斉夢麟(ジャイ・ズールー)は疏羅香(ルオ・シューシャン)への仕返しを企みますが、その過程でついに彼女のある重大な秘密を知ってしまいます。

衝撃を受ける斉夢麟でしたが、川で身元不明の遺体を発見したことで事態は急変。

気まずさを抱えながらも、二人は協力して殺人事件の捜査に乗り出します。

遺留品から浮かび上がったのは、複雑に絡み合う男女の愛憎劇でした。

「錦嚢風月譚(きんのうふうげつたん) 清光が照らす真実」あらすじネタバレ6話

斉夢麟(ジャイ・ズールー)の勘違いと子供っぽい復讐

斉夢麟(ジャイ・ズールー)は、まだ疏羅香(ルオ・シューシャン)が男装していることに気づいていません。

彼女が鳴珂坊(めいかぼう)に戻るのを見て、金描翠(ジン・ミャオツイ)の身請け金がなくて戻るしかなかったんだなと勝手に同情してしまいます。

斉夢麟(ジャイ・ズールー)はお金を差し出して助けようとしますが、疏羅香(ルオ・シューシャン)は感謝するどころか皮肉で返しました。これに腹を立てた斉夢麟は、悔しさのあまり歯ぎしりし、彼女への報復を誓うのです。

一方、県令の韓慕之(カン・ボシ)の脱籍(身分を抜けること)のために奔走していました。玉媽媽(ユーママ)とも揉めるほど必死な様子に、周囲は彼が疏羅香に好意を持っていると察します。

そんな中、斉夢麟は懲りずにイタズラを仕掛けました。疏羅香のお茶に、体が熱くなる薬をこっそり混ぜたのです。お茶を飲んだ疏羅香は異変に気づき、すぐに斉夢麟の仕業だと察知しました。水を飲んでも熱さが引かず、彼女はたまらず冷たい川へと走り出します。

川辺での衝撃!ついに性別がバレる

斉夢麟は、疏羅香が恥をかく姿を見ようと川辺までついて行きました。

しかし、そこで衝撃の光景を目にします。

疏羅香が靴を脱ぐと、そこには白くて華奢な、明らかに女性の足があったのです。

まさか女だったのか!?斉夢麟は驚きのあまり、慌てて確認しようと近づきます。怒り心頭の疏羅香は、彼を思い切り川へ蹴り落としました。

川に落ちた斉夢麟が岸へ上がろうとしたその時です。目の前に全裸の男性の遺体が浮かんでいるのを発見してしまいました。彼は悲鳴を上げて気絶。疏羅香は文句も言わず、すぐに川へ飛び込んで斉夢麟を救助しました。

優しさと裏切り

騒ぎを聞きつけた野次馬たちが集まりますが、疏羅香が斉夢麟を助ける姿を見て驚きます。

疏羅香は冷静に馬車を手配し、気絶した斉夢麟と遺体を県衙(役所)へ運びました。

濡れた体で寒さに震える疏羅香を、韓慕之(カン・ボシ)は甲斐甲斐しく介抱します。そんな中、疏羅香は官媒婆(仲人)が玉媽媽から賄賂を受け取り、自分を売ろうとしていた事実を知りました。韓慕之(カン・ボシ)は激怒してその仲人を追い出し、疏羅香は彼の正義感に深く感謝するのでした。

水死体の謎と三角関係

翌朝、疏羅香は検視の様子を見に行きます。

遺体は顔が魚に食い荒らされており、誰なのか判別できない無惨な状態でした。

検視官の徐仵作(じょごさく)によると、死因は3日前の溺死とのこと。

疏羅香は、これが単なる事故ではなく殺人事件だと直感します。

一方、斉夢麟はまだ混乱していました。あいつが女だなんて信じられない周囲に確認して回りますが、県衙の中で疏羅香が女だと知らなかったのは、なんと斉夢麟だけだったのです。恥ずかしさのあまり、彼は疏羅香の前で気絶したフリをするしかありませんでした。

合同捜査の開始

気を取り直した斉夢麟は、疏羅香と共に捜査へ乗り出します。

聞き込みの結果、遺体の近くにあった船を3日前に借りたのは馮二郎という男だと判明しました。

船からは簪(かんざし)が見つかります。

馮二郎の家を訪ねると、そこには老いた母親だけがいました。家宅捜索で刺繍入りの巾着(荷包)が見つかりますが、母親は隣の梅紅英のものだと言います。

さらに捜査を進めると、複雑な人間模様が浮き彫りになりました。馮二郎と梅紅英は愛し合っていましたが、梅紅英の兄が反対し、彼女を別の男に嫁がせようとしていたのです。そして、その梅紅英の家庭教師をしていたのが、貧しくも美男子の孟樵生でした。

消えた男と隠れ家

孟樵生の部屋を調べると、馮二郎が持っていたものと同じ柄の巾着が出てきました。

斉夢麟は恋のトラブルで馮二郎が孟樵生を殺したんだと推理しますが、疏羅香はまだ確信が持てません。

県衙に戻った疏羅香は、韓慕之と一緒に食事をとります。そこへ斉夢麟も料理を持って現れ、奇妙な食事会となりました。ふと疏羅香は、馮二郎の母親が大量の饅頭(マントウ)を作っていたことを思い出します。あれは逃亡している息子に届けるためでは?

疏羅香と斉夢麟はすぐに馮家を見張りました。予想通り、母親が荷物を持ってこっそり外出します。後をつけると、廃屋に身を潜めていた馮二郎の姿を発見したのでした。

第6話の感想

ついに斉夢麟に疏羅香が女性であることがバレましたね!

足を見て気づくという展開にはドキドキしましたが、その直後に蹴り飛ばされる斉夢麟が不憫すぎて笑ってしまいました。

しかも、自分だけが知らなかったというオチまでついてくるとは。

後半は一気にミステリー色が強まりました。顔のない遺体、同じ柄の巾着、そして三角関係。馮二郎を見つけましたが、彼が犯人だと決めるのはまだ早そうです。韓慕之の疏羅香への溺愛ぶりも加速していて、こちらの恋の行方も気になります。

つづく