あらすじとネタバレ
夕食の探り合い、マジで気まずい
夜の食事シーンから始まるんだけど、いきなり空気が重い。沈渡(ちんと)がわざとらしく灯りを増やしてさ、韓世元(かんせいげん)に家族の話を振るんだよ。明らかに何か探ろうとしてるのが見え見えで、ちょっと嫌な感じだ。韓世元(かんせいげん)は家族はいないって正直に答える。そしたら、すかさず顔幸(がんこう) が割って入るんだ。韓さんのこと、根掘り葉掘り聞かないでって感じで、沈渡(ちんと)にピシャリと言う。この二人のやり取り、見てて飽きないよな。結局、気まずい雰囲気のままお開き。沈渡は去り際にまた韓世元にチクリと一言。本当に性格が悪いぜ、あいつは。
気まずい同衾と沈渡の強引さ
夜、顔幸(がんこう) と沈渡が二人きりになる。顔幸はなんで韓世元をからかうの?って聞くんだけど、沈渡はニヤニヤするだけで答えない。ムカつくな。で、ここからがすごい。沈渡が夫婦仲良く見せたいからとか言って、顔幸をひょいっと抱きかかえるんだよ。強引すぎだろ!顔幸の部屋に着いたら、当然ベッドは一つしかない。顔幸は譲ろうとするんだけど、沈渡は怪我を言い訳にして一緒に寝ようとか言い出す。結局、顔幸は布団を間に挟んで、同じベッドで寝ることになる。気まずい空気、最高潮だ。
沈渡の秘密、ついに明かされる
夜が更けても、二人とも全然眠れない。お互いの視線が合って、気まずさで顔幸が部屋から逃げ出す。外で月を見上げてたら、沈渡も後を追ってきた。蝋燭の火が消えたから眠れないとか言ってる。顔幸がなんでそんなに灯りが好きなの?って聞くと、みんなから白無常って呼ばれてる理由につながる話が出てくる。 ここで沈渡が、自分の重大な秘密を打ち明けるんだ。自分は雀目症で、夜になると目が見えにくくなる病気だって。顔幸が驚いて、試しに目の前で手を振ったりすると、沈渡は本当に見えてない。この告白で、沈渡が子供の頃に同じようなことをしてくれた女の子を思い出す。そして、感情が溢れて顔幸の顔にそっと触れるんだ。このシーン、二人の距離が一気に縮まった感じがして、かなりグッときたな。
韓世元の衝撃告白
朝、顔幸が目を覚ますと、沈渡の腕の中にいる。いい雰囲気だったのに、部下の急な報告で叩き起こされる。そこに韓世元が駆け込んできて、いきなりひざまずくんだ。そして、とんでもない秘密を話し始める。自分には兄がいて、その名は張宝環(ちょうほうかん)。永安公主にその秘密を握られて、ずっと操られていたって。韓世元が兄を認められないのには、深い理由があった。彼の姉は錦繡坊の主だったんだけど、惨殺された。その時、兄の張宝環(ちょうほうかん)は助けに来なかった。その恨みが、今も彼を苦しめてる。顔幸は彼にも事情があったのかもってかばうけど、韓世元の苦しみは深い。結局、顔采薇(がんさいび)との結婚も顔家に迷惑がかかるからと、彼は自ら身を引いて去っていく。泣き崩れる顔采薇(がんさいび)の姿が、見ていて本当に辛かった。
顔幸の優しさと新たな火種
顔幸は、沈渡の雀目症のために薬湯を自ら作る。これがめちゃくちゃ臭くて不味いらしいんだけど、沈渡は感謝して全部飲み干す。顔幸の優しさが染みるよな。昼には、顔幸が作った弁当が届く。そこにはあなたの秘密、知ってるわよみたいな、からかう内容の手紙が添えられてた。こういうやり取り、最高だ。でも、話はそれで終わらない。韓世元が、今度は永安公主の手下に誘拐されてしまう。もう踏んだり蹴ったりだな。物語が一気に複雑になってきたぜ。
第14話の感想
今回は、沈渡と顔幸の関係が大きく進んだ回だったな。今まで完璧で冷酷に見えた沈渡が、初めて自分の弱さを顔幸にさらけ出した。あの雀目症の告白シーンは、彼の人間らしい一面が見えてすごく良かった。それを受け止めて、不器用ながらも世話を焼こうとする顔幸も健気で応援したくなる。二人の距離が縮まる甘いシーンと、韓世元の辛すぎる告白のパートが交互に来るから、感情がめちゃくちゃ揺さぶられたよ。韓世元は本当に可哀想なやつだ。過去の悲劇と権力者の陰謀にがんじがらめにされて、愛する人とも一緒になれない。彼が誘拐されたことで、物語はさらに予測不能な方向へ進みそうだ。
つづく