廃鉱で起きた突然の爆発事故。羅疏香(ルオ・シューシャン)と斉夢麟(ジャイ・ズールー)は、他の娘たちと共に崩れた坑内に閉じ込められてしまう。出口は完全に塞がれ、空気も薄くなっていく絶望的な状況だ。

知らせを受けた韓慕之(カン・ボシ)は、現場に駆けつける。目の前で起きた惨状に言葉を失うが、すぐに自ら先頭に立って必死の救出作戦を開始する。

一方、暗闇と死の恐怖の中、羅疏香の意識は薄れていく。彼女を励ます斉夢麟。果たして、韓慕之の執念は届くのか。彼らは無事に生還できるのか。極限状態が、登場人物たちの隠された想いを浮かび上がらせる。

「錦嚢風月譚(きんのうふうげつたん) 清光が照らす真実」あらすじネタバレ16話

いやー、今回の16話はマジで息が詰まる展開だったな。羅疏香(ルオ・シューシャン)と斉夢麟(ジャイ・ズールー)が閉じ込められちまうんだから。こっちはハラハラしっぱなしだよ。

絶望の廃鉱、救出劇の始まり

銭大有(チェン・ダーヨウ)に案内されて、韓慕之(カン・ボシ)たちが廃鉱に着く。その瞬間、目の前で鉱山がドカーンと大爆発。もうね、韓慕之(カン・ボシ)の顔が真っ青。そりゃそうだよな。中に羅疏香(ルオ・シューシャン)がいるんだから。

彼は完全に冷静さを失う。銭大有(チェン・ダーヨウ)の胸ぐらを掴んで、思いっきり殴りつける。まあ、気持ちは痛いほどわかる。

そこから韓慕之の必死の救出作戦が始まる。崩れた入り口の岩を素手でどかそうとする。無茶だってわかってるけど、もう止まれない。部下たちに別の入り口を探させ、自分は掘り続ける。

やがて、枯れ井戸が別の入り口につながってるとわかる。韓慕之はすぐさま部下を連れて井戸に飛び込む。彼の執念、ハンパない。

生と死の狭間で

一方、鉱山の中。羅疏香と斉夢麟(ジャイ・ズールー)、それに他の娘たちは奇跡的に生きていた。王茂(ワン・マオ)って男が身を挺して庇ってくれたおかげだ。彼は死んでしまった。

ただ、出口は完全に岩で塞がれている。体力もどんどん奪われていく。羅疏香は意識が朦朧とし始める。そんな彼女を、斉夢麟が必死に励ますんだ。寝るな、死んじまうぞって。

弱っていく中で、羅疏香の頭に浮かぶのは韓慕之との思い出ばかり。もう彼女の心は、完全に韓慕之のものなんだよな。斉夢麟がお前の心の中にいる男は誰だ?って聞く。でも、羅疏香は答える前に意識を失いかける。このシーン、切なすぎる。

ついに再会、そしてheartbreak

韓慕之たちは井戸の中から岩を運び出し続ける。みんなヘトヘトだ。もうダメかと思ったその時、韓慕之が壁を叩く音が、かろうじて斉夢麟に届く。

誰かいるぞ!

斉夢麟は羅疏香たちを起こし、みんなで壁を叩き返す。外の韓慕之もその音に気づく。希望が見えた瞬間だ。彼は部下たちを奮い立たせ、最後の力を振り絞る。

そして、ついに壁に穴が開いた。

韓慕之は中にいる羅疏香を見つけると、もう感情が爆発する。彼女を力いっぱい抱きしめて離さない。羅疏香も彼の胸で泣きじゃくる。ドラマチックすぎる再会だ。

その光景を、斉夢麟はただ呆然と見ていた。羅疏香の想い人が誰なのか、ここで悟ってしまったわけだ。彼の恋は、始まった瞬間に終わった。見てるこっちの胸が痛くなるよ。

結ばれた二人

救出後、陳梅卿(チェン・メイチン)が韓慕之に大事な話をする。彼は亡くなった棗花(ザオファ)の死化粧をしながら、悟りを開いていた。彼が言うんだ。羅疏香を逃すなと。

実は、羅疏香が韓慕之を避けていたのは、彼の出世の邪魔になりたくなかったから。賤籍の自分がそばにいたら、彼の将来がダメになる。そう考えて、わざと距離を置いていた。その真実を、陳梅卿(チェン・メイチン)が韓慕之に伝える。

それを聞いた韓慕之が、黙っていられるわけがない。すぐに羅疏香の元へ走る。婚約者の劉婉(リュー・ワン)とは婚約を破棄する。お前と一生一緒にいたい。そう言って、母親の形見の腕輪を彼女に渡す。これ、もうプロポーズだよな。羅疏香は涙を流して受け入れる。

その夜、二人は酒を酌み交わす。羅疏香は夢を語る。いつか賤籍から解放されて、自由に旅がしたい、と。韓慕之は、もう解放の申請は済ませてあると答える。二人の未来は、ようやく明るく照らされた。

一方で、斉夢麟は一人でヤケ酒だ。川辺でめちゃくちゃに飲んで酔いつぶれる。彼の頭の中は、羅疏香と死線をさまよった記憶でいっぱい。本当にやるせない。

第16話の感想

今回は救出劇の緊迫感と、その後の恋愛模様のコントラストがすごかった。前半は息をのむサスペンス。韓慕之の羅疏香への想いの強さが、岩を掘る執念からビシビシ伝わってきた。愛する人を救うためなら、人はここまで必死になれるんだな。

そして、救出後の展開。斉夢麟の失恋が確定した瞬間は、本当に胸が締め付けられた。韓慕之と羅疏香が抱き合う姿をただ見つめることしかできないなんて、あまりにも残酷だ。彼は最高の当て馬役を果たしたよ。彼のヤケ酒シーンは、こっちまで飲みたくなった。

陳梅卿のキャラクターの変化も良かった。悲劇を乗り越えた彼の言葉が、二人の関係を決定的に動かした。彼の助言がなければ、韓慕之と羅疏香はすれ違ったままだったかもしれない。

とにかく、ハラハラとキュンキュンが詰まった神回だった。

つづく