キャスト/登場人物一覧

二度の時をめぐる恋-顾清乔(クー・チンチャオ)

顾清乔(クー・チンチャオ) 役

ソン・イーレン(宋伊人)

長慶商会の副会長の令嬢であり、現代からタイムスリップしてきた元・鉄餅(円盤投げ)選手。現代では競技と恋の両面で挫折を味わい自暴自棄になっていましたが、古代の顧清喬として目覚めたことで運命が激変。元の世界へ戻るため、各地に散らばる「四霊」を探し出し、時空の扉を開くという壮大なミッションに挑むことになります。

持ち前のスポーツ選手らしいタフなメンタルと現代的な思考回路で、封建的な価値観が残る古代の難局を次々と切り抜けていきます。旅の道中で出会う段玉(ドゥアン・ユー)や陸子筝(ルー・ズーヂョン)らとの交流を通じて、現代では見失っていた「本当に大切なもの」に気づかされていく過程は本作の大きな見どころです。

現代の孤独を抱えたヒロインが、慣れない古代で奔走しながら逞しく成長していく姿に勇気をもらえます。持ち前の明るさと天真爛漫な行動力が、閉塞感のある世界を鮮やかに塗り替えていく快感に溢れたキャラクターです。

二度の時をめぐる恋-段玉(ドゥアン・ユー)

段玉(ドゥアン・ユー) 役

グオ・ジュンチェン(郭俊辰)

長慶商会の若き会長であり、抜群の商才と緻密な頭脳を併せ持つ切れ者です。ある日、顾清乔(クー・チンチャオ)(クー・チンチャオ)が披露する斬新な現代風の経営手法に興味を持ち、調査の名目で彼女に接近します。その冷徹な観察眼で、彼女が長慶商会に災いをもたらすと予言された「逆天星」ではないかと疑い、監視を強めていくことになります。

当初は彼女を排除の対象として見ていた段玉(ドゥアン・ユー)ですが、行動を共にするうちに、その鬼馬(おてんば)で太陽のように明るい人柄に触れ、計算高いはずの心に変化が生じます。警戒心から始まった二人の関係は、次第に複雑な恋心へと発展し、予言の真実と商会の存続、そして顾清乔という存在の間で、彼は深い葛藤を抱えることになります。

冷静沈着な商会会長という仮面の下に、不器用で情熱的な愛を隠し持つ姿が最大の魅力です。疑心暗鬼から始まった関係が、信頼と愛へと変わる過程での、繊細な心情描写とツンデレな駆け引きからは目が離せません。

二度の時をめぐる恋-陸子筝(ルー・ズーヂョン)

陸子筝(ルー・ズーヂョン) 役

リー・ジウリン(李九霖)

曼陀教の右護法であり、聖血門の門主を務める冷徹な実力者です。教団の宝を盗み出し追っ手に追い詰められたところを顧清喬に救われ、以後、彼女の「四霊」集めの旅に深く関わっていくことになります。表向きは信頼できる仲間として行動を共にしますが、その胸中には組織の復興という野望を秘めています。

かつては孤独な戦いを強いられていた彼にとって、救いの手を差し伸べてくれた顧清喬との出会いは、冷え切っていた心に変化をもたらすきっかけとなりました。しかし、時空の扉を開く力を持つ「四霊」を巡る争いの中で、聖血門の長としての使命感と、友情の間で揺れ動くことになります。次第に明らかになる彼の野心や隠された素性が、物語の緊張感を決定づける重要な鍵となります。

目的のために手段を選ばない冷酷な顔と、時折見せる情に厚い素顔とのギャップが秀逸です。正義と野望の狭間で苦悩し、運命に抗おうとする姿にこそ、彼が背負う孤独な美学と深い物語が凝縮されています。

二度の時をめぐる恋-杜若云(ドゥ・ルオユン)

杜若云(ドゥ・ルオユン) 役

ジャン・ズーシン(姜梓新)

杜知府の令嬢であり、長慶商会の会長・段玉(ドゥアン・ユー)とは幼馴染の間柄です。幼い頃から段玉に一途な想いを寄せ続けていますが、彼からは冷淡にあしらわれており、報われない恋に心を痛めています。彼女の存在は、段玉を巡る愛憎の渦を加速させ、物語の悲劇的な展開を決定づける重要な役割を担っています。

彼女の悲劇は、段玉の兄を案じて父の画策を阻止したことから始まりました。その代償として父が聖血門の一員であったことが発覚し、父を失うという過酷な運命に突き落とされます。その後、陸子筝(ルー・ズーヂョン)の甘い言葉に唆され、自身の不幸をすべて段家への怨念へと変貌させていきました。かつての純粋な恋心は復讐心へと歪み、ついには最愛の相手を暗殺しようと麒麟弓を細工するに至ります。

一途な愛が絶望を経て狂気へと堕ちていく様は、本作の中でも最も切なく危うい悲劇のヒロインの姿です。光を失い暗闇に身を投じるしかなかった彼女の不器用な生き様が、視聴者の胸を締め付けます。

二度の時をめぐる恋-阮似穹(ルアン・スージョン)

阮似穹(ルアン・スージョン) 役

チャオ・ジュンダー(喬駿達)

西陵派の代理掌門を務める、孤高の武芸者です。かつて聖血門との戦いで壊滅的な打撃を受けた門派を背負い、守護するために自身の心と引き換えに強大な武力を手に入れました。感情を失い冷徹な傀儡のようになっていた彼ですが、顧清喬との邂逅によって、凍てついていた心と人間としての感覚が少しずつ呼び覚まされていきます。

十五年前の悲劇的な戦いの後、門派再興のために禁忌の取引を行い「剣霊」と契約したことが、彼の運命を決定づけました。何も感じない虚無の世界を生きていた彼にとって、顧清喬の存在は唯一、世界を彩る光のような存在だったのでしょう。物語の終盤、彼女の命を救うために自らの全霊力を捧げ、自らが新たな剣霊へと転生する結末は、本作の中でも屈指の切ない名シーンです。

冷徹な仮面の下に隠された、門派への責任感と不器用な献身が最大の魅力です。自分を犠牲にしてまで他者の命を守り抜くという、究極の「自己犠牲の愛」を体現したキャラクターとして視聴者の涙を誘います。

二度の時をめぐる恋-段邵義(ドゥアン・シャオイー)

段邵義(ドゥアン・シャオイー) 役

マー・チーユエ(馬啓越)

長慶商会会長・段玉(ドゥアン・ユー)の甥にあたる青年です。当初は幼馴染である杜若云(ドゥ・ルオユン)(ドゥ・ルオユン)のことが心にあり、彼女が敵視する顧清喬に対して、ことあるごとに難癖をつけ苦しめる悪役のような立ち位置にいました。しかし、物語が進むにつれ、自らの偏見や未熟さと向き合い、やがて顧清喬の良き協力者へと成長していきます。

彼にとって最大の転換点は、曼陀教に拉致された際、見捨てられると思っていた顧清喬から命懸けで救い出されたことでした。この一件で過去のわだかまりを捨てた彼は、四霊探しの旅路で火鶴族の少女・小舞(シャオ・ウー)と出会います。彼女の天真爛漫で爽快な人柄に触れ、かつての刺々しさは鳴りを潜め、一人の青年の初々しい恋心と守るべき存在を見つけていくことになります。

最初は憎まれ役ながら、過ちを認めて真っ直ぐに更生していく姿は本作の清涼剤です。周囲の思惑に翻弄されながらも、自分なりの正義と愛を見つけ出し、大人へと階段を上る健気な姿が視聴者の応援を誘います。