あらすじ

第二十三話は、傅容(ふ・よう)と徐晉(じょ・しん)の絆がさらに深まる様子を中心に、如意(にょい)楼の再開や虎嘯営将軍選抜などを巡る物語が展開されます。

傅容(ふ・よう)は誤解から自身を傷つけようとしますが、葛川(かつ・せん)が間一髪で止めます。真実を知った徐晉(じょ・しん)は、怒りながらも傅容(ふ・よう)をより一層大切に想うようになります。

如意(にょい)楼の再開に際し、傅容(ふ・よう)は成熟した一面を見せ、周囲の信頼を勝ち取ります。一方、徐晉(じょ・しん)は虎嘯営内部の問題を調査で見つけ、解決に乗り出します。

演武大会では、呉白起(ごはくき)の活躍が注目を集めます。特に傅宣(ふ・せん)の応援を受け、彼は将軍選抜で有利な立場に立ちます。

また、顧沅(こ・げん)と安(あん)王の複雑な関係や、各名家間の暗闘も描かれます。

最後は、狩猟場での徐晉(じょ・しん)、安(あん)王、呉白起(ごはくき)の華々しい活躍が人々の目を釘付けにします。

ネタバレ

傅容(ふ・よう)は徐晉(じょ・しん)に匕首を向けますが、間一髪で葛川(かつ・せん)が銅銭で匕首を弾き落とします。翌日、徐晉(じょ・しん)は目を覚まし、葛川(かつ・せん)から全ては皇帝と淑妃(しゅくひ)の仕組んだ計略で、傅容(ふ・よう)の真意を確かめるためだったと知らされます。徐晉(じょ・しん)は怒りながらも、傅容(ふ・よう)の愛情を再確認し、彼女をより一層大切に思うようになります。

如意(にょい)楼の営業停止処分が解かれ、徐晉(じょ・しん)は傅容(ふ・よう)に解禁の文書を渡します。傅容(ふ・よう)の喜ぶ姿を見て、徐晉(じょ・しん)も満足げです。再開した如意(にょい)楼では、傅容(ふ・よう)は以前とは違う、柳如意(りゅうにょい)の影に隠れないたくましい姿を見せます。様々なキャンペーンを展開し、多くの客で賑わい、傅容(ふ・よう)はたくさんの祝福を受けます。

一方、虎嘯営では不正が蔓延しており、皇帝は将軍の再選を決意します。密偵の調査で武器の密輸が発覚し、以前の兵糧事件との関連が疑われます。皇帝は演武大会を利用して、虎嘯営の粛清を図ります。成(せい)王と信都(しんと)侯は演武大会に注目し、特に信都(しんと)侯は、驍勇(ぎょうゆう)将軍の候補である呉白起(ごはくき)の成績を気にしています。

傅容(ふ・よう)は徐晉(じょ・しん)の手作り簪を受け取ります。最初は粗末さに不満を漏らしますが、徐晉(じょ・しん)の手作りだと知ると、大切にします。同衾については、徐晉(じょ・しん)は演武大会後まで待つと言い、二人は約束を交わします。

顧沅(こ・げん)は安(あん)王に信都(しんと)侯の動向を報告し、柳如意(りゅうにょい)の死の真相を明かします。柳如意(りゅうにょい)は安(あん)王との対決中、顧沅(こ・げん)の脅迫によって気を取られ、結果的に安(あん)王に殺されたのでした。保身のため、顧沅(こ・げん)は安(あん)王に仕え、如意(にょい)楼の秘密を漏らします。

演武大会当日、淑妃(しゅくひ)は花果環を用意し、出場者を激励します。傅容(ふ・よう)は徐晉(じょ・しん)に、呉白起(ごはくき)は傅宣(ふ・せん)に花果環を渡します。狩猟場では、出場者たちが弓術を競い、呉白起(ごはくき)は素晴らしい腕前を披露します。結果、徐晉(じょ・しん)、安(あん)王、呉白起(ごはくき)が上位3位を占めます。

呉白起(ごはくき)と端妃(たんひ)は冷え切った関係で、鳳来儀(ほうらいぎ)事件に対する端妃(たんひ)の態度に呉白起(ごはくき)は失望しています。安(あん)王が傅容(ふ・よう)に贈った蜜棗糕を徐晉(じょ・しん)が呉白起(ごはくき)の馬に食べさせ、勝利を願います。

最後に、成(せい)王は清平県主(せいへいけんしゅ)に言い寄りますが、彼女は毅然と拒絶し、その場を去ります。これらの出来事は複雑な人間関係を描き出し、今後の展開への伏線を張っています。

第23話の感想

第23話は、徐晉(じょ・しん)と傅容(ふ・よう)の愛の絆が深まる一方で、宮廷内の陰謀や権力争いが激化していく様子が描かれた、見応えのあるエピソードでした。葛川(かつ・せん)による銅銭での匕首阻止は、まさに千鈞一髪!ハラハラドキドキの展開から、徐晉(じょ・しん)と傅容(ふ・よう)の真の愛情が確認され、二人の関係がより一層強固なものになるという、心温まる場面へと繋がりました。如意(にょい)楼の再開も、傅容(ふ・よう)の成長と新たな門出を象徴するようで、見ていて清々しい気持ちになりました。

しかし、物語は甘いだけではありません。虎嘯営の不正や武器密輸事件、そして演武大会における権力者たちの思惑など、不穏な空気が漂い始めます。特に、信都(しんと)侯の呉白起(ごはくき)に対する期待や、成(せい)王の清平県主(せいへいけんしゅ)への不埒な行為は、今後の波乱を予感させます。顧沅(こ・げん)の裏切りと柳如意(りゅうにょい)の死の真相も明らかになり、物語はますます複雑さを増しています。

演武大会での徐晉(じょ・しん)、安(あん)王、呉白起(ごはくき)の三つ巴の戦いは、手に汗握る展開でした。それぞれの思惑が交錯し、誰が最終的に勝利を掴むのか、全く予想がつきません。また、呉白起(ごはくき)と端妃(たんひ)の冷え切った関係や、徐晉(じょ・しん)が安(あん)王からの贈り物を呉白起(ごはくき)の馬に与えるシーンなど、細かい描写にもそれぞれのキャラクターの心情や関係性が凝縮されており、見逃せません。

つづく