いやー、今回もすごかったね。過去と現在がどんどん繋がってきて、目が離せない展開だった。早速、第5話で何が起きたか、一緒に振り返っていこうか。

ネタバレ感想

侯貴平、最後の抵抗

まず話は過去、侯貴平(ホウ・グイピン)の行動から始まる。彼はついに、事件の核心に迫る写真を撮ることに成功する。そのフィルムを現像するために、金山写真館へ向かった。

写真館の店主、李大北(リー・ダーベイ)がヤバい奴だった。彼は現像した写真を見て、これがただ事じゃないとすぐに気づく。李大北は借金があったみたいで、これをネタに胡一浪(フー・イーラン)を脅したんだ。借金をチャラにしてくれるなら、このネガを渡すってね。

胡一浪はすぐにフィルムを受け取って、その場で燃やしてしまう。李大北にはこのことは誰にも言うなと釘を刺した。侯貴平は写真を取りに戻るけど、もちろん何もない。騙されたと気づいた彼は、夜中に写真館の窓を割って侵入する。執念で店内を探し回り、ついに封筒の中に隠されたバックアップのネガを見つけ出した。

このネガが、彼の命運を分けることになる。彼はこの証拠を手に、平康県の警察署へ向かうことを決意する。恋人の李靜(リー・ジン)が駅で見送るシーンは、本当に切なかった。これが二人の永遠の別れになるなんて、この時の彼女は知る由もなかった。

侯貴平が動いたことを知った胡一浪は、黄毛(ホアンマオ)に指示を出す。残りの証拠をすべて消すために、黄毛はチンピラを引き連れて写真館を襲撃。店の中はめちゃくちゃに破壊された。

江陽(ジアン・ヤン)の捜査と侯貴平の最期

場面は少し飛んで、検事になった江陽(ジアン・ヤン)の捜査パート。彼は侯貴平が殺された当日の状況を知るために、学校の馬先生に話を聞きに行く。

先生の話によると、侯貴平が死ぬ日の夕方、黄毛が酒と料理を持って謝罪に訪れたらしい。黄毛は3000元を差し出して、告発をやめるように説得しようとした。ネガを金で買い取ろうともした。もちろん、正義感の強い侯貴平は激怒して彼を追い返す。

この時、侯貴平は自分の身に危険が迫っていることを悟ったんだろう。彼は李靜(リー・ジン)に手紙を書く。本当のネガは金山写真館にあると。

黄毛は追い出された後、侯貴平の酒に薬を入れた。この計画を電話で胡一浪に報告しているところを、偶然、女子生徒の李雪(リー・シュエ)が聞いてしまう。これが後々、重要な証言になる。

現在と過去が交差する

現在のパートでは、ついに張超(ジャン・チャオ)が口を開き始める。任玥婷(レン・ユエティン)が、謎の人物から送られてきた3枚の写真を彼に見せたのがきっかけだった。

張超(ジャン・チャオ)は侯貴平の大学時代の教授だった。彼は侯貴平を、勇敢で心優しい自慢の教え子だと語る。同時に、巨大な悪に立ち向かう彼の身を深く心配していた。

一方、捜査を進める厳良(イェン・リャン)は、何者かに尾行される。街中で激しいカーチェイスを繰り広げ、なんとか相手をまくことに成功した。この事件の闇の深さを改めて感じさせるシーンだったね。

新たな協力者の登場

過去の江陽(ジアン・ヤン)は、捜査の中で絶え間ない脅迫を受けていた。恋人の呉愛可(ウー・アイカー)にも心配され、一時は捜査を諦めようとさえ考えていた。

そんな彼を見かねた法医学者の陳明章(チェン・ミンジャン)が、一人の男を紹介する。彼の名は朱偉(ジュー・ウェイ)。元刑事隊長で、平康の白雪と呼ばれるほど正義感の強い男だった。彼は汚職警官の李建国(リー・ジェングオ)の罠にはめられて降格させられた過去を持つ。

朱偉(ジュー・ウェイ)は江陽の心意気を買い、侯貴平の無実を信じる。彼もまた、数年前に匿名の少女から奇妙な通報電話を受けたことがあり、この事件に何かを感じていた。こうして、たった一人で戦っていた江陽に、初めて頼れる仲間ができたんだ。

この回の感想

今回は、侯貴平がどうして命を落とすことになったのか、その直接的な経緯が描かれていて、本当に胸が痛んだ。彼の正義感と孤独な戦いが、あまりにも悲しい結末を迎えてしまう。その一方で、絶望しかけていた江陽の前に、朱偉(ジュー・ウェイ)という力強い味方が現れた。この出会いが、希望の光に見えたよ。過去のパートでは小さな希望が生まれ、現在のパートでは厳良(イェン・リャン)に直接的な危険が迫る。この対比が物語にすごい緊張感を与えている。点と点だった情報がどんどん線で結ばれていく感覚は、まさに一級品のサスペンスだね。

つづく