あらすじ
独孤(どっこ)信(どっこしん)は、療養中の娘・伽羅(から)と、訪ねてきた隴西郡公の世子・李澄(りちょう)を引き合わせ、二人の縁談を即決してしまう。突然の婚約に戸惑う伽羅は、姉・般若(はんじゃく)に諭されつつも、想いを寄せる宇文邕(うぶんよう)に手紙を送る。縁談を知った宇文邕は、病身を押して都へ急ぐが、無理がたたり倒れてしまう。一方、伽羅は自ら李家へ赴き、婚約の延期を申し出る。都に戻った宇文邕は謀反の疑いをかけられるが宇文護(うぶんご) に救われる。しかし自身の命が長くないと悟った宇文邕は、見舞いに来た伽羅に対し、わざと冷たく突き放すのだった。
ネタバレ
まさかの縁談!伽羅(から)、ポカーン…
前回、ちょっと元気なかった伽羅(から)だけど、おめでたい話があったおかげで、父・独孤(どっこ)信(どっこしん)は超ごきげん!「伽羅、ちょっと外で気晴らしでもしてこい!」なんて言われちゃって、久しぶりに外に出られた伽羅は、もう嬉しくてたまらない!まるで放牧された子馬みたいに、ぴょんぴょん跳ね回ってたんだ。
そこで出会ったのが、遠縁のイケメン従兄・李澄(りちょう)。彼は隴西郡公・李昞(りへい)の息子さん。独孤(どっこ)信(どっこしん)パパは「お、ちょうどいい!伽羅、李澄殿を案内してあげなさい」って。年の近い二人が並んで歩く姿は、確かにお似合い!それを見た李澄パパ、「うちの息子とどうです?結婚しません?」って、まさかの即プロポーズ!独孤信(どっこしん)パパも「おぉ、李澄殿はなかなかの好青年!いいでしょう!」って、トントン拍子に話が進んじゃった!
えぇぇぇーーー!?って感じだよね。伽羅なんて、会ったばっかりなのに、いきなり婚約者になっちゃったんだから、そりゃあもう、ポカーン…だよ。
乙女心は複雑…宇文邕(うぶんよう)への想い
「パパ、いくらなんでも早すぎだよ!」って、伽羅はぷんすか。でも独孤信(どっこしん)パパは「李家は名家だし、李澄殿だって素敵な人じゃないか。それに昔から結婚は親が決めるものなんだぞ」って、まあ、そういう時代だもんね…。
納得いかない伽羅に、頼れるお姉ちゃん・般若(はんじゃく)がアドバイス。「まあまあ、まだ婚約しただけじゃない。すぐに嫁ぐわけじゃないんだから、そんなに焦らないの」って。でも伽羅は、「だって、気になるのは宇文邕(うぶんよう)のことなんだもん…」って、やっぱり諦めきれない様子。
ここで般若姉さん、核心を突く!「あなた、宇文邕(うぶんよう)のこと本当に愛してる?本当に愛してたら、ご飯も喉を通らないくらい、四六時中考えて、一緒に死んでもいいって思うくらいなのよ?あなたの気持ちは、まだ友情の範囲じゃない?」って。うーん、厳しいけど、的を射てるかも…。
届け、この想い!楊堅(ようけん)、ナイスアシスト!
般若姉さんの言葉にハッとした伽羅だけど、やっぱりこのままじゃ嫌!「宇文邕に知らせなきゃ!」って、手紙を書くことに。でも、誰に頼もう…?そこで白羽の矢が立ったのが、我らが楊堅(ようけん)!「任せとけ!」って、男気を見せて手紙を届けてくれたんだ。
手紙を受け取った宇文邕は、もう大変!「なんだってー!伽羅が他の男と婚約!?」って、頭に雷が落ちたみたいな衝撃!「阻止しなきゃ!伽羅を他の男に嫁がせるわけにはいかない!」って、すぐさま都へ戻る決意をするんだ。
伽羅、動く!そして宇文邕、倒れる…
一方、伽羅もただ待ってるだけじゃなかった。「よし、直接李家に行って、この婚約、なかったことにしてもらおう!」って、すごい行動力!李澄パパの李昞は、伽羅の大胆さにビックリしつつも、その度胸を気に入ったみたい。「わかった。じゃあ、君が18歳になる2年後まで待ちましょう」って、結婚を延期してくれたんだ。うーん、完全には断れなかったか…。それを陰で聞いていた李澄は、ちょっとがっかり。でもパパに「全力でアタックして、彼女の心を掴むんだ!」って励まされてたよ。
その頃、宇文邕は雨の中、馬を飛ばして都へ急いでた。でも、もともと体が弱い彼。無理がたたって、血を吐いちゃって、もうボロボロ…。それでも「伽羅に会いたい!」っていう一心で、必死に進むんだ。切ない…。
姉妹の絆と、宇文邕の危機
その夜、伽羅はこっそり家を出ようとするんだけど、般若姉さんに見つかっちゃった!「あなたって子は、本当にわがままなんだから!」って怒る般若に、伽羅は思わず言っちゃいけないことを…「お姉ちゃんだって、愛してない人と結婚したくせに!」って。あーあ、言っちゃった…。般若の心の傷に触れちゃったんだね。
般若は思わず伽羅に平手打ち!…でも、すぐに後悔。伽羅も泣きながら謝って、二人は仲直り。姉妹って、色々あるけど、やっぱり絆は強いんだね。
都に戻った宇文邕だけど、今度は皇帝・宇文覚(うぶんかく)に「許可なく都に戻るとは、謀反の疑いあり!牢に入れろ!」って言われちゃう大ピンチ!ただでさえ瀕死の状態なのに、牢屋なんて入ったら…!
そこに現れたのが、なんと宇文護(うぶんご) !宇文邕が伽羅のためにこんな無茶をしたって聞いて、ちょっと同情したのかな?宇文覚(うぶんかく)の命令を無視して、宇文邕を自分の屋敷に連れて帰って治療を受けさせてくれたんだ。意外な展開!
切なすぎる嘘…宇文邕の決断
お医者さんの診断は「かなり危険な状態。長くは持たないかも…」って。マジか…宇文邕…。意識を取り戻した宇文邕は、自分の命が長くないことを悟るんだ。伽羅との楽しかった思い出が頭をよぎって、もう胸が張り裂けそう…。
伽羅は宇文邕が都に戻ったと聞いて、楊堅(ようけん)に頼んでお見舞いへ。でも、宇文邕は…わざと元気なふりをして、伽羅に冷たい言葉を浴びせるんだ。「君とのこと?ああ、昔の結婚の約束なんて、全部冗談だったんだよ。本気にするなよ。俺が好きなのは、もっとおしとやかで優しい女性なんだ」って…。
うわーん!そんなの嘘だって分かってるけど、伽羅はショックでうつむいちゃう…。宇文邕、伽羅を悲しませたくない、自分に縛り付けたくないって思って、わざと突き放したんだよね…?切なすぎるよぉぉぉ!
いやー、第6話、本当に濃かった!伽羅の婚約、宇文邕の命がけの帰還と悲しい嘘…。二人の恋の行方はどうなっちゃうの!?次回も絶対見逃せないね!
つづく