あらすじとネタバレ

いやー、今回も色々動きまくったな。

まず、顔幸(がんこう) の話からだ。姉ちゃんの顔采薇(がんさいび)を助ける薬の処方箋は手に入れた。でも、鏡像人の心臓の血っていうヤバい材料が足りない。そんなもん、どこにあんだよって話だよな。

で、その鏡像人が、前に死んだはずの陳火蛾(ちんか)だってことがわかる。陸垂垂(りくすいすい)はもう無理じゃん!ってパニクる。でも顔幸(がんこう) は諦めない。こいつ、マジで根性あるよ。

一方、俺たちの沈渡(ちんと)から妙な話を聞く。顔采薇が荷火蛾門とかいう技を練習してるらしい。顔家が自分を頼ってこないことに、沈渡(ちんと)はちょっとイラッとしてるみたいだ。まあ、あいつのプライドの高さなら、そう思うかもな。

その頃、韓世元(かんせいげん)は永安公主に助けを求めに行く。でも、あっさり門前払いされて、顔家に戻される。公主は毒なんて盛ってないって言ってる。韓世元の行動には、ちょっと驚いてるみたいだな。

沈渡(ちんと)は、このゴタゴタが全部自分に関係してるって気づく。それで、黒幕とにらんだ来羅織(らしき)の屋敷に乗り込むんだ。行動が早いぜ。

来羅織(らしき)の屋敷は、誰もいなくて霧が立ち込めてる。めちゃくちゃ怪しい雰囲気だ。案の定、謎のヤツと一戦交えることになる。そこに、主の来羅織(らしき)が登場。人の家の裏庭に勝手に入らないでくれる?って感じで、沈渡を咎める。

沈渡は単刀直入に聞く。お前の目的はなんだ。すると来羅織は、余裕の笑みで例の心臓の血、私が持ってるわよって言うんだ。マジかよ!

しかも、その血は特注の茶杯に封じ込めてあるらしい。手が込んでるな。来羅織は取引を持ちかける。今日、あなたを助ける。その代わり、この借りは後で倍にして返してもらうわよ。沈渡は、その条件を飲んだ。この二人の腹の探り合い、見ててゾクゾクするぜ。

政治の裏側でも動きがあった。顔幸(がんこう) の親父が張丞相(ちょうじょうしょう)に助けを求めたけど、断られる。賢王は、顔采薇が毒を盛られた件で張丞相を問い詰める。そこで、張倩の陰謀が明らかになる。英王と沈渡の仲を裂くのが目的だったんだ。権力争いは、本当に人を狂わせる。

顔家では、楊夫人が顔幸にもう沈渡に頼るしかない!って迫ってる。そこに、最高のタイミングで沈渡が登場!心臓の血なら、手に入れたって言うんだ。ヒーローかよ、お前は。

顔幸はすぐに薬を調合する。そして、安全を確かめるために自分で薬を飲んだ。責任感が強いな。すると、沈渡もためらわずにその薬を飲むんだ。顔幸はめちゃくちゃ驚いてる。

沈渡は笑って言う。来羅織がくれた物が本物だって信じてるからな。続けて、お前が困った時、一番に俺を思い出せって。キザなセリフだけど、これはグッとくるだろ!

最後は来羅織のシーンだ。妹が姉に聞く。なんで毒を盛ったり、解毒薬を渡したりするの?。来羅織は答える。すべては、私たち一族の利益のためよ。この女、やっぱり底が知れない。

第21話の感想

今回は、沈渡の男気が爆発した回だったな。来羅織が出してきた怪しいお茶を迷わず飲み干す度胸。あそこの腹の探り合いは、マジで痺れたぜ。極めつけは、顔幸が毒味した薬を自分も一緒に飲むシーンだ。あれは反則だろ。ただ薬を渡すだけじゃなくて、俺を頼れっていう強烈なメッセージを叩き込む。沈渡の独占欲が見え隠れして、たまらなく良い。一方で、来羅織の真の目的はまだ霧の中だし、宮廷の陰謀も絡んできて、物語が一気に深みを増した感じだ。各キャラクターの思惑が複雑に絡み合ってて、一瞬も目が離せない。

つづく