宴席で劉婉(リュー・ワン)から陰湿なイジメを受ける羅疏香(ルオ・シューシャン)。窮地を救ったのは、韓慕之(カン・ボシ)ではなく斉夢麟(ジャイ・ズールー)だった。そんな中、ある殺人事件に冤罪の可能性が浮上する。真実を求めて河津県へ向かった羅疏香と斉夢麟だが、そこで遭遇したのは生首を運ぶ謎の集団だった……。
「錦嚢風月譚(きんのうふうげつたん) 清光が照らす真実」あらすじネタバレ18話
宴席での屈辱と、対照的な二人の男
劉婉(リュー・ワン)が開いた宴席での出来事です。彼女は皆の前で羅疏香(ルオ・シューシャン)を辱めようと、余興として琵琶を弾くよう命じました。さらに意地悪く、友人たちに好きな曲をリクエストさせる始末。羅疏香は韓慕之(カン・ボシ)に迷惑をかけたくない一心で、じっと耐えて演奏を始めます。
騒ぎを聞きつけた韓慕之(カン・ボシ)が駆けつけますが、劉婉(リュー・ワン)の機嫌を損ねることを恐れ、その場に立ち尽くすだけ。そこへ颯爽と現れたのが斉夢麟(ジャイ・ズールー)でした!彼は総督の息子という立場をフルに使い、羅疏香をかばいます。劉婉(リュー・ワン)の侍女が口答えすると、斉夢麟(ジャイ・ズールー)は容赦なく叱責。劉婉(リュー・ワン)が反論しても、彼は痛烈な皮肉で言い返し、彼女を黙らせてしまいました。
さらに、他の令嬢たちが羅疏香の身分を嘲笑すると、斉夢麟(ジャイ・ズールー)は彼女たちを完膚なきまでに論破。そして、羅疏香の手を引いてその場を後にします。去り際、斉夢麟は韓慕之(カン・ボシ)に向かって偽善者だと吐き捨て、二度と羅疏香に関わるなと警告しました。
河原での涙と決意
河辺まで連れ出された羅疏香。斉夢麟は韓慕之の妾になんてなるなと説得します。羅疏香の心には、公衆の面前で辱められた悲しみと、愛する韓慕之が助けてくれなかったことへの深い失望が刻まれていました。
冤罪の疑いと新たな旅立ち
一方、県衙(役所)には新たな訴えが。臨汾の富商・呂万昌の息子が、父の冤罪を晴らしてほしいと駆け込んできました。呂万昌は隣人を殺害した罪で捕まりましたが、息子は父は家族を守るために嘘の自白をさせられたと主張。実は河津県で捕まった盗賊が、この事件の犯行を自供したというのです。
韓慕之はこの件を劉婉(リュー・ワン)の父・劉儀清(リウ・イーチン)に相談しますが、些細な事件に関わって出世を棒に振るなと釘を刺されます。さらに斉夢麟が宴席で暴れた件でも叱責され、韓慕之は不満を募らせます。彼は役所内に劉儀清(リウ・イーチン)への内通者がいると疑い、陳梅卿(チェン・メイチン)を河津県へ調査に向かわせることにしました。
この話を聞いた羅疏香は、事件に不審な点が多いこと、そして劉婉(リュー・ワン)から距離を置きたいという思いから、同行を志願します。それを聞きつけた斉夢麟も僕も行く!と強引についてくることになりました。
戦慄!船上の生首事件
河津県の渡し場に到着した羅疏香と斉夢麟。そこで斉夢麟は、小舟の上で争う物乞いの子供たちを目撃します。彼らの師匠らしき老人が漕ぐ船には、なんと血痕が。不審に思った斉夢麟が近くの酒瓶を開けると……中には人間の生首が入っていたのです!
その瞬間、子供たちが短剣で襲いかかってきました。羅疏香はとっさに斉夢麟の手を引き、川へと飛び込みます。
捕り物劇と深まる謎
間一髪のところで、蔡捕頭(ツァイほとう)が駆けつけ二人を救助しました。逃げた老人をおびき出すため、羅疏香は自ら囮になって船に乗り込みます。斉夢麟も加勢し、石を投げて犯人をひるませるなど大活躍。地元の捕頭・楊展とも協力し、無事に犯人グループを一網打尽にしました。
その後、捕らえた盗賊たちを取り調べますが、彼らの証言はどこか不自然です。まるで台本を読んでいるかのようにスラスラと答える彼らに、羅疏香は違和感を抱きます。そこへ牢番の宋という男が割って入り、話を終わらせようとしました。
羅疏香たちは、盗賊たちが誰かの身代わりになっていると確信。彼らの妻を尾行すると、夫が捕まったはずなのに妻は上機嫌で買い物をしています。羅疏香は、臨汾の役所と河津の誰かが結託し、組織的に身代わり犯人を用意しているのではないかと推理するのでした。
第18話の感想
今回は韓慕之の株が大暴落ですね……。愛する人が辱められているのに、保身に走って動けないなんてガッカリです。対照的に、斉夢麟のかっこよさが爆発していました! 権力を笠に着る相手には、さらに上の権力でねじ伏せる。スカッとしましたね。そして、酒瓶から生首が出てくるシーンは本当にゾッとしました。ミステリー要素も本格的になり、役所の闇も深そうで続きが気になります。
つづく

