韓国ドラマ「瑞草洞＜ソチョドン＞」あらすじネタバレと感想

ストーリー

舞台は、韓国の最高裁判所や検察庁などが集まる法曹界の中心地、ソウルの瑞草洞(ソチョドン)。ここにある法律事務所で働く、サラリーマン弁護士(アソシエイト弁護士)たちのリアルな日常と成長を描く法廷ヒューマンドラマです。

主人公は、法務法人「京民」に所属する9年目のエース弁護士アン・ジュヒョン(イ・ジョンソク)。彼は、ハンサムなルックスと優れた能力を持ちながらも、依頼人の感情より事実と論理を優先するクールな現実主義者です。弱者を救うといった正義感や独立開業への野心はなく、面倒を嫌い、安定したサラリーマン生活を望んでいます。

そんな彼の平穏な日常は、新人弁護士カン・ヒジ(ムン・ガヨン)との出会いによって揺らぎ始めます。彼女は、「一人の人生を変えることは、その人の世界を変えること」という熱い信念を持つ、共感力豊かな理想主義者です。

価値観が正反対の二人が、個性豊かな同僚弁護士たちと共に、様々な事件や依頼人と向き合う中で、時にぶつかり、時に支え合いながら、人間として、そして法律家として成長していく姿が描かれます。

見どころ

イ・ジョンソク×ムン・ガヨン豪華スターの初共演
「ビッグマウス」など数々のヒット作で知られるトップスターのイ・ジョンソクと、「女神降臨」で人気を博したムン・ガヨンが初共演を果たします。論理的でクールな先輩弁護士と、情熱あふれる新人弁護士という対照的なキャラクターを二人がどう演じ、どのような化学反応(ケミストリー)を見せるのかが最大の見どころです。
現役弁護士が描くリアルな法曹界
脚本を手がけるのは現役弁護士のイ・スンヒョン氏で、自身の経験に基づいたリアルな弁護士の日常が追求されています。法廷での華々しい活躍だけでなく、書類仕事に追われたり、同僚とランチをしながら愚痴をこぼしたりといった、「社会人」としての弁護士たちの等身大の姿に共感できるでしょう。
個性豊かなキャラクターが織りなす人間ドラマ
主人公の二人を取り巻く同僚たちも、それぞれ異なる価値観や背景を持つ魅力的なキャラクターばかりです。ムードメーカーのチョ・チャンウォン(カン・ユソク)、頼れるリーダー格のペ・ムンジョン(リュ・ヘヨン)、個人主義者のハ・サンギ(イム・ソンジェ)など、個性豊かな5人の弁護士たちが織りなす人間模様やチームワークも見逃せません。
仕事と恋が交差する「ワークロマンス」
深夜のオフィスで二人きりで残業するなど、仕事を通して徐々に距離を縮めていくアン・ジュヒョンとカン・ヒジの関係も注目ポイントです。瑞草洞で「再会」したとされる二人の過去にはどのような縁があったのか、仕事と恋の境界線で揺れる二人のロマンスの行方にも期待が高まります。

このドラマは、日本では2025年7月5日よりU-NEXTで独占配信が開始される予定です。