あらすじ

第十四話は、董方礼(とう・ほうれい)の死と如意(にょい)楼との繋がりを中心に展開します。蒙(もう)山で徐晉(じょ・しん)が手がかりを発見する一方、傅容(ふ・よう)は師の正体を知りえず困惑していました。安(あん)王は如意(にょい)楼と董方礼(とう・ほうれい)の死の関連を明かし、隠蔽工作の方法を二つ提示します。傅宣(ふ・せん)は呉白起(ごはくき)の仕事の誘いを断り、二人の間には微妙な空気が流れます。日食による混乱の中、呉白起(ごはくき)は傅宣(ふ・せん)を守りますが、彼女はそれを素直に受け入れません。傅容(ふ・よう)と徐晉(じょ・しん)は如意(にょい)楼の秘密について話し合い、真相を明かす時を待つことにします。泰山の崩落による多数の死傷者を受け、朝廷では会議が開かれ、皇帝は親王たちに各地の調査を命じます。柳如意(りゅうにょい)は密かに吉昌(きつしょう)城へ向かい、傅容(ふ・よう)は彼女の後をつけます。そして最後に、柳如意(りゅうにょい)は尚開陽(しょう・かいよう)の屋敷に忍び込み、安(あん)王が黒幕である証拠を見つけ出します。

ネタバレ

蒙(もう)山一線天で硫黄と硝石の匂い、血痕、董方礼(とう・ほうれい)の服の破片を見つけた徐晉(じょ・しん)は、董方礼(とう・ほうれい)がそこで戦い、自分を助けようとしたと推測する。皇帝に報告するも、確たる証拠を求められ、徐晉(じょ・しん)は間に合わなかったことを悔やむ。

一方、如意(にょい)楼の前で傅容(ふ・よう)は、董方礼(とう・ほうれい)の死と金鉱、そして柳如意(りゅうにょい)的正体について思い悩んでいた。董(とう)府では、如意(にょい)楼特有の如意紋が書案の签盒から見つかり、董方礼(とう・ほうれい)の死との関連が深まる。

傅容(ふ・よう)と安(あん)王が釣りをしていると、安(あん)王は親しい人に隠される苦悩を語り、待つ、もしくは無理強いするしかないと漏らす。

暑い日、傅宣(ふ・せん)と抱竹(ほうちく)は街で呉白起(ごはくき)に出会い、鳳来儀(ほうらいぎ)の帳房を勧められる。傅宣(ふ・せん)は自分の考えを先読みされるのを嫌い、呉白起(ごはくき)を窘める。

安(あん)王が傅容(ふ・よう)を送ると、粛(しゅく)王が現れ、如意紋の紙切れを傅容(ふ・よう)に渡す。これは斉策(せい・さく)と董方礼(とう・ほうれい)の事件にも関わっていた。日食が起こり、混乱の中、傅宣(ふ・せん)の巾著が盗まれるが、呉白起(ごはくき)が取り戻す。傅宣(ふ・せん)が暴力に否定的な発言をすると、呉白起(ごはくき)は落胆するが、突然の打更の音に驚いた傅宣(ふ・せん)は、思わず呉白起(ごはくき)の胸に飛び込む。

夜、傅容(ふ・よう)は徐晉(じょ・しん)を「バカ!」と罵るが、打更の音で聞こえない。傅容(ふ・よう)は鑼を奪い、音を掻き消そうとする。二人は如意紋と斉策(せい・さく)、董方礼(とう・ほうれい)の関係について話し合い、徐晉(じょ・しん)は傅容(ふ・よう)が真実を話すのを待つと伝える。

朝廷では日食の不吉さを議論する中、泰山の崩落で吉昌(きつしょう)城が壊滅したとの報告が入る。安(あん)王は弘福寺の冤屈を訴えるが、皇帝は徐晉(じょ・しん)をかばい、話を逸らす。

傅容(ふ・よう)は柳如意(りゅうにょい)に、如意紋の意味と事件との関係を問い詰めるが、柳如意(りゅうにょい)は手镯を大切に保管するよう伝えるのみ。

夜、柳如意(りゅうにょい)は掬水小築(きくすいしょうちく)を訪ね、泰山の崩落は碑文爆破計画とは別で、尚開陽(しょう・かいよう)の独断だと安(あん)王に伝える。そして、今後の協力を拒否する。安(あん)王は文刑(ぶん・けい)に柳先生として尚開陽(しょう・かいよう)との連絡を続けるよう命じる。

朝廷は成(せい)王を皇陵へ、粛(しゅく)王を吉昌(きつしょう)城へ、懐王(かいおう)を太廟へ派遣することを決定する。

如意(にょい)楼へ向かった傅容(ふ・よう)は、柳如意(りゅうにょい)が吉昌(きつしょう)城へ向かうのを見て、後をつけることにする。呉白起(ごはくき)に雲羅(うんら)寺へ行ったと伝えるよう頼む。

宮中では、斉竺(さいちく)と懐王(かいおう)が出会い、西河郡主(せいがぐんしゅ)を吉昌(きつしょう)城へ送り込むよう仕向ける。

吉昌(きつしょう)城に著いた徐晉(じょ・しん)は、尚開陽(しょう・かいよう)の歓待を拒否する。尚開陽(しょう・かいよう)は「柳先生」の情報で用意した女性たちを徐晉(じょ・しん)に差し出すが、徐晉(じょ・しん)は興味を示さない。

傅宣(ふ・せん)は傅容(ふ・よう)の雲羅(うんら)寺行きに疑問を抱き、呉白起(ごはくき)と共に雲羅(うんら)寺へ向かう。

柳如意(りゅうにょい)は尚開陽(しょう・かいよう)の屋敷に潜入し、「柳先生」が碑文爆破だけでなく、日食の際に御華亭の建材をすり替える指示も出し、その背後に安(あん)王がいることを知る。

第14話の感想

第14話は、様々な伏線が散りばめられ、今後の展開がますます気になるエピソードでした。董方礼(とう・ほうれい)の死の真相、柳如意(りゅうにょい)的正体、そして安(あん)王の闇躍と、謎が深まるばかりです。

特に印象的だったのは、傅容(ふ・よう)の葛藤と成長です。董方礼(とう・ほうれい)の死をきっかけに、彼女は真実を求めて積極的に行動するようになります。柳如意(りゅうにょい)を問い詰めたり、徐晉(じょ・しん)と真剣に話し合ったりと、以前よりも芯の強さを感じました。徐晉(じょ・しん)もまた、傅容(ふ・よう)への想いを再確認し、彼女を信じて待つことを決意します。二人の関係性の変化にも注目です。

一方、安(あん)王の行動はますます不穏さを増しています。泰山の崩落や御華亭の建材のすり替えなど、彼の計画の全貌はまだ明らかになっていませんが、大きな陰謀が渦巻いていることは間違いありません。柳如意(りゅうにょい)との決別も、今後の展開に大きく影響しそうです。

つづく