魏劭(ウェイ・シャオ)の元許嫁である蘇娥皇(スー・エホワン)が幽州に到着し、小喬(シャオチャオ)との間に不穏な空気が流れる。蘇娥皇は巧みな言葉で魏劭に近づき、小喬を孤立させようと画策。そして徐(シュー)夫人夫人の誕生祝いの席で、小喬の実家から届いた麦の種に重大な問題が発覚する。絶体絶命の小喬を前に、魏劭が下した決断とは。
「折腰(せつよう)」あらすじネタバレ14話
蘇娥皇(スー・エホワン)の到着と女たちの火花
ついに蘇娥皇(スー・エホワン)が幽州にやってきましたね。弟の蘇子信と共に現れた彼女を、魏梁(ウェイ・リアン)たちが出迎えます。当然、魏劭(ウェイ・シャオ)の屋敷に泊まるものだと思っていたようですが、案内されたのはなんと宿場(駅館)。これには蘇娥皇(スー・エホワン)もプライドが傷ついたようで、きっと小喬(シャオチャオ)の差し金ねと不満を漏らします。
街では蘇娥皇のトレードマークである牡丹の花鈿(額の飾り)が大流行中。魏梁(ウェイ・リアン)が気を利かせて小喬(シャオチャオ)にプレゼントしますが、小桃(シャオタオ)は激怒。あんな女の真似なんて!とばかりに、花鈿を地面に叩きつけて踏み潰してしまいました。小桃(シャオタオ)の忠誠心、さすがですね。
翌日、蘇娥皇は徐(シュー)夫人夫人(大奥様)に挨拶へ向かいます。そこには小喬(シャオチャオ)の相談をしていました。徐(シュー)夫人夫人はあえて小喬への信頼と愛情をアピールしますが、蘇娥皇も負けていません。わざと小喬の父・喬圭(チャオ・グイ)の名声を口にして徐夫人を不快にさせ、すぐに失言でしたと謝る芝居を打ちます。魏夫人(魏劭(ウェイ・シャオ)の母)だけは蘇娥皇の味方で、小喬の悪口で盛り上がっているのが何とも言えません。
揺れる魏劭(ウェイ・シャオ)と小喬の嫉妬
蘇娥皇は手ぶらでは来ませんでした。大量の食糧を持参し、寿宴の贈り物にしようとします。しかし、徐夫人は食糧は軍需物資だから魏劭の許可が必要と受け取りを拒否。実は徐夫人、蘇娥皇のことを完全には信用していないようです。不幸な結婚生活を嘆いている割には身なりが良く、ふくよかになっている点を見抜いていました。
一方、小喬の実家である喬家からも、麦の種(麦種)が届きます。もし魏劭が蘇娥皇の食糧を受け取れば、喬家の面目が丸つぶれになってしまいますよね。蘇娥皇は魏劭を呼び出し、昔の情に訴えつつ小喬のためにも、政(まつりごと)に関わらせないほうがいいと揺さぶりをかけます。
小喬も気が気ではありませんでしたが、なんと魏劭は蘇娥皇の食糧を受け取りませんでした。これには小喬も驚き、安堵します。ただ、魏劭が蘇娥皇と密会していたことを小桃から聞き、小喬の心には嫉妬の炎がメラメラと燃え上がります。
夜、部屋に来た魏劭に対し、小喬は冷たい態度。机の上に置かれた花鈿(小桃が捨てたもの)を見た魏劭は、小喬が欲しがっていると勘違いして買いに行こうと誘います。小喬は派手なものは大嫌い!とピシャリ。女心が全くわからない魏劭、相変わらず不器用です。
誕生の宴と麦種事件
魏劭が距離を置こうとしていることに気づいた蘇娥皇。彼女はターゲットを麦種に変え、恐ろしい罠を仕掛けます。魏儼(ウェイ・イェン)が管理していた喬家の麦種に細工をしたのです。
そして迎えた徐夫人の寿宴当日。魏典(ウェイ・ディエン)が突然、喬家から送られてきた麦種は、すべて煮てある!と告発しました。種が煮えていれば芽は出ません。これは農業を根幹から揺るがす大罪であり、小喬が魏家を陥れようとしたという濡れ衣です。
家臣たちが厳罰を!と叫ぶ中、魏劭が現れます。彼は小喬をかばい、力強く宣言しました。小喬が私を殺すなら信じるが、民を苦しめるような真似をするはずがないこれまでの小喬の献身を知っているからこその言葉ですね。
魏劭はその場で麦種の重さを量るよう命じます。煮て乾燥させた種は、生の種より軽くなるはず。入城時に記録した重さと比較すれば、いつすり替えられたかが分かるというのです。この提案には蘇娥皇も賛成せざるを得ませんでしたが、当時計量したのは魏儼(ウェイ・イェン)だと指摘し、不穏な空気が流れます。
第14話の感想
魏劭の成長ぶりに感動しました。元カノの甘い誘惑をきっぱり断り、衆人環視の中で妻を信じ抜く姿は本当にかっこよかったですね。私を殺すかもしれないが、民は裏切らないというセリフには、夫婦の複雑な信頼関係が凝縮されていて痺れました。それにしても蘇娥皇の策略が陰湿すぎます。麦を煮るなんて、食べ物を粗末にする悪役は許せません。
つづく

