あらすじとネタバレ

孫譚(そんたん)の覚悟と悲しい結末

獄中で、来羅織(らしき) の前に立ちはだかる。あいつ、孫譚(そんたん)から黒幕の名前を吐かせたいみたい。でも孫譚はすごい。どんなに拷問されても、絶対に口を割らない。

顔幸(がんこう) は家に帰ってもずっと悩んでる。どうやったら孫譚を助けられるかって。そこに沈渡(ちんと)が帰ってくる。彼は心配そうに顔幸を慰めるんだ。いつでも助けるぞって言ってくれる。でも、顔幸には自分のやり方があるって分かってる。だから、むやみに手は出さない。この夫婦、マジでいい関係だよね。

次の日、最悪の知らせが届く。孫譚が獄中で自殺した。黒幕のリストを書くフリをして、筆を手に入れたらしい。でも、紙には何も書かなかった。昔の友達との楽しかった時間を思い出してた。その筆で自分の首を突いたんだ。あまりにも悲しい結末だ。顔幸はめちゃくちゃ落ち込む。そこに徐帥(じょすい)も駆けつけて、彼女を慰める。

太皇太后の思惑

そんな落ち込んでる時に、太皇太后から呼び出しがかかる。顔幸、マジでビビる。前に太皇太后の側近に、孫譚の件で訴状を渡してたからね。何の返事もなかったのに、いきなり呼び出しなんて。何が待ってるか分かったもんじゃない。

でも、太皇太后は顔幸を罰しなかった。逆に、自分の苦労話を始める。男社会でここまで来るのは大変だったって。で、急に来羅織(らしき)の話を持ち出すんだ。昨日、来羅織が来てあなたをすごく褒めてたわよって。顔幸はさらにパニック。来羅織が何を企んでるのか、さっぱり分からない。あいつとは別に親しくないですって正直に答えるしかない。

すると太皇太后は、自分のプライベートな腰牌を顔幸に渡す。これがあれば宮中を自由に出入りできる。これって、太皇太后が顔幸を信頼してるってこと。自分の味方に引き入れたいってことだ。帰りに側近の徐内司(じょないし)が顔幸に釘を刺す。君主の恩は海より深いけど、山より重いんですよって。もう後戻りはできないぞ、って意味だね。

顔幸の反撃

宮殿を出たら、今度は来羅織の部下に捕まる。顔幸、本当にツイてない。来羅織は嫌味たっぷりに言ってくる。お前の後ろには沈渡(ちんと)の内衛府がいるから強気なんだろって。孫譚の一件は自分には痛くもかゆくもない、とまで言う。

でも、今の顔幸は負けてない。この前、営州であんたのお姉さんを見かけたよって言い返すんだ。その瞬間、来羅織の顔色が変わる。あからさまに動揺して、姉はずっと屋敷にいるって否定する。分かりやすすぎだろ!顔幸はそれ以上何も言わずにその場を去る。

外に出ると、沈渡が迎えに来てくれてた。顔幸が来羅織に捕まったって聞いて、心配で飛んできたんだ。顔幸は嬉しそうに沈渡に駆け寄る。このシーン、ちょっとホッとする。二人はお互いの情報を交換して、来羅織にはもっと気をつけようって確認し合う。これからもっと大変なことになりそうだ。

第32話の感想、ぶっちゃけトーク

いやー、今回はマジで心がえぐられた回だった。まず孫譚の死。彼の覚悟がすごすぎて、言葉が出ない。ただの汚職役人じゃなかった。自分の信念を貫いて、仲間を守るために命を絶った。彼の生き様、見届けたよ。

ついに太皇太后が本格的に動き出したね。顔幸に腰牌を渡すとか、もう完全に自分の駒としてロックオンしてる。顔幸はただ正義を追い求めてただけなのに、気づけば権力争いのど真ん中にいる。これから彼女がどう立ち回るのか、ハラハラする。

でも、今回一番スカッとしたのは、顔幸と来羅織の直接対決!来羅織の嫌味に対して、顔幸があんたの姉ちゃん見たよってカウンター食らわせたシーン。あれは最高だった。来羅織の焦りっぷり、マジで笑えた。顔幸、ただのか弱いヒロインじゃない。ちゃんと戦う武器を持ってる。そこが彼女の魅力だよね。

最後に、沈渡。彼、本当に理想の夫すぎないか?心配で現場に駆けつけるとか、どんだけカッコいいんだよ。顔幸が大変な時に、いつもそばにいてくれる安心感が半端ない。この二人の絆があるから、どんな困難も乗り越えられるって信じたくなる。

つづく