キャスト/登場人物一覧

清明上河図(せいめいじょうかず):隠された暗号-趙不尤(ちょうふゆう)

趙不尤(ちょうふゆう) 役

チャン・ソンウェン(張頌文)

大理寺の貼書吏(下級役人)であり、本作の主人公。重情重義な人柄で何よりも家族を深く愛し、マイホームを建てて一家で平穏に暮らすことを切に願っています。しかし、妻が嫌がらせを受けたことをきっかけに理不尽なトラブルに巻き込まれ、さらには上司の保身による放火事件の濡れ衣を着せられて職を失うという、過酷な運命に翻弄されることになります。

職を失いどん底に突き落とされたことで、家族の絆を守り、自身の潔白を証明するための孤独な闘いが始まります。一見、不条理な現実に打ちのめされたしがない元役人ですが、都・汴京(べんけい)の賑わいの裏で蠢く奇怪な事件と、その背景に隠された巨大な陰謀の「暗号」を解き明かすため、持ち前の執念と知略で立ち向かっていきます。

演技派俳優の張頌文(チャン・ソンウェン)が、泥臭くも人間味あふれる等身大のヒーローを熱演! 家族への愛を原動力に、容赦ない逆境を泥にまみれながらも跳ね返していく泥臭い奮闘劇と、鋭い謎解きから目が離せません。

清明上河図(せいめいじょうかず):隠された暗号-温悦(おんえつ)

温悦(おんえつ) 役

バイ・バイハー(白百何)

主人公・趙不尤(ちょうふゆう)(ちょうふゆう)の妻で、都で傘屋を営みながら「マイホーム購入」を夢見るしっかり者のヒロイン。家族のために懸命に働く現実的な主婦ですが、ある日、自身を恐喝してきた小役人を誤って殺害してしまいます。夫の趙不尤が彼女の罪を隠蔽し、脱罪させるために奔走したことから、平凡だった一家は都を揺るがす巨大な陰謀の渦へと巻き込まれていくことになります。

その素性は、かつて生きるために水賊をしていた過去を持つ「蘇悦」という女性。15年前に家族を惨殺した仇・鄒勉(すうべん)への復讐心を秘めており、物語中盤では死んだと思っていた実の弟・何歓(蘇錚)と奇跡の再会を果たします。しかし、復讐に突き進む弟を止め、家族の幸せを守りたいという願いとの間で激しく葛藤し、自らの手で因縁に決着をつけるべく単身で敵陣へ乗り込む強さを見せます。

口うるさくも愛らしい主婦でありながら、いざとなれば地下迷宮の首領とも渡り合う高い戦闘力と度胸を持つギャップが最大の魅力。夫と互いの秘密を共有し、泥にまみれながらも家族の絆を守り抜こうとする力強い姿に胸が熱くなります。

清明上河図(せいめいじょうかず):隠された暗号-顧震(こしん)

顧震(こしん) 役

ジョウ・イーウェイ(周一囲)

開封府の左軍巡史。沈着冷静で老練な人物であり、鋭い直感と卓越した洞察力で、微細な手がかりから事件の真相を暴く優秀な役人です。都を揺るがす「梅船事件」の捜査を担当する中で、主人公の趙不尤(ちょうふゆう)と出会い、反目し合いながらも互いの能力を認め合い、事件の裏に隠された巨大な陰謀へと迫る協力関係を築いていきます。

その胸中には、長年抱え続けてきた深い執念があります。かつて涇原軍の統制であった李言の部下であり、実の兄弟のような絆で結ばれていましたが、15年前に李言は何者かに殺害されてしまいます。「梅船事件」の犯行手口が当時の事件と酷似していることに気づいた彼は、趙不尤の助けを借りてついに真凶である狄倫(てきりん)を突き止め、自らの手で長年の仇討ちを果たします。

硬派で哀愁を帯びた大人の魅力と、執念の捜査を繰り広げる凄腕役人ぶりが圧倒的な存在感を放つキャラクター。実力派俳優の周一囲(ジョウ・イーウェイ)が魅せる、内に秘めた熱い情熱と過去の因縁に葛藤する重厚な演技は、物語のサスペンス要素をぐっと引き締め、観る者を惹きつけます。

清明上河図(せいめいじょうかず):隠された暗号-趙離(ちょうり)

趙離(ちょうり) 役

ホウ・イエンソン(侯岩松)

主人公・趙不尤(ちょうふゆう)(ちょうふゆう)の父親。宋の太宗の五世孫という高貴な皇族の血筋を引きながらも、現在は都の片隅で慎ましく暮らす好々爺です。都を揺るがす「梅船事件」や「帽妖事件」「科挙不正事件」といった不可解な難事件の数々に直面する不尤たちを、長年培った豊富な人生経験と老獪な知恵を駆使し、陰ながら的確にアシストする重要な相談役としての役割を担っています。

若かりし頃に朝廷の有力者・鄒勉(すうべん)と激しく対立した過去を持ち、その因縁から左遷の憂き目に遭うも、高貴な身分ゆえに辛うじて命を繋いだという複雑なバックボーンを抱えています。また、不尤の亡き親友の遺児である墨児(ぼくじ)と瓣児(べんじ)の兄妹を引き取って我が子同然に育てるなど、血縁を超えた家族の絆を何よりも重んじる、慈愛に満ちた人物でもあります。

ベテラン俳優の侯岩松(ホウ・イエンソン)が、普段はお茶目でユーモラスながらも、ここぞという時には元皇族たる気品と鋭い洞察力を覗かせる、物語の「最高のメンター」を味わい深く好演しています。

清明上河図(せいめいじょうかず):隠された暗号-趙墨児(ちょうぼくじ)

趙墨児(ちょうぼくじ) 役

チャン・ヤオ(張耀)

主人公・趙不尤(ちょうふゆう)(ちょうふゆう)であり、熱い正義感を持つ青年。実直で心優しく、世の中の不条理に強い憤りを抱いています。兄が様々な難事件に巻き込まれる中、持ち前の行動力で積極的に捜査に加わり、兄を支える頼もしい相棒としての役割を果たします。

実は、趙不尤の亡き親友である大理寺正・董謙の実子という宿命を背負っています。幼い頃に父が殺害された後、趙不尤に託されてその父・趙離(ちょうり)のもとで我が子同然に育てられました。血の繋がりを超えた深い絆で結ばれた趙家で育つ中で、父の遺志を継ぐかのように「科挙に合格して官吏となり、民の冤罪を晴らす」という強い志を抱くようになります。物語の中で起きる科挙不正事件などの荒波に揉まれながらも、自身の正義を貫こうともがきます。

若手実力派の張耀(チャン・ヤオ)が、純粋ゆえの葛藤と成長を瑞々しく好演! 兄の背中を追いかけながら、自らの信念を証明しようと奮闘するひたむきな姿が、物語に爽やかな感動を与えてくれます。

清明上河図(せいめいじょうかず):隠された暗号-趙瓣児(ちょうべんじ)

趙瓣児(ちょうべんじ) 役

シア・モン(夏夢)

主人公・趙不尤(ちょうふゆう)(ちょうふゆう)で、明るく活発かつ聡明な少女。少し医理の知識があり、当初は医師を目指していたものの、力加減が上手くいかずに患者を傷つけてしまい医館をクビになってしまいます。しかし、そのおっちょこちょいな一面が怪我の功名か、ひょんなことから遺体を調べる「女仵作(女性の検視官)」となり、兄たちの事件捜査を専門知識でサポートしていく役割を担います。

兄の墨児(ぼくじ)と同様に、趙不尤の亡き親友である大理寺正・董謙の娘という出自を持ちます。幼い頃に趙不尤の父・趙離(ちょうり)に引き取られ、義理の姉(兄の妻)である温悦(おんえつ)(おんえつ)に育てられたため、趙家の人々とは血の繋がりを超えた非常に深い絆で結ばれています。天真爛漫なキャラクターでありながら、検視官という過酷な仕事を通じて人の死や事件の真相に向き合い、精神的にも大きく成長していきます。

新星女優の夏夢(シア・モン)が、お茶目で愛らしい妹分から、鋭い観察眼で遺体の声を聴くプロフェッショナルへと成長していく姿を瑞々しく好演! 緊迫したサスペンスが続く本作において、彼女の明るさと瑞々しい成長劇は視聴者の心を癒やす一服の清涼剤となっています。

清明上河図(せいめいじょうかず):隠された暗号-万福(まんぷく)

万福(まんぷく) 役

リン・ジアチュアン(林家川)

開封府の左軍推司であり、凄腕の役人・顧震(こしん)(こしん)。物語の当初は、周囲の環境に流されるまま、トラブルを避けてただ平穏無事に毎日を過ごすことだけを望む典型的な事なかれ主義の小役人でした。しかし、強い執念と正義感を持つ顧震が赴任してきたことで彼の生き方は一変し、上司の背中に影響されながら、次第に民のために悪を退治しようという強い使命感に目覚めていきます。

上司である顧震とは、単なる主従関係を超えた熱い絆と信頼関係を築き上げていきます。かつては保身を第一に考えていた彼が、都の闇に潜む巨悪・鄒勉(すうべん)を法の裁きにかけるため、国家の巨大権力である「皇城司」を相手に顧震と手を組んで勇敢に立ち向かう姿は、物語後半の大きな見どころです。その激しい闘いの中で自らも負傷するなど、過酷な運命を顧みず不条理に抗う強さを身につけていきます。

平々凡々だった小役人が、信頼できるリーダーとの出会いによって真の正義漢へと覚醒していく「凡人の成長劇」を体現したキャラクター。演技派の林家川(リン・ジアチュアン)が、親しみやすさの中に泥臭い熱さを滲ませるリアルな人間味を見事に演じ切っています。

清明上河図(せいめいじょうかず):隠された暗号-姚禾(ようか)

姚禾(ようか) 役

ハオ・ハン(郝漢)

開封府の仵作(検視官)。父親の跡を継いで不本意ながらも職に就いたものの、勤務初日から都を揺るがす大事件に遭遇してしまう青年です。座学での理論知識は完璧で、鋭い嗅覚と緻密な観察力を兼ね備えている有能な人材ですが、肝心の「死体が怖くて検視ができない」という検視官として致命的な弱点を抱えています。

そんな彼のピンチを救ったのが、のちに女性検視官となる趙瓣児(ちょうべんじ)(ちょうべんじ)でした。彼女の物怖じしない度胸に引っ張られるようにして自身の恐怖心を克服し、持ち前の観察眼で数々の怪事件を解決へと導く重要な手がかりを暴き出していきます。過酷な捜査を通じてお互いを支え合い、共に成長しながら次第に恋心を育んでいく二人の初々しいロマンスも物語に彩りを添えています。

知識は一流なのに死体が怖いというヘタレな可愛らしさと、恋と仕事を通じて一人前の男へと覚醒していくギャップが最大の魅力。重厚なミステリーが展開する本作において、彼の純粋でコミカルなキャラクターは、視聴者の心を和ませる最高のオアシスとなっています。