玄烈(げんれつ)を正妻に迎えるため、王に結婚の許しを請うが、身分の違いを理由に反対される。一方、君家では玄烈を狙った毒殺未遂事件が発生。君綺羅の機転で難を逃れるが、犯人の侍女は黒幕について口を閉ざす。やがて一連の事件の首謀者として奚長昆(けいちょうこん)が追い詰められ、ついに罪を自白する。彼は玄烈の父を殺害した衝撃の過去も告白するが、その直後、牢内で謎の死を遂げる。事件は解決するどころか、さらに深い闇へと続いていく。
「相思令(そうしれい)~君綺羅と玄烈~」あらすじネタバレ18話
玄烈(げんれつ)、王様にガチギレ案件
いやー、今回の玄烈(げんれつ)はすごかったね。いきなり王様のとこに行って、君綺羅(くんきら)を正妻にしたいって直談判するんだ。マジか、お前。度胸ありすぎだろ。
もちろん王様は身分が違うって言って大反対。そりゃそうだ。でも玄烈は引き下がらない。孫昭敏(そんしょうびん)のお父さんが亡くなったばかりなんだから、彼女の気持ちも考えろよって食ってかかる。王様もそれがなきゃとっくに結婚させてるわ!って感じ。まあ、一応、孫昭敏(そんしょうびん)の意見を聞いてくれることにはなったけどね。
君家で毒殺未遂とか、マジで物騒
その頃、君家では相変わらず二房が商売のことで揉めてる。君絳絹(くん・こうけん)が文句言ってて、いつもの光景だね。
そこに侍女の冬銀(とうぎん)がお茶を持ってくる。でも君綺羅(くんきら)はすぐ気づいた。お茶の色がおかしいって。さすがだよね。織物やってるから色の違いに敏感なんだって。玄烈に飲むなよって目で合図する。で、熱いから交換しよって玄烈のお茶を取ろうとしたら、冬銀(とうぎん)がわざとひっくり返した。もうバレバレじゃん。
君綺羅がなんで毒なんて盛ったのって問い詰める。そしたら冬銀、逆上して刀で玄烈に襲いかかった。もちろん玄烈には敵わない。あっさり取り押さえられる。誰にやらされたか聞かれても、冬銀は絶対に口を割らない。忠誠心がすごいのか、それとも何か弱みを握られてるのか。
ついに追い詰められた黒幕
そこに錫林(しゃくりん)が帰ってきたぞ!って知らせが届く。王様が玄烈を呼んでる。玄烈は、前に見つけた武器を決定的な証拠として残して、王宮へ向かった。
もう逃げられない。奚長昆(けいちょうこん)はついに全部認めた。玄烈の親父さんが兵権を取り上げようとしたのが許せなかったんだと。お前の親父も、お前も、代償を払うべきだ!って叫んでた。往生際が悪いな。王様もブチギレて、10日後に斬首しろって命令を下した。
親父さんの死の真相
一件落着かと思いきや、話はまだ終わらない。玄烈は牢屋の奚長昆(けいちょうこん)に会いに行く。娘の安全は保証するから、全部話せって取引を持ちかけたんだ。
奚長昆はついに重い口を開いた。昔、玄烈の親父さんが先王に兵権を回収するよう進言した。それに備えて、奚長昆は無法地帯でこっそり武器を作ってたらしい。その動きに気づいた玄烈の親父さんが調査に来たところを、待ち伏せして殺した。これが、ずっと謎だった玄烈の父の死の真相だったんだ。武器の図面は自分が渡したけど、百工の伝承者っていう謎のやつには会ったことないってさ。
新たな謎と君家の過去
これで全部解決、とはならなかった。なんと奚長昆が、牢屋の中で毒殺されたんだ。看守は誰も来てないって言う。玄烈は牢屋の外で、赤い豆を一つ見つける。これ、君綺羅の腕輪についてるやつじゃないか?
玄烈が君綺羅にそのことを聞くと、彼女は今日、腕輪が壊れちゃってと答える。タイミングが良すぎる。玄烈は修理してあげるって言って、その腕輪を預かった。
さらに、部下の羅奇(らき)からの報告で衝撃の事実がわかる。12年前、君家の二房が博打でとんでもない借金を作った。でも、なぜか突然大金が入ってきて、その借金を返したらしい。奚長昆が武器の図面を手に入れた時期と、なんか関係ありそうじゃないか。君綺羅の家、思ったより闇が深いかもしれない。
感想
いやー、今回はマジで情報量が多かった。前半の玄烈のプロポーズ(?)から始まって、君家での毒殺未遂、そして奚長昆の失脚と父の死の真相解明まで、息つく暇もなかったよ。君綺羅の洞察力は本当にすごい。お茶の色のわずかな変化で毒を見抜くなんて、並大抵じゃない。玄烈も、父の仇を討つっていう執念がすごいよね。ただ、奚長昆が死んじゃったことで、話はもっと複雑になった。黒幕は別にいるってことが確定したわけだから。最後に投げ込まれた君家の過去の借金と君綺羅の腕輪の紅豆。この二つのピースがどう繋がって、誰が本当の黒幕なのか。もう気になって仕方ない。君綺羅が何かを隠しているのは間違いないだろうし、玄烈がそれにどう気づいていくのか、二人の関係がどうなるのか。目が離せないよ。
つづく


