あらすじ

趙貴(ちょうき)の策略により謀反の罪を着せられ、天牢で拷問を受ける伽羅(から)。父・独孤(どっこ)信(どっこしん)は立場上動けず、姉・般若(はんじゃく)は皇帝に直訴するも、宇文護(うぶんご) との関係を疑われ聞き入れられない。絶望した般若は、伽羅を救うため、宇文護に身を捧げるという禁断の手段に出る。

ネタバレ

卑劣な罠!伽羅、絶体絶命のピンチ!

いやー、今回の趙貴(ちょうき)、マジで許せない!朝廷の場で、いきなり伽羅(から)と杜校尉(とこうい)を謀反人として引っ立てるんだもん!父の独孤(どっこ)信(どっこしん)も、娘が縄で縛られてる姿を見て、何が何だか分からないって顔してたよね…。

趙貴の言い分はこう。「伽羅が私兵を集めて謀反を企てた!済慈院からは武器や食糧も大量に見つかったぞ!」って。いやいや、そんなわけないじゃん!って思うけど、証拠(?)を突きつけられちゃ、伽羅も反論できない…。独孤(どっこ)信(どっこしん)も、娘をかばいたいけど、立場上、下手に動けないのが辛いところ。結局、伽羅は無実の罪で天牢(てんろう)に入れられちゃうんだよ…(涙)。

健気すぎる…伽羅の決意

牢に入れられても、伽羅は気丈だった。侍女の冬曲(とうきょく)が牢番を買収して面会に来てくれたんだけど、伽羅は「これは趙貴の罠。独孤家を陥れるためのものだから、私一人が罪を被る」って言うんだよ。健気すぎない!?冬曲は杜校尉に責任をなすりつけようって提案するんだけど、伽羅は「他の人を巻き込めない」ってキッパリ。結局、「城外で狩りをしてたら、誤解から乱闘になっちゃった」ってことにしよう、って口裏を合わせることに。うぅ…伽羅、いい子すぎる…。

姉・般若、動く!でも皇帝が…

一方、伽羅逮捕の知らせを聞いた姉の般若(はんじゃく)と父・独孤信(どっこしん)は、もう気が気じゃない!なんとかして助け出そうとするんだけど、これがまたうまくいかないんだな…。

般若は皇后に泣きつくけど、なんと皇帝は、般若と宇文護(うぶんご) がデキてるって情報を掴んでた!しかも、独孤信も宇文護(うぶんご) とグルだと思い込んでる始末。もう、疑心暗鬼の塊!皇后が「ちゃんと調べてください!」って頼んでも、聞く耳持たないどころか、「伽羅を拷問しろ!」なんて命令を下すんだよ!ひどすぎる!

拷問、そして雪の中の懇願

天牢では、趙貴が伽羅に「謀反を認めろ!」って迫って、ひどい拷問を加えてた…。伽羅は血まみれになって、ボロボロに…。心配で駆けつけた般若が見たのは、まるで傷ついた子ウサギみたいに衰弱しきった妹の姿。般若、ブチギレるんだけど、どうすることもできない…。

もう、いてもたってもいられなくなった般若は、父・独孤信と一緒に、雪が降りしきる中、皇宮の前でひざまずいて許しを請うんだ。でも、皇帝は会ってさえくれない…。般若の心は、もうポッキリ折れそう。「こんな皇帝を守る意味って…?」って、絶望感が漂ってたよね。見てるこっちも辛かった…。

皇后の優しさと、般若の禁断の一手

そんな中、唯一の救いは皇后さま。独孤親子を慰めて、太医を伽羅のもとに送ってくれたんだ。優しい…!

夫の宇文毓(うぶんいく) も般若を心配して来てくれたけど、般若はもうパニック状態。「いっそ、兵を起こしてやる!」ってくらい荒れてた。宇文毓(うぶんいく) が必死になだめてたけど、般若の怒りと絶望は収まらない。

そして、その夜。般若は実家にも、自分の屋敷にも帰らず、向かった先は…なんと、太師(たいし)・宇文護(うぶんご) の屋敷!

「お願い、伽羅を助けて…!」って、プライドを捨てて懇願する般若。宇文護は最初、いつものようにからかったりしてたけど、般若の泣きはらした目を見て、態度が一変。でも、「今、兵を動かすのは無謀だ」って冷静に言うんだ。

ここで、般若がまさかの行動に…!なんと、宇文護を動かすために、自ら衣を脱ぎ始めるんだよ!いわゆる「美人計」ってやつ!?きゃー!

般若の艶やかな姿に、宇文護も抗えない…。窓の外では雪が降りしきる中、部屋の中では…うん、そういうこと。愛する妹を救うためとはいえ、般若、禁断の一線を越えちゃったよ…。この選択が、これからどう影響していくのか…ハラハラが止まらない!

つづく