顔幸(がんこう) は太皇太后に自らの意志を伝え、正式に事件の捜査権を手に入れる。早速、役人の徐想仁(じょそうじん)と協力し、世間を騒がせた滴水観音(てきすいかんのん)毒殺事件の捜査を進め、一人の容疑者を特定する。一方、沈渡(ちんと)は別の目的のため、ある一族の闇に深く切り込んでいく。事件解決を祝う宴の席で、沈渡(ちんと)の独占欲が思わぬ形で現れ、顔幸(がんこう) との関係に新たな波紋を広げることになる。
「長楽曲~白い愛、黒い罪~」あらすじネタバレ8話
やあ、元気にしてる? 今回は第8話だね。早速だけど、今回も色々ありすぎて頭が追いつかないよ。顔幸(がんこう) がどんどん強くなっていくし、沈渡(ちんと)の独占欲がとんでもないことになってる。じゃあ、早速振り返っていこうか。
顔幸(がんこう) 、ついに捜査官として本格始動!
まず冒頭、顔幸(がんこう) が街でいじめられてる四番目のお姉さんを見つけるんだ。助けに入るんだけど、なぜかお姉さん本人から余計なことしないで!って怒られちゃう。良かれと思ってやったのに、ちょっとかわいそうだったな。
そのあと宮殿に呼ばれるんだけど、ここで顔幸がめちゃくちゃカッコいいんだよ。太皇太后から勇気を褒められても、私は沈渡(ちんと)の妻としてじゃなく、一人の役人『顔書吏』として事件の真相を追いたいですってハッキリ言うわけ。これには周りにいた徐婉(じょえん)も思わずニヤリ。みんなが顔幸に期待してたのは、まさにその心意気だったんだね。太皇太后も彼女の才能を認めて、正式に捜査権を与えてくれた。これで顔幸も、誰にも邪魔されずに事件を追えるようになったってわけ。
あっさり解決?滴水観音事件の真相
宮殿から帰る途中、顔幸は徐想仁(じょそうじん)っていう役人とばったり会う。二人で滴水観音(てきすいかんのん)の毒殺事件について話すんだ。徐想仁の調査で、通明館の主である栄追(えいつい)って女が怪しいってことが分かってた。
二人は協力して栄追の家を捜索する。そしたら、やっぱり滴水観音の毒が見つかった。栄追はあっさり逮捕される。取り調べで彼女が白状した動機が、また複雑でさ。彼女、お腹に赤ちゃんがいたんだ。自分と子供を守るために、毒を使ったって言うんだよ。どうやら梁(りょう)一家の好色な親父とか息子とか、ドロドロした家族の争いに巻き込まれたみたい。彼女もただの駒の一つだったのかもしれない。
沈渡(ちんと)、もう一つの闇を追う
その頃、沈渡は別のことで動いてた。梁家の三男坊に薬を届けに行ってたんだ。二人は結構仲が良いみたい。沈渡は彼の母親も助けてあげたことがあるらしい。
滴水観音の話になると、沈渡はまだ真犯人は捕まってないって言ってた。そこに顔幸が栄追を捕まえたって知らせが入るんだ。これには沈渡もちょっと驚いてたね。
その後、沈渡は牢屋にいる梁家の親父(梁老爷(りょうろうや))に会いに行く。そこで裏で何を企んでるって問い詰めるんだ。親父はしらを切るけど、沈渡はお見通し。沈渡は、梁家が隠してる重要な図面があって、長男の死もそれに関係してるんじゃないかって疑ってた。追い詰められた親父は、ついに本当のことを話し始める。それを聞いた沈渡はブチギレ。拷問道具で脅して、親父の顔に一生消えない傷をつけた。やりすぎな気もするけど、それだけ許せなかったんだろうな。
沈渡には、どうしても晴らしたい過去がある。彼の父親は、昔、悪の組織に協力するのを拒んだせいで、国を裏切ったっていう濡れ衣を着せられて死んだんだ。沈渡はずっと、父親の無実を証明するために、兵器図の事件の真相を一人で追ってた。少しずつ証拠を集めて、歴史をひっくり返そうとしてる。彼の行動の裏には、いつもこの覚悟があるんだよな。
事件解決の祝宴で、まさかの嫉IT爆発
滴水観音事件が一段落して、みんなで祝賀パーティーを開く。そこで陸垂垂(りくすいすい)が、顔幸のペンフレンド小池池がもうすぐ会いに来るって話をしてみんなで大笑い。和やかな雰囲気だったんだ。
その時、徐想仁が顔幸を飲みに誘う。そしたら、どこからともなく沈渡が現れて、強引に割り込んできた。もうね、俺の女に気安く話しかけるなオーラが全開。顔幸に近づく男が許せないんだよ。結局、沈渡はみんなから注がれる酒を全部一人で飲み干して、ベロベロに酔っぱらっちゃった。
酔った沈渡と、顔幸の涙
顔幸は、酔いつぶれた沈渡を郊外に連れ出す。そこで面白いことを思いつくんだ。酔ってフラフラの沈渡を使って、昼間に自分を怒鳴りつけた四番目のお姉さんの旦那を懲らしめるの。まあ、誤解から生まれたちょっとしたイタズラだね。
その帰り道、顔幸は酔った沈渡を背負って家まで歩く。重かっただろうな。沈渡は夢うつつに罪容所ってつぶやくんだ。そこは、二人が初めて出会った場所。顔幸も昔を思い出して、ちょっと複雑な気持ちになる。でも、その直後、沈渡が顔幸のことを徐婉(じょえん)と間違えてありがとうって言うんだよ。これには顔幸も涙がポロリ。すぐに涙を拭いて気丈に振る舞うけど、見てるこっちは切なかった。しかも、その時つまずいて転んで、おでこに傷まで作っちゃう。
次の日の朝、沈渡は二日酔いで目覚める。昨日のことを何も覚えてなくて、顔幸に聞くけど、彼女は何でもないって言ってごまかす。そして、いつものように張丞相(ちょうじょうしょう)に報告に行くんだけど、どこか上の空。刑部に向かう途中でまた転んじゃうし、本当に散々な一日だったよね。彼女の痛みは、彼女にしか分からない。
今回の感想
いやー、濃い回だったね。顔幸が捜査官として認められて、これからどう活躍するのか楽しみだよ。滴水観音事件は一応犯人が捕まったけど、裏にある梁家の闇とか、沈渡の父親の事件とか、もっと大きな話が動いてる感じがしてワクワクする。
それにしても、沈渡の嫉妬深さには笑っちゃった。普段はクールなのに、顔幸のことになると我を失うんだから。でも、酔っぱらって顔幸を別の人と間違えるのはダメだろ! 顔幸が不憫で、こっちまで泣きそうになったよ。彼女が背負ってるものって、俺たちが思うよりずっと重いのかもしれないな。二人の関係、一歩進んだかと思えば二歩下がる感じで、じれったいけど目が離せないよ。
つづく