斉夢麟(ジャイ・ズールー)たちは変装して太原に潜入しますが、すでに実家は敵の手に落ちていました。

事件の真相を探る中で、身近な人物による裏切りの可能性が浮上します。

一方、劉婉(リュー・ワン)は父の反対を押し切り、愛する韓慕之(カン・ボシ)を支えるために行動を起こします。

敵の包囲網が狭まる中、絶体絶命の彼らを救うため、頼れるあの人物がついに動き出します!

「錦嚢風月譚(きんのうふうげつたん) 清光が照らす真実」あらすじネタバレ33話

劉婉(リュー・ワン)の決意と韓慕之(カン・ボシ)への愛

物語は、劉家での激しい親子喧嘩から幕を開けます。

父である劉儀清(リウ・イーチン)を見限り、娘の劉婉(リュー・ワン)に婚約破棄を迫りました。

しかし、劉婉(リュー・ワン)の意志は固いものでした。彼女は韓慕之(カン・ボシ)の才能だけでなく、汚れた官場に染まろうとしない彼の高潔な精神に惚れ込んでいるのです。彼以外とは結婚しません。もし無理強いするなら、尼になります!そう言い放つ娘に、さすがの劉儀清も言葉を失ってしまいます。この親子の攻防、劉婉(リュー・ワン)の愛の深さに胸を打たれますね。

一方、劉婉(リュー・ワン)は韓慕之の辞職願を見て居ても立っても居られず、彼がいる臨汾(りんふん)へと向かいます。彼女は彼に辞表を突き返し、官場の闇に負けないでと励ましました。韓慕之は、自分を選んでくれたのが劉儀清ではなく劉婉(リュー・ワン)自身だったと知り、涙を流して感動します。

二人は川辺で語り合い、韓慕之は不正と戦い抜くことを決意。別れ際、劉婉(リュー・ワン)は手作りの荷包(巾着)を渡し、二人の絆はより一層強固なものとなりました。

太原への潜入と深まる謎

場面は変わり、主人公たちの逃亡劇へ。

羅疏(ルオ・シューシャン)、斉夢麟(ジャイ・ズールー)、そして連書(リエン・シュー)の3人は変装して太原に戻ってきました。

夜闇に紛れて斉家へ近づきますが、屋敷は厳重に警備されており入れません。それどころか見つかってしまい、路地裏へ追い詰められてしまいます。絶体絶命のピンチを救ったのは、孫乾(スン・チェン)でした。

孫乾から衝撃の事実が告げられます。斉夢麟(ジャイ・ズールー)の父や家族はすでに捕らえられ、都へ護送されてしまったとのこと。証拠を見つけて無実を証明する!と息巻く斉夢麟(ジャイ・ズールー)ですが、現在の太原は劉儀清の支配下にあり、それはあまりに無謀な賭けでした。

3人は連書が昔住んでいたという廃屋に身を隠します。そこで斉夢麟は、なぜ今回の軍糧すり替え事件が起きたのか、冷静に記憶を辿り始めました。計画を知っていたのは、連書、食糧庫の役人、百戸、そして……斉家の信頼厚い連棋(リエン・チー)だけ。斉夢麟は、兄・斉雁錦(チー・イェンジン)が最も信頼する連棋こそが、裏切り者ではないかと疑い始めます。

絶体絶命!秦熠の包囲網

斉夢麟たちは、真相を探るために動き出します。

食糧庫の役人が謎の死を遂げたと聞き、その自宅へ潜入。

そこには大量の銀子と、玉春如烟と刺繍された手巾(ハンカチ)が隠されていました。

これは玉春楼の妓女・如烟(ルーイエン)のものでしょう。重要な手がかりです!

しかし、そこへ悪役・秦熠(チン・イー)が現れ、彼らを完全に包囲してしまいます。秦熠は斉家を破滅させると脅し、さらに羅疏に対して俺と結婚すれば斉夢麟の命だけは助けてやると卑劣な取引を持ちかけます。もちろん、羅疏はきっぱりと拒絶。激怒した秦熠の命令で、斉夢麟は激しい暴行を受けてしまいます。見ていて心が痛むシーンです……。

空から舞い降りた救世主

斉夢麟が痛めつけられ、万事休すかと思われたその時です。

黒装束の集団を引き連れ、斉雁錦(チー・イェンジン)が颯爽と現れました!

圧倒的な強さで秦熠の手下たちを蹴散らし、弟と羅疏を救出します。

この展開にはスカッとしましたね!

秦熠は地団駄を踏んで悔しがりますが、あとの祭り。斉雁錦は二人を連れて天龍山へと逃れ、山麓の隠れ家に彼らを匿うことにしました。

一方、劉家に戻った劉婉(リュー・ワン)は、父の病気が仮病だったと知ります。そこへ秦熠が報告に現れますが、劉婉(リュー・ワン)は彼を完全に無視。劉儀清は、斉夢麟を取り逃がした秦熠を叱責し、秦熠は恐怖に震えるのでした。

第33話の感想

今回は劉婉(リュー・ワン)の男前な一面が見られて最高でした!

韓慕之を信じ抜く彼女の姿勢は、まさに理想のパートナーですね。

そして、斉夢麟のピンチに駆けつけたお兄ちゃん、斉雁錦のかっこよさといったら!

ただ、信頼していた身内の中に裏切り者がいる可能性が浮上し、サスペンス要素も強まってきました。

秦熠の執着心も不気味さを増しており、山に逃げた彼らがどう反撃に出るのか、続きが気になって仕方ありません。

つづく