皇帝と対立した元侃(げんかん)がまさかの投獄!?
しかし、それは宮廷に潜む巨大な悪をあぶり出すための危険な賭けでした。
ついに黒幕が動き出し、宮中で命がけの反乱が勃発します。
何も知らずに宴に呼ばれた劉娥(りゅうが)は、歴史を揺るがす大事件の渦中へ。
彼女の勇気ある行動が、国の運命を大きく変えることになります。
「大宋宮詞 ~愛と策謀の宮廷絵巻~」あらすじネタバレ3話
父と子の亀裂、そして牢獄へ
元侃(げんかん)は、徳昭の死について納得がいかず、父である皇帝に詰め寄ります。
なぜ徳昭を許さなかったのですか!
悲痛な叫びも虚しく、皇帝は息子からの疑いの目に激怒。なんと元侃を牢獄へ入れてしまうのです。
これに慌てたのが皇后です。別の者を太子になどと口走ってしまい、火に油を注ぐ結果に。皇帝は朝廷のことに口を出すなと皇后を一喝します。
翌日の朝議では、大臣たちが元侃の助命を嘆願しました。そこで重臣の趙普(ちょうふ)が提案し、大理寺の寇準(こうじゅん)がこの件を調査することになります。
寇準(こうじゅん)の捜査と郭大臣の深謀
寇準(こうじゅん)はさっそく襄王府(元侃の屋敷)へ向かい、現場検証を行います。
あの酒を用意したのは誰だ?
鋭い質問に、側室の潘玉姝(はんぎょくしゅ)は腰を抜かしてしまいました。
正室の郭清漪(かくせいい)は、潘玉姝(はんぎょくしゅ)が犯人だと確信し、怒りのあまり刀を向けます。そこへ郭清漪(かくせいい)の父である郭大臣が駆けつけ、なんとか娘を止めました。
郭大臣は娘を諭します。皇帝が元侃を牢に入れたのは、次に狙われるかもしれない彼を一番安全な場所へ隠すためなのだ皇帝の真意は、息子を守ることだったのですね。
仕掛けられた罠
一方、劉娥(りゅうが)は自分を尾行していた男の特徴から、黒幕が秦王であると推測します。
蘇義簡(そぎかん)を通じて、この情報を郭大臣に伝えました。
その夜、寇準は皇后に呼び出されます。皇后は暗に元侃を犯人に仕立て上げろと指示。寇準は翌日の朝議でその通りに元侃を弾劾し、皇帝は元侃を庶民に落とし、都からの追放を命じました。
実はこれ、すべて秦王を油断させるための大芝居だったのです。
宴の席での反乱
好機と見た秦王一派は、ついに謀反を起こします。
秦王の妻(王妃)は、皇后が開く宴の席に、踊り子に扮した刺客を送り込む計画を立てていました。
しかし王妃自身は怪我で踊れません。
そこで何も知らない劉娥(りゅうが)を呼び出し、踊り子たちと一緒に練習させ、宮中へ送り込んだのです。
宴が始まり、秦王の軍隊が宮中へとなだれ込みます。激しい戦闘の中、踊り子の一人が隠し持っていた刃で皇帝を襲いました。とっさに劉娥(りゅうが)がその踊り子を止め、皇帝の命を救います!
秦王も自ら剣を執って皇帝に向かいますが、護衛に取り押さえられました。ここで皇帝が種明かしをします。秦王の味方だと思っていた軍はすでに制圧済み。皇孫殺害も、徳昭の死も、すべて秦王の野心が招いたことだと暴かれたのです。
秦王の最期と劉娥の運命
牢獄の秦王妃を劉娥が訪ねます。
王妃は息子の身を案じていましたが、劉娥が宮中で面倒を見ると約束すると、安心して自ら命を絶ちました。
その後、皇帝が秦王の牢を訪れます。秦王は兄上こそ、兄弟を殺し疑う冷酷な人間だと皇帝の偽善を罵りました。皇帝は何も答えず、自らの手で弟である秦王を殺害。冷徹な一面を見せつけ、その場を去ります。
事件は解決し、劉娥の無実も証明されました。郭清漪(かくせいい)も、父が劉娥を殺そうとしていたことを知り、劉娥へのわだかまりを解きます。しかし、平穏は長く続きません。
皇帝が病に倒れ、見舞いに来た元侃に対し、非情な命令を下します。劉娥は災いをもたらす星だ。屋敷から追い出せ命の恩人である劉娥を遠ざけろという皇帝。元侃の必死の抗議も、皇帝の耳には届かないのでした。
第3話の感想
まさか皇帝自ら弟を手にかけるとは……。
秦王のお前こそ冷酷だという最期の言葉が、皇帝の心にどう響いたのか気になります。
それにしても、劉娥の活躍ぶりは凄かったですね。
暗殺計画を知らずに踊っていたのに、とっさに皇帝を守るなんて、ただ者ではありません。
命を救ったのに災いの星扱いされてしまう劉娥が不憫でなりません。
元侃との愛がどうなるのか、前途多難すぎてハラハラします。
つづく

