第8話 あらすじとネタバレ
ついに発見!君綺羅(くんきら)が探していたあの石
君綺羅(くんきら)がずっと何かを探してる。でも、なかなか見つからないみたい。どうやら温度が重要なカギらしいんだ。それを見てた玄烈(げんれつ)が何が必要なんだ?って声をかける。君綺羅はちょうどいい温度の場所が必要なのと答える。それを聞いて玄烈(げんれつ)はピンときた。心当たりの温泉を教えて、二人でそこへ向かうことに。
目的地に着いたら、そこでは賀渥山(がおうさん)たちが鉱石を掘っていた。君綺羅が辺りを歩いていると、ついに見つけた!探していた晶石の痕跡を発見して、もう大喜び。やっと見つかったって感じだね。玄烈はこんな石に価値なんてないだろって顔。君綺羅はすかさず賭けを提案する。もしこの石に価値があったら、一緒に採掘を手伝ってよ。玄烈もその賭けに乗った。
玄烈の疑念君綺羅の正体は…?
鉱山で会った賀渥山(がおうさん)。君綺羅は最初、賀機遥(が・きよう)と見間違えてびっくり。まあ、双子だから仕方ない。羅奇(らき)が横から茶々を入れる。賀機遥(が・きよう)は女の君綺羅を知ってて、玄烈は男の君綺羅を知ってる。どっちが本当なんだか。この一言が玄烈の心に引っかかる。彼は何かを考え込んでいる様子だった。
場面は変わって宮廷。王様が玄烈とライバルの奚長昆(けいちょうこん)を呼び出した。話はもちろん鉱脈のこと。王様は一度、奚長昆(けいちょうこん)に鉱脈をやると約束してた。そこに玄烈が待ったをかける。鉱山の中はまだ危ないかもしれない。先に賀渥山に調査させて、安全を確認してから渡すべきです。王様もその意見に納得。奚長昆は面白くない顔で部屋を出ていった。
その後、王様は玄烈に君綺羅の正体について聞く。玄烈は正直に答えた。彼女を通して、君非凡(くんひはん)を見つけたいんです。王様は慎重に行動しろと釘を刺す。玄烈は彼女としばらく一緒にいて、信頼できる人物だと分かりましたと王を安心させた。でも、玄烈の頭の中ではさっきの羅奇(らき)の言葉がリピートしてる。もしかして、君綺羅自身が君非凡(くんひはん)なんじゃ…?。疑いが確信に変わりつつある感じだ。
それぞれの思惑が交錯する
一方、別の場所では賀機遥が玄青蔻(げん・せいこう)公主を連れ戻そうとしていた。公主は邵祁民(しょうきみん)に青鳴なんてあだ名をつけて、すっかり夢中。北泫の通行証がない彼を心配して、自分の令牌まで渡しちゃう。賀機遥はもし彼が悪人だったらどうするんですか!と大反対。でも公主は聞く耳を持たない。青鳴は私を守ってくれると信じきってる。
君綺羅は鉱山に簡単な教室を作った。女工たちに織物の技術を教えるつもりらしい。例の晶石を織機の新しい部品に使う計画も立ててる。ただ、肝心の晶石の数が足りなくて困っていた。そこで君綺羅は玄烈にある絵を見せる。それは市場で見た老人のタトゥーを描いたもの。このタトゥーに何か秘密がある気がするの。玄烈はその絵を受け取る。でも、心の中では疑っていた。このタイミングでこの話。俺を鉱山から引き離すための口実じゃないかってね。
宮廷ではまた別の陰謀が動いていた。煜世子(いくせいし)が乗馬中に落馬。すんでのところで羅執舟(らしつしゅう)が助ける。実はこれ、羅執舟(らしつしゅう)と李側妃(りそくひ)が仕組んだ自作自演。王后と煜世子(いくせいし)の立場を悪くするための罠だった。
鉱山に走る衝撃
賀渥山から玄烈に報告が入る。晶石は武器に加工できるかもしれない。でも、文献には載ってない話です。確証はないってことだ。君綺羅と玄烈はまた鉱脈へ。晶石がうまく精錬できなくて、玄烈はもう諦めモード。香石を探した方がマシだ。でも君綺羅は諦めない。彼女は晶石を回転軸に加工して、他の鉱石を精錬する新しい方法を思いつく。その奇抜な発想と粘り強さに、玄烈も驚きを隠せない。君綺羅の才能を改めて認めた瞬間だった。でも、その時。鉱山全体が突然、ゴゴゴッと揺れ始めた。玄烈の顔に、嫌な予感が浮かぶ。
第8話の感想ぶっちゃけます
いやー、今回の君綺羅はマジで何でも屋だね。織物教えたり、鉱石の新しい使い方を考えついたり、どんだけ多才なんだよって。ただの商家の娘じゃないのは分かってたけど、発想が完全に技術者。玄烈が彼女に惹かれつつ、その才能に驚くのも無理ない。
それに、玄烈が君綺羅の正体に気づき始めたのが最高に面白い。きっかけが羅奇の軽口っていうのがまた良い。深刻なミステリーも、こういう日常のふとした瞬間から核心に近づいていく感じがリアルだよね。玄烈がもしかして…って考え込んでる顔、目に浮かぶよ。
宮廷のドロドロパートも本格化してきた。李側妃(りそくひ)たちのやり方はちょっとベタだけど、こういう分かりやすい悪役がいると話が引き締まる。王宮の陰謀と、鉱山でのビジネスと、君綺羅の正体探し。三つの話が同時に進んでて、情報量が多いけど飽きさせない。最後の鉱山の揺れとか、もうここで終わるのかよ!ってツッコミたくなるクリフハンガー。次回が気になって仕方ない。
つづく