ネタバレ全開!第19話はこうだった

まさかの生存、鏡像人間

いやー、びっくりしたよ。陳火蛾(ちんか)、死んだと思ってたのに生きてた。なんでも彼女、鏡像人間っていう珍しい体質の持ち主らしい。心臓の位置が普通の人と逆なんだって。だから致命傷を負っても、ギリギリ助かったわけだ。主上への忠誠心は本物で、死ぬことなんて怖くないって言い切る姿には、敵ながらちょっと感心しちゃうね。そこから沈渡(ちんと)との壮絶なバトルが始まる。沈渡(ちんと)はなんとか陳火蛾を倒した。でも、彼自身もかなりの重傷を負ってしまったんだ。

雨に阻まれた救出劇

顔幸(がんこう) を見て、もうパニック寸前。急いで安全な場所に彼を運んで、医者を呼ぼうとする。でも、運悪く外は土砂降りの大雨。これじゃ誰も助けに来られない。顔幸(がんこう) は覚悟を決めて、自分で沈渡の手当てを始めた。彼が昔くれた笛をぎゅっと握りしめてね。罪容所にいた時も生き延びたんだから、今回もきっと大丈夫って、自分に言い聞かせるように。

笛が繋ぐ、二人の過去

しばらくして、沈渡が目を覚ました。彼が最初に気づいたのは、顔幸(がんこう) が持っていたあの笛。それは二人がまだ子供だった頃の、大切な思い出の品だった。罪容所にいた辛い日々。顔幸は陰ながら沈渡を気遣っていた。その感謝の印として、沈渡は自分の名前を彫った笛を彼女に贈ったんだ。二人はお互いの気持ちを確かめ合った。でも、衝撃の事実が発覚する。なんと、二人の婚約はただの誤解だった。気まずい雰囲気の中、三ヶ月後に離縁することを約束するんだ。

おせっかいな親友と、鬼面の正体

そこに、いつものお騒がせキャラ、陸垂垂(りくすいすい)が登場。あっさり二人の秘密を知ってしまう。顔幸は必死に口止めを頼んでたよ。陸垂垂(りくすいすい)は顔幸に新しい相手を薦めようとする。それを聞いた沈渡が、嫉妬むき出しで彼女を追い出したのは笑えたね。

お金に困った陸垂垂(りくすいすい)は、結局また顔幸を頼る。食事をしていると雲雀(ひばり)も加わって、三人はすっかり意気投合。陸垂垂と雲雀(ひばり)は、縁結びで有名な明聖観へ行こうと計画を立てる。もちろん顔幸も誘ってね。

その頃、陸垂垂は芝居小屋で鬼面の男と再会する。彼女は鬼面の正体が気になって仕方ない。ためらう鬼面に頼み込んで、ついにその仮面を外させた。仮面の下から現れたのは、なんと来羅織(らしき)!これには陸垂垂も凍りついてた。来羅織(らしき)は、このことは絶対に秘密にするよう彼女に釘を刺す。

すれ違う想い

明聖観に行った当日。陸垂垂はわざと席を外して、顔幸と徐想仁(じょそうじん)を二人きりにさせる。徐想仁は、陸垂垂から顔幸の事情を聞いたと打ち明けた。離縁は可能で、沈渡との間に実質的な関係がないことも知っている、と。顔幸は、陸垂垂のおしゃべりぶりに呆れるしかなかった。彼女は徐想仁に対して、尊敬しているだけだと伝え、誤解を解こうと必死だったよ。

今回の感想、ぶっちゃけると…

いやあ、今回は情報量が多かったな。沈渡と顔幸の過去が明らかになって、やっと二人の距離が縮まるかと思いきや、まさかの三ヶ月後に離縁約束。おいおい、そっちに行くのかよ!ってテレビにツッコミ入れたよ。いい雰囲気だったのに、なんで素直になれないのかね。

それと、陸垂垂がいい味出してる。彼女がいるだけで話がどんどんややこしくなる。でも、あの天真爛漫さ、なんだか憎めないんだよな。顔幸のために縁結びを画策するあたり、友達思いなのは伝わってくる。

一番の衝撃は、やっぱり鬼面の正体だ。まさか来羅織(らしき)だったとは。冷静沈着な彼が、なぜあんな姿で芝居小屋に?陸垂垂が秘密を抱えちゃったことで、これから物語がどう動くのか、目が離せない。

つづく