韓慕之(カン・ボシ)と羅疏香(ルオ・シューシャン)の距離が縮まり、二人は互いへの想いを強くする。韓慕之は過去の婚約を清算しようと決意するが、そこに当の婚約者・劉婉(リュー・ワン)が父親と共に現れる。劉婉(リュー・ワン)は韓慕之と羅疏香の特別な関係に気づき、嫉妬の炎を燃やす。彼女は羅疏香の過去を利用し、皆の前で恥をかかせようと画策。二人の恋に、大きな障害が立ちはだかる波乱の回。

「錦嚢風月譚(きんのうふうげつたん) 清光が照らす真実」あらすじネタバレ17話

第17話:婚約者、現る

いやー、今回はマジで波乱の回だった。恋のライバルっていうか、とんでもない女が登場したからね。早速、何が起こったか話していくよ。

韓慕之(カン・ボシ)への想いと、忍び寄る影

まず、羅疏香(ルオ・シューシャン)の話から。彼女、県学堂で教える韓慕之(カン・ボシ)の姿を見て、完全に惚れ直しちゃったんだ。知的で、信念があって、そりゃカッコいいよな。でも、だからこそ悩むわけ。自分みたいな身分の女が、彼の将来の邪魔になるんじゃないかって。健気だよな。

そんな彼女の気持ちを知ってか知らずか、韓慕之は出世なんて興味ない。心に恥じない生き方がしたいだけだなんて言うんだ。もう、これ以上惚れさせるなよって感じ。二人はいい雰囲気でデートから帰ってくる。

周りの反応も面白い。蔡包子(ツァイ・パオズ)はよかったじゃない!って大喜び。一方で、検視官の徐仵作(じょごさく)はちょっと心配顔。韓慕之には、劉儀清(リウ・イーチン)っていうお偉いさんの娘、劉婉(リュー・ワン)との婚約話があるからね。恋にうつつを抜かしてキャリアを棒に振るなよ、って親心みたいなもんだな。

一番気の毒なのが斉夢麟(ジャイ・ズールー)だ。食堂で皆が韓慕之を褒めてるのを聞いて、面白くない。飯も食わずに店を出る。その帰り道で、羅疏香(ルオ・シューシャン)と韓慕之が仲良く歩いてるのを見ちゃったんだ。もう、完全にノックアウトだよ。見てるこっちが切なくなる。

嵐の前の決意

このままじゃダメだと思ったんだろうな。韓慕之は、婚約を正式に断るため、夜通しで劉儀清(リウ・イーチン)に手紙を書く。羅疏香への本気度が伝わってくる。

その頃、失恋(?)した斉夢麟(ジャイ・ズールー)はとんでもない行動に出る。韓慕之を超えるために猛勉強すると宣言。なんと、今まで大事にしてた物語の本を全部燃やしちまった!おいおい、そこまでしなくてもいいだろってツッコミたくなる。彼のこういう極端なところが、なんか憎めないんだよな。

韓慕之のもとに、劉儀清から返事が届く。内容は衝撃的だった。近々、臨汾県に視察に行く。県衙に泊まるって。しかも、汚職事件の調査も兼ねてるらしい。県令の陳梅卿(チェン・メイチン)はこれはヤバいことになるぞって顔。韓慕之のために冷や汗をかいてる。そりゃそうだ。婚約破棄の手紙を送った相手が、娘を連れて乗り込んでくるんだから。

婚約者・劉婉(リュー・ワン)、登場

そして、ついにその日が来た。劉儀清は、娘の劉婉(リュー・ワン)を連れて臨汾県にやってきた。目的は、韓慕之との結婚の日取りを決めること。タイミング最悪!

劉儀清は韓慕之の仕事ぶりを褒めつつも、チクリと釘を刺す。斉夢麟みたいな奴とは距離を置けとか、役人としての心得を偉そうに語る。まあ、娘の婚約者だから色々言いたいんだろう。

この状況に一番心を痛めてるのは、もちろん羅疏香だ。韓慕之の婚約者が来て、結婚の話を進めてる。それを知って平気でいられるわけがない。斉夢麟も彼女を慰めたいけど、どう声をかけていいか分からず、オロオロするだけ。

直接対決、そして屈辱

ここからが本番。婚約者の劉婉(リュー・ワン)、この女がとんでもない。彼女は、韓慕之が羅という姓の女性を救おうとしていることを知っていた。韓慕之の手紙に羅都頭の名前が頻繁に出てくることから、二人が関係者だと疑う。

侍女に調べさせて、あっという間に羅疏香が女性であること、そして韓慕之が救おうとしている本人だと突き止める。仕事が早い。その執念、別のことに使ってほしいよ。

劉婉(リュー・ワン)は羅疏香を呼び出す。その場には、わざと嫌味なプレゼントを用意していた。それは錦嚢(きんのう)、つまり巾着袋。そして、皆の前でこう言うんだ。あなたの妓楼での名前は『錦嚢』だったそうねって。最悪だろ!人の過去をえぐって、プライドをズタズタにするやり方。

そこに韓慕之が駆けつけて、羅疏香を連れてその場を離れる。彼は俺は誰の力も借りずに、自分の力で良い役人になる。君のことも必ず守る。婚約は解消するから、信じて待っていてくれと約束する。カッコいいけど、事が大きくなる前にちゃんとやっとけよ!って言いたい。

韓慕之は劉婉(リュー・ワン)に婚約破棄を伝える。でも、彼女は嫌よの一点張りで聞く耳を持たない。

話はこれで終わらない。劉婉(リュー・ワン)の嫌がらせは、さらに陰湿になる。彼女は観劇会を開き、そこに羅疏香を招待する。羅疏香は韓慕之に相談したかったけど、彼は父親の劉儀清に捕まってて話ができない。

招待を断れず、会場に行く羅疏香。そこは上流階級の令嬢たちが集まる場所だった。劉婉(リュー・ワン)は、またしても皆の前でこの人は鳴珂坊の出身なのよと暴露。さらに、皆のために琵琶を弾いて楽しませてちょうだいと命令する。公開処刑だよ、これは。

羅疏香は、屈辱に耐えながら琵琶を弾き始める。昔の辛い記憶が蘇る。一曲終わっても、劉婉(リュー・ワン)はさあ、皆さん、どんどんリクエストしてと煽る。羅疏香は、ただ黙って弾き続けるしかなかった。その時、知らせを聞いた韓慕之が会場に駆け込んできた。今回はここで終わり。

今回の感想

いやー、劉婉(リュー・ワン)の性格が悪すぎて、見てるだけで胸糞悪くなったよ。こういう恋敵の登場はドラマの王道だけど、やり方が本当に陰湿。人の心の傷を的確に狙ってくるあたり、タチが悪い。韓慕之もさ、優しくて誠実なのは分かるけど、ちょっと脇が甘いよな。婚約者がいるなら、もっと早く、きっぱりケリをつけておくべきだった。彼の優しさが、結果的に羅疏香を深く傷つけることになってる。見ていて本当にもどかしい。

その分、羅疏香の健気さとか、斉夢麟の空回りっぷりが際立つ回だった。斉夢麟なんて、好きな子のために本を燃やして猛勉強とか、方向性はズレてるけど一途で応援したくなる。羅疏香には幸せになってほしいけど、この先、もっとひどい目に遭いそうで心配だ。韓慕之がどうやってこの状況を打開するのか。ただ、駆けつけるだけじゃダメだぞ、韓慕之!

つづく