あらすじ
蔵海(ザンハイ)、無謀な賭けに出る
蔵海(ザンハイ)がさ、ついに動いたんだよ。一家を皆殺しにした3人目の犯人をおびき出すためにね。で、どうしたかっていうと、皇宮にある癸璽(きじ)っていうお宝を盗みに入るんだ。これがまた無茶な作戦でさ。
含章殿っていう場所に何とか忍び込んで、癸璽をゲットするんだけど。そこに曹静賢(ツァオ・ジンシエン)たちが現れて、あっさり奪われちゃう。しかも、時全(シー・チュエン)ってやつが曹静賢(ツァオ・ジンシエン)の養子だったなんて、ここで判明するわけ。マジかよって感じだよな。
壮絶すぎる戦いの果て
そこに蔵海を助けに明玉粛提(めいぎょくしゅくてい)と香暗荼(シアン・アン・トゥー)が駆けつける。もう、大乱戦だよ。でも、悲劇が起きるんだ。明玉粛提が蔵海たちをかばって矢を受けてしまう。そして最後の力を振り絞って、曹静賢(ツァオ・ジンシエン)の体を剣で貫いた。壮絶すぎるって。彼女の覚悟には胸を打たれたよ。
ネタバレ
香暗荼(シアン・アン・トゥー)、絶体絶命のピンチ
明玉粛提が死んだことで、話がめちゃくちゃややこしくなる。皇帝は癸璽が盗まれたのとタイミングが合ったから、明玉粛提が犯人だと疑うんだ。それで、香暗荼がいる質宮とかを兵で囲んじゃう。香暗荼は母親の亡骸を城外に送って、悲しみに暮れてる。
その間に、故郷の冬夏では姉妹の明顔銀術(ミンイェン・インシュウ)が新女王になってる。この新女王がひどいんだ。香暗荼の郡主っていう身分を剥奪して、大雍の好きにしていいよとか言い出す始末。味方だと思ってたのに、最悪の裏切りだよな。
追い打ちをかけるように、曹静賢が仕掛けた罠が発動する。香暗荼が国に不満を持ってて、情報を流してたっていう偽の手紙が見つかるんだ。これで完全にアウト。香暗荼は捕まっちゃう。蔵海は目の前で見てるのに、手が出せない。これは悔しいだろうな。
蔵海、決死の行動
もう黙ってられない蔵海は、高明(ガオ・ミン)に頼んで偽の通行証を作らせる。それで大牢に忍び込んで、香暗荼に会うんだ。絶対助けるから待ってろって。ここはグッとくるよな。これ以上、大切な人を失いたくないっていう気持ちが伝わってくる。
そして、蔵海は最後の手段に出る。皇帝に直接会って、全部話すことを決めるんだ。もし朝までに戻れなかったら、仲間を連れて都から逃げろって手紙まで残してさ。もう覚悟が決まってる。
ついに明かされる真実
蔵海は皇帝の前にひざまずいて、罪を告白しようとする。そしたら皇帝、いきなりこいつを縛り上げろ!って命令するんだ。ビビるよな。でも、蔵海が含章殿で見た鹿と雁の彫刻の話をする。それが皇帝と蔵海の父・蒯铎(クァイ・ドゥオ)の絆の証だったんだ。
その瞬間、皇帝は蔵海が蒯铎(クァイ・ドゥオ)だって気づく。皇帝の態度がマジで180度変わる。そこから、皇帝が自分の過去と蒯铎(クァイ・ドゥオ)との関係を語り始めるんだ。
二人は学友で、親友だったこと。蒯铎が何度も皇帝の命を救ったこと。癸璽をめぐる話も出てくる。皇帝は癸璽を使って天下を取りたかった。でも蒯铎は、民が苦しむから戦争に使うなって反対してた。二人の間には、深い友情と、埋められない溝があったってわけだ。物語の核心に、一気に迫ってきた感じがする。
感想
いやー、今回は情報量が多すぎたな。明玉粛提の退場はショックだったけど、彼女の最期は本当にカッコよかった。香暗荼が罠にはめられて捕まるシーンは、こっちまで悔しくなったよ。でも、一番の見どころはやっぱり蔵海と皇帝の対面シーンだろ。蔵海の正体がバレた瞬間の緊張感と、そこから一気に明かされる過去の話。物語の根幹に関わる部分が見えてきて、めちゃくちゃ興奮した。皇帝もただの権力者じゃなくて、蒯铎との友情に揺れる人間らしい一面があるんだなって分かった。ここからどう動くのか、目が離せない。
つづく

