総督の息子・斉夢麟(ジャイ・ズールー)が泥棒と間違われる騒動が発生!
その騒ぎの中、ある屋敷の正妻が不義の疑いをかけられてしまいます。
羅疏香(ルオ・シューシャン)と劉婉(リュー・ワン)は彼女の無実を晴らすために調査を開始しますが、鍵を握る男が謎の死を遂げて……。
屋敷に渦巻く女の嫉妬と、その裏に隠された衝撃の過去が明らかになります。
「錦嚢風月譚(きんのうふうげつたん) 清光が照らす真実」あらすじネタバレ21話
総督の息子を泥棒扱い!?
物語は、とんでもない勘違いから始まります。
臨汾県の教諭である周賢(ジョウ・シエン)は、自分が泥棒として捕らえた若者が、なんと斉総督の息子・斉夢麟(ジャイ・ズールー)だと知り、顔面蒼白になります。
斉夢麟(ジャイ・ズールー)はただ、羅疏香(ルオ・シューシャン)に会いたくて塀を乗り越えただけなのですが、周賢は彼を妻の不倫相手だと疑っていたのです。これまでこんな屈辱を受けたことのない斉夢麟(ジャイ・ズールー)は激怒。周賢はひたすら平謝りするしかありませんでした。
そんな中、周賢の側室である小月(シャオユエ)が、正妻の薛文茵(シュエ・ウェンイン)の部屋から男性の下着が見つかったと騒ぎ立てます。小月はこれを不義の証拠だと主張しますが、周賢は斉夢麟への対応で手一杯。劉婉(リュー・ワン)は機転を利かせ、斉夢麟と羅疏香をその場から連れ出しました。
正妻を追い詰める側室の罠
劉婉(リュー・ワン)は、従姉である薛文茵が罠に嵌められたと見抜いていました。
そこで羅疏香に、屋敷に滞在して薛文茵の無実を証明してほしいと頼みます。
義理堅い羅疏香はこれを快諾。
斉夢麟も心配して残りたがりますが、韓慕之(カン・ボシ)への報告のため、しぶしぶ帰っていきました。
薛文茵の話によると、彼女には子供がおらず、後から入った側室の小月が男児を産んでからというもの、立場が逆転してしまったそうです。小月は薛文茵を追い出し、正妻の座を狙っている様子。さらに、侍女が寝室に侵入した怪しい男の後ろ姿を目撃していたことも判明します。
羅疏香たちは調査を進めますが、なかなか証拠が出ません。唯一怪しいのは、小月の紹介で雇われた馬丁の牛大力(ニウ・ダーリー)。しかし彼は酔っ払っており、話を聞こうとしても暴れるばかりでした。
偽装自殺と幽霊作戦
翌朝、事態は急変します。
なんと、重要参考人の牛大力が馬小屋で死んでいるのが見つかったのです。
小月は薛文茵が彼を追い詰めて自殺させたと主張。
周賢は世間体を気にして、自殺として処理し、急いで遺体を片付けようとします。
これは自殺ではないと直感した羅疏香ですが、検視を拒否されてしまいます。そこで彼女は、一晩中屋敷を見張っていた斉夢麟に協力を依頼。斉夢麟が牛大力の怨霊に扮して馬小屋を荒らし、血の手形を残すという一芝居を打ちました。
これに怯えた周賢は、お祓いをすることに同意。そこへ法師に変装した徐仵作(じょごさく)が乗り込み、儀式のふりをして密かに検視を行います。
県令・韓慕之(カン・ボシ)の登場と衝撃の真実
一方、韓慕之(カン・ボシ)は羅疏香の帰りが遅いのを心配し、ついに周家へ乗り込んできました。
周賢は、新任の県令である韓慕之が、まさか妻の従妹・劉婉(リュー・ワン)の婚約者だとは知らず、態度を一変させて媚びへつらいます。
このおかげで、周賢は薛文茵を粗末に扱えなくなりました。
そして、羅疏香と劉婉(リュー・ワン)は牛大力の遺品から決定的な証拠を見つけます。それは大金と、かつて壊滅した香堂で作られていた迷い薬啓栄丸でした。
ここで恐ろしい事実が繋がります。小月が妊娠したのは香堂へ行った直後。そして牛大力は香堂の元弟子だったのです。羅疏香は、牛大力が香堂で小月を乱暴し、その後、彼女を頼ってこの屋敷に潜り込んだのだと推理しました。側室の座を守るため、小月は過去を知る牛大力を始末したのかもしれません。
第21話の感想
斉夢麟が怨霊のふりをして暴れるシーン、可愛かったですね!
羅疏香のためなら何でもやる彼の一途さには、いつも癒やされます。
それにしても、周賢の長いものには巻かれろという態度の変わり身の早さには呆れましたが、韓慕之が登場してスカッとしました。
ただ、ラストの推理は衝撃的で重いです。単なる女同士の争いかと思いきや、過去の香堂事件がここで絡んでくるとは。小月もまた、被害者だった過去があるのかもしれません。複雑な心境になる展開でした。
つづく

