林池(りんち)の恋を実らせようと奮闘しますが、手紙の行き違いから大混乱が発生!

勘違いが重なり、なぜか全員が陌軽塵(はくけいじん)の部屋のクローゼットに隠れるという珍事態に発展します。

一方、陌軽塵(はくけいじん)との結婚に向けて動き出しますが、そこには120個の厳しいルールが待ち受けていて…?

「初恋ロマンス」あらすじネタバレ14話

勘違いから始まった恋の行方

林池(りんち)の仲を取り持とうと画策します。

二人を引き止めてお酒を飲ませようとしますが、気まずさから裘婉(きゅうえん)はその場を離れてしまいました。

林池(りんち)はすぐに師匠を追いかけ、姫定欒(きていらん)ほど情に厚い人はいない、逃したら後悔すると説得します。そんな時、侍女の凌画(りょうが)がお菓子と手紙を持ってきました。手紙には詩が書かれており、林池(りんち)から師匠への誘いだと勘違いしてしまいます。

その頃、約束の場所へ向かった裘婉(きゅうえん)ですが、そこにいたのは姫定欒ではなく陌軽塵(はくけいじん)でした。間違いに気づいた彼女は慌てて逃げ帰ります。一方、林池も酒席に戻ると、そこには酔いつぶれた姫定欒の姿が。ここでようやく、林池も自分たちが盛大な勘違いをしていたことに気づくのでした。

クローゼットの中は大渋滞!?

泥酔した姫定欒は、ふらふらと陌軽塵(はくけいじん)の部屋へ入り込み、そのままベッドで眠ってしまいます。

何も知らない林池が陌軽塵(はくけいじん)を探して部屋に入ると、ベッドに誰かがいるのを見て驚愕。

とっさに部屋のクローゼットに隠れてしまいました。

そこへ陌軽塵が戻ってきて、ベッドにいる人物を林池だと思い込み、優しく謝罪を始めます。しかし、そこに裘婉も林池を探して部屋に入ってきました。彼女はベッドにいるのが姫定欒だと気づきます。

酔った勢いもあってか、姫定欒は裘婉に本心を告白。ずっと想っていたという言葉に、裘婉の怒りもすっかり消え失せました。いい雰囲気になり、二人がキスをしようとしたその瞬間!今度は凌書(りょうしょ)たちがやってきます。

驚いた裘婉は、とっさにクローゼットへ。なんと、そこには先客の林池がいました。さらに、凌書たちの声を聞いた姫定欒までもが、同じクローゼットに逃げ込んできたのです。狭い空間にすし詰め状態の3人。結局、全員で気まずそうに出てくる羽目になり、何も知らない凌書たちはかくれんぼですか?と首をかしげるのでした。

120個の結婚の条件

翌朝、すっかり仲直りした裘婉と姫定欒。

陌軽塵は、二人の仲を取り持ったお礼として、裘婉に自分と林池の仲人を頼むことにしました。

林池は大喜びですが、裘婉と姫定欒は厳しい条件を突きつけます。

なんと、結婚のためのルールが120個以上も書かれた紙を渡されたのです。これにはさすがの陌軽塵もやっぱり仲人は別の人に…と弱気になります。しかし、凌画から愛があればどんな条件もクリアできるはずと励まされ、彼は覚悟を決めました。

陌軽塵として愛されたい

いよいよ結納の日。

しかし、裘婉は結納書を突き返してしまいます。

理由は、名前が皇族としての姫定嵐ではなく、陌軽塵と書かれていたからでした。

林池は名前を書き直してほしいと頼みますが、陌軽塵は譲りません。君が嫁ぐのは皇族の姫定嵐ではなく、この陌軽塵だ彼は、身分ではなく自分自身を見てほしいという強い想いを込めていたのです。

その夜、陌軽塵は皇帝である父への報告の手紙に悩み、一睡もできませんでした。事情を知らない林池は、もしかして120個のルールのせいで結婚を後悔しているのでは?と不安になります。

居ても立っても居られなくなった林池は、自分からプロポーズする!と決意。勇んで陌軽塵のもとへ向かいますが、そこで彼が大臣たちと話しているのを立ち聞きしてしまいます。大臣たちは身分の違いを理由に結婚に反対していましたが、陌軽塵はきっぱりと言い放ちました。私は林池以外の誰とも結婚しないその揺るぎない愛の言葉を聞いた林池は、幸せを噛みしめるのでした。

第14話の感想

今回はなんといってもクローゼットのシーンが最高でした!

シリアスな展開かと思いきや、まさかの全員集合。

狭い中にぎゅうぎゅう詰めになっている絵面は、完全にコントですよね。

笑いあり、胸キュンありのバランスが絶妙です。

そして、ラストの陌軽塵のセリフには痺れました。皇子という肩書きではなく、一人の男として林池を愛し、愛されたいという彼の誠実さが伝わってきます。林池が立ち聞きしてニヤニヤしてしまう気持ち、すごく分かりますよね。

つづく