黄河の氾濫により、趙恒(ちょうこう)を含む3人の皇子は被災地へ派遣されます。
しかし、趙恒(ちょうこう)の愛する劉娥(りゅうが)は彼の元を去り、行方不明に。
現地では無能な兄たちが混乱を招く中、趙恒は命がけで民衆を守り、信頼を勝ち取っていきます。
一方、姿を消した劉娥にはある重大な秘密が隠されていました。
「大宋宮詞 ~愛と策謀の宮廷絵巻~」あらすじネタバレ4話
劉娥(りゅうが)の失踪と新たな命
黄河の堤防が決壊し、大洪水が発生してしまいました。
朝廷では対応に追われますが、趙恒(ちょうこう)の頭の中は劉娥(りゅうが)のことでいっぱいです。
父帝に劉娥の助命を嘆願し続ける彼に、皇帝は激怒。
結局、皇帝は3人の皇子全員に治水のため現地へ向かうよう命じました。
屋敷に戻った趙恒(ちょうこう)ですが、そこに劉娥の姿はありませんでした。彼女は自分が趙恒(ちょうこう)の足かせになることを恐れ、ひっそりと京城を離れていたのです。逃亡の最中、劉娥は自分の体に新しい命が宿っていることに気づきます。趙恒の子を身ごもっていたのですね。
一方、趙恒は劉娥がいなくなったことで憔悴しきっていました。それでも勅命には逆らえず、蘇義簡(そぎかん)へと出発します。もちろん、道中で劉娥の行方を探すことも忘れてはいません。
無能な兄たちと趙恒の覚悟
滑州に到着した趙恒と蘇義簡(そぎかん)が目にしたのは、溢れかえる難民と悲惨な状況でした。
ところが、同行した兄たちは救済どころか混乱を招くばかりです。
長男の楚王は食料配給の手際が悪く、暴動を誘発。次男の許王(元僖)に至っては、汚職の罪を部下に擦り付け、罪のない役人の息子を自殺に追い込んでしまいます。これには被災民の怒りが爆発しました。
民衆の怒りを鎮めるため、趙恒は驚くべき行動に出ます。なんと、自らの服を脱ぎ、蘇義簡にイバラの鞭で自分を打たせたのです。皇族としての責任を負うという彼の壮絶な姿に、民衆は心を打たれ、ひざまずいて鎮まりました。この覚悟には、兄たちも言葉を失い立ち去るしかありませんでした。
迫りくる洪水と宮廷の闇
その頃、劉娥もまた被災地にいました。
身重の体でありながら、倒れた老婆や飢えた子供たちを献身的に介抱しています。
彼女の優しさは、どんな過酷な状況でも変わりません。
一方、都の宮廷では不穏な空気が流れていました。病床の皇帝をよそに、皇后が赤い刺繍靴を履いているのを郭清漪(かくせいい)の乳母が目撃します。夫が重病の時に慶事の色である赤を身につけるとは、皇后の野心が垣間見える恐ろしいシーンです。
再会の予感と新たな危機
滑州では再び大雨が降り、洪水が城門に迫っていました。
趙恒は自ら先頭に立ち、土嚢を運んで必死に堤防を築きます。
民衆と力を合わせ、なんとか城を守り抜くことができました。
危機が去った直後、次男の元僖が地元の悪徳官僚・劉毅から賄賂を受け取り、逃げようとします。趙恒がこれを止めようとしたその時、皇帝から派遣された寇準(こうじゅん)と王欽若(おうきんじゃく)が尚方宝剣(伝家の宝刀)を携えて到着。劉毅は連行されますが、元僖は焦り、すべての責任を趙恒に押し付けるための上奏文を書き始めました。
街では疫病が広がり始めていました。蘇義簡が状況を確認していると、ふと見上げた建物の2階に、探し求めていた劉娥の姿を見つけます。ついに、二人の距離が縮まろうとしていました。
第4話の感想
趙恒(ちょうこう)のシーンは圧巻でしたね。
自分の身を挺して民の怒りを鎮める姿は、まさに未来の名君の器。
それに比べて兄たちのダメっぷりといったら……見ていて呆れるほどでした。
そして、劉娥が妊娠しているという衝撃の事実!
ラストで蘇義簡が彼女を見つけましたが、疫病も蔓延しており、すんなり再会とはいかなそうで心配です。
つづく

