いやー、今回も色々動いたね。特に君綺羅(くんきら)たちの君家サイドが、もう大変なことになってる。幸せな話と不穏な話がごちゃ混ぜで、感情が忙しい回だったよ。さっそく、何があったか話していくね。

ネタバレ:幸せと陰謀が交差する時

玄烈(げんれつ)、ついに親父さんの心を掴む

玄烈(げんれつ)のお父さんのところへ、一人で乗り込んだんだ。綺羅を本気で愛していますって、まっすぐに伝えてね。それだけじゃない。なんと、ひざまずいて鞭を差し出した。これで俺を打って、気を晴らしてくださいって。男気を見せたよな。本気度が伝わってくる。

お父さんも、その姿を見て色々感じたみたいだ。玄烈(げんれつ)を打ったりはしなかった。むしろ、玄烈が現れてからの娘の変化をずっと見てたんだって。君家の当主として、百工の伝承者として、重荷を背負ってばかりだった娘。そんな綺羅が、玄烈といる時だけは、本当に生き生きとした一人の女の子に見えた、と。もう泣けるよね。

だから、これからは二人のことを邪魔しないって約束してくれた。その代わり、どんな時も、娘を守ってやってくれと。もちろん玄烈は命に代えても守りますって即答。これで二人の最大の壁だったお父さんを味方につけた。これはデカい!

君家、歴史が変わる日

お父さんの覚悟はそれだけじゃなかった。君家の一族が集まる前で、とんでもない宣言をしたんだ。君家の女は家を継げないっていう古い家訓を、廃止するって言ったんだよ。周りのジジイたちはもちろん反対する。でもお父さんは引かない。家が傾いた時、救ったのは誰だ?綺羅たち三姉妹じゃないか優秀なら女だって家を継いでいいはずだぐうの音も出ない正論。長老たちも渋々認めるしかなかった。これで君綺羅(くんきら)は、名実ともに君家の正式な当主になったんだ。

玄烈のガチプロポーズと姉妹たちの恋模様

公認と当主就任。お祝いムードの中、玄烈が畳みかける。君家へ正式な結納品を持って、プロポーズに来たんだ。金銀財宝の量がまずヤバい。おまけに、北泫(ほくげん)にある自分の屋敷とか土地の権利書まで全部持ってきた。全財産だよ。スケールが違う。君綺羅も、もちろんOK。君家のみんなも大喜びで、二人を祝福した。

一方で、姉妹たちの恋も動いてる。三女は、羅奇(らき)に好きな人はいる?って聞かれるんだけど、全然気づいてない。今はいないけど、結婚するなら君家に婿入りしてくれる人じゃないとって言っちゃうんだ。それを聞いた羅奇の顔から、さーっと笑顔が消えていく。切ない。

二女の方は、大きな決断をした。あの鄭公子との婚約を、やっぱり見直すことにしたんだ。彼が自分と人生を共に歩める相手じゃないって、ようやく気づいた。綺羅も妹の背中を押す。まず自分を愛しなさいって。いい姉ちゃんだよ。綺t羅は、鄭公子が弟の盗みを手伝った件も打ち明けた。選択を迫るんじゃなくて、知っておくべき事実として伝えたんだ。その上で、どんな決断も応援するって。二女は婚約破棄を決めた。そして、自分の刺繍の腕を活かして、工房を開きたいっていう新しい夢を見つけた。家族もみんな、それを応援してる。これもまた、いい話だよな。

幸せの裏で動く陰謀と悲劇

ただ、ハッピーなだけじゃ終わらないのがこのドラマ。宰相のやつが、自分の悪事がバレそうになって、動き出した。ずっとそばにいた鄭源(ていげん)っていう男を、身代わりにするつもりらしい。ちょうどその頃、祁民(きみん)が例の密告状を書いたのが鄭家の人間だと突き止めた。

祁民と君綺羅は、すぐに鄭源の家へ向かう。でも、着いた時にはもう遅かった。鄭源は家の中で死んでたんだ。役人は自殺だって言うけど、綺羅はどうも腑に落ちない。そりゃそうだ。タイミングが良すぎる。

祁民は、死んだ鄭源の顔を見て思い出す。こいつ、前に北泫にいた焱南のスパイじゃないか、と。そこに玄烈も駆けつけて、その話を聞く。これで点と点が繋がった。自分たちの捜査の方向は間違ってなかったってわけだ。幸せなプロポーズの裏で、事件は一気に核心に近づいていく。

今回の感想

いやあ、今回は感情の振れ幅がすごかったな。玄烈と君綺羅がついに親公認になって、全財産かけたプロポーズまで見られて、こっちまで幸せな気分になったよ。玄烈の誠実さと、娘を思う父親の愛が描かれてて、すごく良かった。

それと同時に、君家の姉妹たちが自分の足で立とうとする姿が印象的だった。綺羅が当主になって、二女も自分の夢のために婚約破棄を決断する。ただ恋愛するだけじゃなくて、女性たちがどう生きていくかっていうテーマがしっかり描かれてるのが、このドラマの好きなところだね。

でも、最後の鄭源の死で一気に空気が変わった。宰相の陰謀が本格的に動き出して、幸せなだけじゃいられないぞっていう緊張感が走ったよな。幸せな展開とサスペンスがうまく絡み合ってて、本当に見ごたえのある回だった。

つづく