あらすじ
玄烈(げんれつ)のために、めちゃくちゃ豪華な食事を用意したんだ。今日って何か特別な日?って聞く君綺羅(くんきら)はただのもてなしだなんて言って笑う。いやいや、どう見ても君綺羅を特別扱いしてるのがバレバレだよ。
その後、玄烈はわざわざ黒市にまで足を運ぶ。目的は、焱南でしか採れない紅豆を手に入れること。もちろん、君綺羅へのプレゼントのためだ。北泫の黒玉と組み合わせたネックレスを作って、それを自分の手で君綺羅の首につけてあげるんだ。もう完全に恋する男の顔をしてる。
その頃、王宮では不穏な空気が流れてた。煜世子(いくせいし)と懿世子(いせいし)っていう二人の王子が喧嘩して、殴り合いにまで発展する。王后は自分の息子の煜世子(いくせいし)をあからさまにひいき。懿世子(いせいし)の母親である李側妃(りそくひ)は、悔しさを押し殺して息子に謝らせるしかなかった。宮中の権力争いって、本当にえげつないよな。
ネタバレ
父の死と玄烈の涙
夜、玄烈は一人で酒を飲んでいた。そこへ君綺羅がそっとやってくる。その場所は、玄烈の亡くなった父親が一番好きだった場所らしい。
玄烈は、ぽつりぽつりと過去を語り始めた。昔、父親から金絲軟甲っていう特別な鎧をもらったこと。それが宝物だったんだけど、父が敵に襲われた日、その鎧は玄烈の手元にあった。もし自分が鎧を持っていなければ、父は助かったかもしれないそう言って自分を責める玄烈の目には涙が浮かんでいた。いつも強い男が見せる弱さに、こっちまで胸が締め付けられる。
君綺羅は、そんな彼を優しく慰める。あなたのせいじゃないって。この一言が、どれだけ玄烈の心を救ったか。
ついに正体を告白!でもバレてた?
玄烈が重い秘密を打ち明けてくれた。それに応えるように、今度は君綺羅が覚悟を決める番だった。私は侍女じゃない。君家の大嬢様よついに、自分の正体を告白したんだ。
でも、玄烈の反応が最高だった。彼はまったく驚かない。知ってたよとでも言いたげな顔をしてる。こいつ、最初から全部お見通しだったのか!君綺羅が誰であろうと、彼にとっては関係なかったんだろうね。
急接近!膝枕からの気まずい朝
お互いに秘密を共有して、二人は一緒に酒を飲む。雰囲気はもう最高潮だ。酔いが回った玄烈は疲れたとつぶやいて、君綺羅の膝の上で眠ってしまう。まさかの膝枕イベント発生!
そのまま夜が明けて、君綺羅も玄烈の胸に寄りかかって眠ってしまっていた。そこへ侍女の冬銀(とうぎん)たちが探しに来るんだから、タイミングが悪すぎる。二人はバツが悪そうに飛び起きて、君綺羅は慌てて言い訳。この気まずい空気が、逆にリアルでたまらない。
別れ際、玄烈が自分のマントをそっと君綺羅の肩にかけてあげる。こういうさりげない優しさが、一番心に響くんだよな。
宮中と君家の舞台裏
メインの二人がいい雰囲気になっている裏で、周りも動いていた。李側妃(りそくひ)のもとには、羅執舟(らしつしゅう)っていう男が訪ねてくる。彼は、次の遊猟会で李側妃と懿世子を守ると約束する。この二人、どうやら昔何かあったみたいで、訳ありな雰囲気が漂ってる。
一方、君家では君綺羅の妹(?)の君絳絹(くん・こうけん)が大活躍。君綺羅が留守の間に、なんと男装して君非凡(くんひはん)と名乗り、西鑲との大事な商談をまとめちゃう。この子もなかなかのやり手だ。姉妹で商才があるんだな。
感想
いやー、今回の7話はヤバかった。玄烈のギャップ萌えが炸裂した回だったね。いつもは強面で誰も寄せ付けないのに、君綺羅の前だと不器用だけど一途なのが丸見え。特に、亡き父への罪悪感を涙ながらに告白するシーンはグッときた。それを受け止める君綺羅も聖母みたいでさ。二人の心の距離が一気に縮まった感じがして、見てるこっちがドキドキしたよ。膝枕からの気まずい朝とか、もう最高のご褒美。宮中の権力争いとか君家のビジネスバトルも同時進行で進んでて、話に厚みが出てる。ただのラブストーリーじゃないところが、このドラマの面白いところだね。
つづく