二人が、ようやく一つになった瞬間だ。
霍擎雲、鮮やかな逆転劇
那戦は、皇北霜の遺体を引き取るために、夜佩(やはい)と廉幻(れんげん)を天都(てんと)へ送る。もちろん、これはすべて霍擎雲の計算通りだ。彼は二人を空っぽの棺の前に案内する。そこで皇北霜が生きている姿を見せると、二人は心から喜ぶんだ。彼らも根はいい奴らなんだよな。
霍擎雲は、この空の棺にあるものを仕込む。それは、那戦に宛てた手紙と玉佩。手紙には、自分が本物の後継者那延興であるという事実が書かれていた。さらに本物の遺詔をちらつかせて、那戦を脅迫する。皇北霜の死亡公告を出して、汾天から兵を引けと。これには那戦も賭けに出られなかった。まんまと霍擎雲の策にはまり、軍を撤退させる。この頭脳戦、見ていて本当にスカッとする。
雪の夜の誓い
霍擎雲は、皇北霜に自分の正体をすべて打ち明ける。自分が本当は那延興であることを。でも、皇北霜の気持ちは変わらない。あなたが誰であろうと、そばにいると伝えるんだ。泣けるじゃないか。
雪が静かに降る夜。二人は天地の前で、永遠の愛を誓い合う。霍擎雲はもう待てない。今すぐ俺の妻になってくれとプロポーズする。皇北霜はそれを受け入れる。そして、二人は口づけを交わし、ついに結ばれるんだ。
今回の感想
いやー、今回はマジで情報量が多かったな。若問と格心薇、霍擎雲と皇北霜、二組のカップルが一気に進展した。特に若問の苦悩と、それを支える格心薇の強さが印象的だった。男が弱ってるときに支えられる女って、最高だよな。一方で、霍擎雲の頭脳戦も見事だった。ただの武人じゃない。那戦を完全に手玉に取った手腕は、見ていて爽快だった。愛と策略が複雑に絡み合って、一瞬も目が離せない。それぞれのキャラクターの感情が爆発した、本当に見ごたえのある回だったよ。
つづく


