復讐を終えたと考えた蔵海(ザンハイ)は、都を去る準備を始める。だが、彼の師である趙秉文(ちょう へいぶん)は、腐敗した国を救うため力を貸してほしいと必死に説得する。一方、蔵海はまだ見つかっていない最後の仇をおびき出すため、ある計画を立てていた。趙秉文の誘いに応じ内閣で働き始めた蔵海は、師のそばで働きながら、過去の事件の真相を探り始める。やがて、彼は宦官の曹静賢(ツァオ・ジンシエン)や学友たちの驚くべき過去の繋がりにたどり着く。信頼と裏切りが交錯する中、蔵海はついに最後の仇の正体に迫っていく。
「蔵海<ザンハイ>伝」あらすじネタバレ36話
ついに判明、3人目の仇の正体
辞めるフリ作戦、発動
蔵海(ザンハイ)はもう都を去る気でいた。内閣に辞表を出して、香暗荼(シアン・アン・トゥー)や高明(ガオ・ミン)たちと静かに暮らすつもりだったんだ。香暗荼(シアン・アン・トゥー)も屋敷の使用人たちに暇を出して、引越しの準備は万端。
でもな、これが蔵海(ザンハイ)の仕掛けた壮大な罠だった。
朝、荷造りしてたら高明(ガオ・ミン)がいない。どこ行ったかと思えば、なんと師匠の趙秉文(ちょう へいぶん)を連れて帰ってきた。趙秉文(ちょう へいぶん)は蔵海を無理やり連れ出す。行き先は都のスラム街だ。そこでボロボロの服を着た難民たちを見せるんだよ。この国は腐ってる。お前の兄、蒯铎(クァイ・ドゥオ)は民のために戦っていた。お前も残って国を正せって熱く語るわけ。
普通なら心打たれる場面だよな。でも蔵海は冷静だった。ずっと考えてたんだ。3人目の仇は本当に石一平(セキイッペイ)だったのかって。確信が持てなかった。だから辞めるって言ってみた。もし仇が近くにいるなら、銅魚を狙ってるはずだから、絶対に自分を手放さないはずだって。
趙秉文が必死に引き留める姿を見て、蔵海はすべてを悟った。こいつだ。俺の家族を殺した3人目の仇は、一番信頼していた師匠、趙秉文だったんだ。
怪しい師匠、趙秉文の二枚舌
蔵海は趙秉文の誘いに乗り、内閣で働くことにした。もちろん、そばで証拠を探すためだ。香暗荼は高明もグルなんじゃないかって疑ってる。まあ、趙秉文を連れてきたんだから当然だよな。
その頃、高明は趙秉文に会いに行ってた。蔵海が内閣の仕事に耐えられるか心配してるフリをしてな。趙秉文はあいつを兄と同じ目に遭わせるわけにはいかない。俺のそばに置けば安全だとか言ってる。その裏で、高明に蔵海から銅魚のありかを聞き出せって命令してた。もう真っ黒だろ。
内閣での趙秉文は、蔵海を特別扱いする良い上司そのもの。蔵海は真面目に働きながら、趙秉文の過去の決済書類を調べまくる。でも、書類上は清廉潔白な役人なんだよな。なかなか尻尾を出さない。
そんな中、香暗荼の家に八公子が遊びに来る。そこで飾ってあった絵を見て、八公子が言うんだ。これ、うちの父の絵だけど、どうしてここにあるの?って。その絵は、蔵海が石一平(セキイッペイ)の屋敷から押収したもの。点と点が繋がり始めた瞬間だった。
過去の繋がりがすべてを暴く
蔵海は夜遅くまで仕事してた。そこで同僚から重要な話を聞く。死んだ石一平は、生前、宦官の曹静賢(ツァオ・ジンシエン)や莊蘆隱(ジュアン・ルーイン)と対立していたってこと。蔵海は今まで石一平と曹静賢(ツァオ・ジンシエン)は仲間だと思ってたから、これはデカい情報だ。
同僚は、石一平が遺した名簿を蔵海に渡す。その名簿をめくると、とんでもない事実が書かれてた。宦官の曹静賢、宮廷に入る前の名前は陸憫。
蔵海はさらに調査を進める。古い宦官に話を聞くと、陸憫は自ら去勢して宮廷に入ったらしい。しかも、大雍学宮で学んでいたことも判明する。
すぐさま学宮の学生名簿を調べに行くと、そこには陸憫の名前があった。そして、その同級生の名簿には、趙秉文と莊蘆隱(ジュアン・ルーイン)の名前も並んでたんだ。
これで全部繋がった。趙秉文、莊蘆隱、そして宦官の曹静賢こと陸憫。この3人は学友だった。蔵海の家族の悲劇は、こいつらの過去の繋がりから始まっていたんだ。
すべてのピースがはまった蔵海は、もう迷わない。香暗荼に頼むんだ。明日、趙秉文を家に招く。すべての真相を問いただし、ケリをつけるってな。
今回の感想、言わせてもらうぜ
いやー、今回マジでしびれたな。まさかあの人が黒幕だったとは。一番の味方で、尊敬すべき師匠だと思ってた趙秉文が、実は最後の仇だった。この展開は予想してても喰らうものがある。清廉潔白な善人に見せかけて、裏ではとんでもない計画を進めてる。その二枚舌っぷりにはゾッとしたよ。
蔵海の頭のキレ具合もヤバい。辞めるフリをして相手を炙り出すとか、普通じゃ思いつかねえよ。復讐のために冷静に罠を張る姿は、もはやただの青年じゃない。完全に策略家だ。
高明がどっち側なのか、まだハッキリしないのもモヤモヤするよな。趙秉文に利用されてるだけなのか、それとも…。彼の行動一つ一つが疑わしく見えてくる。
結局、すべての因縁は学生時代に始まってたってことか。過去の繋がりが現在を縛るって、なんかリアルでえぐいよな。とにかく、真実が一気に明らかになって、息つく暇もなかった回だった。
つづく

