出生の秘密を知った魏儼(ウェイ・イェン)は、祖母・徐(シュー)夫人夫人から魏家に残るか、去るかという究極の選択を迫られます。涙の決断の末、魏家の結束はより強固なものに。一方、魏劭(ウェイ・シャオ)は視察の旅に出ることになり、小喬(シャオチャオ)も同行を志願。二人の距離が縮まる珍道中が始まります。

「折腰(せつよう)」あらすじネタバレ16話

魏儼(ウェイ・イェン)の決断と祖母の愛

隠されていた出生の秘密

魏儼(ウェイ・イェン)が実は元気だったことを知り、自分が小喬(シャオチャオ)に騙されて連れてこられたのだと気づきます。

立ち去ろうとする魏儼(ウェイ・イェン)を、徐(シュー)夫人夫人は優しく引き止めました。

もう私には会いたくないのかい?という祖母の言葉に、魏儼(ウェイ・イェン)は魏家への裏切り行為を悔やみ、うつむきます。

徐(シュー)夫人夫人は、なぜ魏儼が自分の出生を知ったのかを尋ねました。魏儼は正直に、陳滂(チン・ホウ)の部下からお前は陳滂の息子だと告げられたことを話します。観念した徐夫人は、ついに真実を語り始めました。かつて陳滂が魏儼の母・青雲を襲い、その結果生まれたのが魏儼だったのです。憎しみの連鎖に巻き込みたくない一心で隠してきたと、徐夫人は涙ながらに謝罪しました。

残酷な二択と涙の和解

魏儼は震える声で尋ねます。

本当に、俺を孫だと思ってくれていたのですか?

徐夫人は、魏劭(ウェイ・シャオ)以上に彼を愛していたと認めつつも、権力だけは渡せなかった理由を明かします。

それは彼が陳滂の血を引いているからであり、魏国を敵に渡すわけにはいかなかったからです。

ここで徐夫人は、魏儼に二つの選択肢を与えました。一つは、このまま魏家に残り、永遠に愛される孫として生きること。ただし、権力は与えられません。もう一つは、ここで三回叩頭(こうとう)して育ての恩を返し、魏家を出て二度と戻らないこと。

魏儼は静かに立ち上がり、ひざまずきました。そして、床に頭を三回打ち付けます。徐夫人は彼が去るのだと思い、絶望の涙を流しました。しかし、魏儼は顔を上げ、こう言ったのです。これからは、ただの魏家の息子として生きます彼は祖母を置いていくことなどできなかったのです。二人は抱き合い、号泣しました。その様子を陰から見ていた魏劭(ウェイ・シャオ)もまた、小喬(シャオチャオ)の機転に深く感謝するのでした。

それぞれの思惑と新たな旅立ち

小喬(シャオチャオ)の気遣いと蘇娥皇(スー・エホワン)の秘密

小喬はその後、罰を受けている魏夫人(ギフジン)のもとへ向かいます。

魏夫人は嫁にまで馬鹿にされたと泣きわめきますが、小喬は優しく諭しました。

夫君(魏劭(ウェイ・シャオ))が心配して私をよこしたのです

この罰はあくまで対外的なポーズであり、家族の絆は変わらないと伝えると、魏夫人は機嫌を直しました。単純なところが憎めませんよね。

一方、敵対勢力にも動きがありました。陳翔が急死し、陳滂が後を継いで辺州牧となります。彼は蘇娥皇(スー・エホワン)を一生幽閉せよという嘘の遺言をでっち上げ、彼女を捕らえようとしました。蘇娥皇(スー・エホワン)は逃亡を決意します。驚くべきことに、彼女は額にある牡丹のあざを布で簡単に拭き取ってしまったのです。運命のあざだと思われていたものは、実はただの化粧でした。これには付き人の蘇子信も唖然とします。

魏劭と小喬、容郡への旅

魏劭は、麦の種まきと水路建設のために容郡(ヨウグン)へ自ら視察に行くことを決めます。

留守中の漁郡(ギョグン)の守りは、なんと魏儼に任されました。

徐夫人もこれを支持し、魏儼は信頼を取り戻したことに感激し、忠誠を誓います。

小喬も民に麦の植え方を教えたいと同行を志願しました。魏劭は危険だと反対しますが、彼女の熱意(と、一緒にいたいというオーラ)に負けて承諾します。出発の朝、着飾った小喬の美しさに、魏劭は見とれてしまいました。

道中、小喬は積極的にアプローチします。窓を開けて魏劭を見つめたり、休憩中に隣に座ったり。魏劭は風邪をひくぞと窓を閉めさせたり、無骨にマントを石の上に敷いてあげたりと、相変わらず不器用です。それでも、魏劭の顔を見つめて景色より素敵と惚気る小喬に、魏劭は熱でもあるのか?と戸惑いつつも、まんざらでもない様子でした。

第16話の感想

魏儼と徐夫人の和解シーン、ここは本当に泣けました!

出ていくと思わせてからの魏家の息子として生きるという宣言。魏儼の男気が爆発していましたね。彼が闇落ちしなくて本当によかったです。

一方で、蘇娥皇のあざが偽物だったという衝撃の事実! 今までの運命とは何だったのかとツッコミたくなります。

ラストの魏劭と小喬の旅は、まるで新婚旅行のようで微笑ましかったですね。不器用な魏劭のデレが楽しみです。

つづく