あらすじとネタバレ
再会、そして父の反対
君綺羅(くんきら)を見つけたよ。無事な姿を見て、もう感情が爆発だね。駆け寄って、これからはお互いを苦しめるのはやめようって誓い合うんだ。やっと二人が素直になれた。
でも、いい時間は長く続かない。綺羅が玄烈(げんれつ)を自分の家に連れて帰ったら、案の定パパと妹たちに鉢合わせ。そりゃあ、パパは怒るよな。自分の娘を狙う北泫の人間だし、赤焰峡谷で襲われた件もある。出ていけって言われて、玄烈もすごすごと退散するしかない。綺羅は絶対に彼と一緒になるって宣言するけど、道のりは険しそうだ。
羅奇(らき)の珍作戦と三女の心変わり
ここで玄烈側も作戦を立てる。真正面から行っても君パパは説得できない。だから、まずは性格がサッパリしてる三女を味方につけようってわけ。この大役を任されたのが、なんと羅奇。玄烈から失敗したら帰ってくるなって言われて、羅奇も必死だよ。
羅奇が考えた作戦がまた面白いんだ。なんと、玄烈と綺羅のラブストーリーを物語本にして、三女に読ませようとする。君家に入れないから、犬用の穴からこっそり侵入しようとしたら、そこで三女が待ち構えてた。もうコントみたいだよね。
でも、この作戦が大当たり。物語を読んだ三女は、二人の純愛に感動して号泣。すっかり二人の味方になっちゃう。羅奇がケガしてるのを見て、手当てしてあげたりしてさ。羅奇もまんざらじゃない顔してて、こっちの二人も何か始まりそうな予感。
君綺羅の逆襲と玄烈の覚悟
三女が羅奇に気を取られている隙に、玄烈はしっかり綺羅の部屋に忍び込んでる。仕事が早い。
その頃、綺羅もただ待ってるだけじゃない。君家の商売の実権を取り戻すために、一世一代の芝居を打つんだ。店の責任者たちを集めて、君家の叔父さん一家が父と兄を殺そうとしたって告発する。叔父さんは息子を守るために罪を全部かぶるんだけど、綺羅は容赦しない。役人を呼んで、まとめて連れて行かせる。
ここで息子の君鈺珏(くんぎょくかく)が逆上。椅子を振り上げて綺羅に襲いかかるんだ。その時、玄烈が飛び出してきて、自分の身を盾にして綺羅を守る!正体がバレるかもしれないのに、迷わず綺羅の前に立った。これには見ていた君パパと妹たちも心を動かされる。特に三女はあの人は本気で綺羅を愛してる。任せられるって確信したみたいだ。パパも、玄烈を見る目が少し変わってきた感じがするね。
第27話の感想
いやあ、今回は色々なことが一気に動いた回だったな。綺羅と玄烈がやっと再会できたと思ったら、すぐにお父さんの壁にぶち当たる。でも、そこで玄烈たちが考えた三女攻略作戦が最高に面白かった。羅奇が書いた物語本で三女が泣いちゃうシーンは、笑えるけどグッとくるものがあったよ。
後半の綺羅の逆襲劇も見ごたえがあった。彼女の賢さと度胸が際立ってたね。そして何より、君鈺珏が襲いかかってきた時に玄烈が身を挺して綺羅を守ったシーン。あれは今回のハイライトだ。あの行動一つで、彼の愛の深さが家族全員に伝わった。頑固だったお父さんの心も少し溶けたみたいで、やっと二人の未来に光が見えてきた気がする。恋愛も策略もあって、満足度の高い回だった。
つづく


