第3話 あらすじ:偽りの投降と救出作戦
霍擎雲(かく・けいうん)が水に落ちた皇北霜(こう・ほくそう)を助けた。彼女、熱を出してたみたいだね。霍擎雲(かく・けいうん)が看病してて、なんか二人の間にちょっといい感じの空気が流れてた。彼は『大漠奇巻』を皇北霜(こう・ほくそう)に返す。そして、仲間を救う手伝いをする代わりに取引しようと持ちかけた。皇北霜(こう・ほくそう)はもちろんその話に乗る。
その頃、格心薇(かく・しんび)と一夜を過ごしていた。若問(じゃくもん)の態度は最悪だ。皇北霜が逃げたからお前を抱いただけだなんて言う。でも格心薇(かく・しんび)は全く動じない。逆に若問(じゃくもん)の背中に噛み跡をつけてあなたは私の男よって宣言するんだ。肝が据わってる。彼女は逃げたのが皇北霜だと気づいてた。だから、皇北霜が仲間を助けに戻る時間を作るために、一芝居打つことにした。
格心薇(かく・しんび)の公主だと嘘をつく。自分を城に送れば、地宮の宝の場所を教えると若問に提案した。若問は怪しみながらも、その話に乗ることにした。皇北霜が必ず砦に戻ってくると読んで、部下のほとんどを残して出発する。
一方、霍擎雲(かく・けいうん)は皇北霜を連れて、協力者の侗老(どうろう)に会う。若問が留守なのを確認して、いよいよ救出作戦の開始だ。霍擎雲は敵の幹部になりすまし、投降するフリをして砦に潜入した。手土産として皇北霜を差し出すという大胆な作戦だ。
第3話 ネタバレ:失われた命と新たな旅路
砦の留守を預かる蛮狐(ばんこ)は、霍擎雲の誠意を試す。人質の一人、朵再(ださい)を殺せと命じた。霍擎雲はためらわない。皇北霜が止めに入ったけど、彼は彼女を突き飛ばして朵再を刺した。もちろん、これは演技。霍擎雲は蛮狐を油断させ、その隙に牢の鍵を盗んで皇北霜に渡す。
牢に入れられた皇北霜は、仲間と合流する。朵再も生きていた。刺されたように見えたのは、霍擎雲のトリックだったんだ。
宴の席で、霍擎雲が蛮狐たちと酒を飲んでいた時だった。召使いの果児(かじ)が、突然こいつらはグルよ!と叫んだ。計画がバレた!それを合図に、外で待機していた侗老の一味が爆薬を爆発させる。大混乱の中、霍擎雲は皇北霜たちを連れて脱出を図る。でも、逃げる途中で朵再が背中に矢を受けてしまった。
格心薇は、わざと遠回りして若問の足止めをしていた。彼女の作戦は成功したけど、代償は大きかった。
朵再は死ぬ間際、皇北霜に知恵で全てを取り戻しなさい。欲望に飲まれてはだめと言い残して息絶える。皇北霜は泣きながら、彼女の亡骸に別れの曲を吹いた。あまりにも辛い別れだ。
生き残ったのはごくわずか。皇北霜はたった一人で雲沛(うんはい)へ向かう使命を果たすと決意する。彼女は『大漠奇巻』を霍擎雲に差し出した。雲沛まで自分を護衛してくれれば、どんな条件でも飲むと約束する。
追手が迫る中、霍擎雲は皇北霜を馬に乗せ、二人で逃げる。彼は地下室に彼女を隠した。追手がすぐそこまで来ている。霍擎雲は、皇北霜を強く抱きしめて守った。
第3話の感想:息つく暇なし!裏切りと信頼が交錯する回
いやー、今回の3話はマジで息つく暇もなかったな。霍擎雲、ただのクールな奴かと思ったら、めちゃくちゃキレ者じゃん。作戦を立てる頭脳もあるし、アクションもすごい。でも、彼が皇北霜を助ける本当の理由って何なんだろう。そこが一番気になる。
あと格心薇!あの子もヤバい。若問に媚びてるフリをして、実は皇北霜の逃亡を手助けしてた。敵か味方か分からない感じがたまらないね。彼女の目的も謎だらけだ。
そして、何より朵再の死が悲しかった。皇北霜をずっと支えてきた存在だったから。彼女の最期の言葉は、皇北霜がただの姫じゃなく、本当のリーダーになるための試練なんだろうな。
展開が早くて、誰を信じていいか分からなくなる。このハラハラ感がたまらない。作戦のシーンは本当に見ごたえがあったよ。
つづく