あらすじ

婚礼前夜、宇文護(うぶんご) は般若(はんじゃく)に復縁を迫るが、皇后の座を目指す般若は拒絶する。婚礼当日、般若は宇文毓(うぶんいく) に嫁ぐが、初夜に宇文護(うぶんご) が乱入し「般若は俺の女だ」と主張する。般若は宇文護との過去を認めつつも、宇文毓(うぶんいく) への貞節を宣言し、宇文護の目の前で宇文毓と契りを結び、宇文護を退ける。一方、宴で酔った伽羅(から)は宇文邕(うぶんよう)に慰められ眠ってしまうが、その様子を曼陀(ばんた)と楊堅(ようけん)に目撃される。曼陀は不倫だと騒ぎ立て、楊堅(ようけん)は妹を陥れようとする曼陀に失望し口論となる。傷心の曼陀は、偶然出会った李澄(りちょう)の優しさに触れ、彼を新たな標的とすることを思いつく。

ネタバレ

『独孤(どっこ)伽羅(から)』第9話、いや~、今回も濃かったね!ついに般若(はんじゃく)姉様の婚礼の日が来たわけだけど、すんなり行くわけないのがこのドラマ(笑)。特に宇文護(うぶんご) がいるんだからさ!早速、波乱万丈の9話、振り返ってみよっか!

婚礼前夜の密会…般若の覚悟

まず、婚礼前夜。宇文護(うぶんご) がこっそり般若に会いに来るんだよね。邪魔者だった清河(せいか)郡主も死んだことだし、もう障害はない、一緒になろうって言うんだけど…般若の答えは、まさかの「ノー」!

「明日、婚礼なのよ?今さらドタキャンしたら、たとえあなたが皇帝になっても、私は皇后になんてなれないわ」って。ひえー、般若姉さん、ブレない!皇后になるっていう野望のためには、愛<<<<野望 なんだね。宇文護(うぶんご) 、涙目だよ…。愛する女にここまで言われたら、そりゃ辛いよね。でも、般若の決意は鉄のように固い!結局、宇文護は「末永くお幸せに」って、皮肉たっぷりに言い残して去っていくのでした。般若は伽羅(から)に、明日は宇文護が何か仕掛けてくるかもしれないから、警備を強化するようにって頼むんだ。

波乱含みの婚礼当日

そして迎えた婚礼当日。般若姉様、めちゃくちゃ綺麗!お父さんの独孤(どっこ)信(どっこしん)は寂しそうだったけど、娘を送り出すんだ。

宇文毓(うぶんいく) の屋敷に到着すると、なんと宇文護からお祝いの品が!しかも、中身は大量の真珠!「陛下からの贈り物より豪華じゃん!」って周りはザワザワ。もう、これって嫌がらせなのか、それとも未練なのか…。どっちにしても、波乱の予感しかしない!

衝撃の初夜!般若、動く!

さあ、問題の初夜!宇文毓(うぶんいく) と般若、二人きりになって、いよいよ…って雰囲気になったところに、やっぱり来たよ、宇文護!

ズカズカ部屋に入ってきて、宇文毓(うぶんいく) を突き飛ばし、「般若は俺の女だ!」って、とんでもない宣言!修羅場すぎる!宇文毓も反論するけど、武術じゃ宇文護に敵うわけもなく…。

ここで般若が動く!「確かに宇文護とは過去があったわ。でも、それはもう終わったこと!」ってキッパリ。そして、「私はあなた(宇文毓)に嫁いだのだから、あなたの妻よ。誰のものでもない、清い体でね!」と宣言!

さらに、宇文護を完全に無視して、宇文毓をベッドに連れて行き、彼の靴を脱がせ、自分の婚礼衣装を脱ぎ始めるの!そして…宇文護が見てる前で、宇文毓にキス!!

うわー、これは効く!宇文護、怒りと絶望で顔面蒼白。愛した女が、自分の目の前で別の男と…!般若の「あなたとは完全に終わったのよ」っていう強烈なメッセージだよね。宇文護、すごすご退散するしかありませんでした。般若姉さん、やることがえげつないけど、覚悟がすごい!

一方その頃…伽羅と宇文邕(うぶんよう)、そして最悪の目撃者

一方、宴でちょっと飲みすぎちゃった伽羅は、外で宇文邕(うぶんよう)とバッタリ。姉が嫁いで寂しい伽羅を、宇文邕(うぶんよう)が優しく慰めるんだ。「いつでもそばにいるよ」って。優しいね~。で、伽羅が酔って石のテーブルで寝ちゃうんだけど、その寝顔を宇文邕が愛おしそうに見つめて、髪にそっと触れる…ちょっとキュンとしちゃうシーン。

ところが!これをあの曼陀(ばんた)と楊堅(ようけん)が見てた!曼陀、またもや「不倫よ!密通よ!」って、でかい声で騒ぎ立てる!最低!

伽羅の名誉を守るために、宇文邕がガチギレして曼陀の喉元掴んで「今見たことを誰にも言わないって誓え!」って脅すんだ。結局、楊堅(ようけん)が「絶対に他言しません!」って誓わされて、事なきを得るんだけど…。

曼陀の次なるターゲット

でも、曼陀は諦めない。「李家にチクってやる!」って言うんだよ。楊堅(ようけん)は、実の妹を陥れようとする曼陀の性根に心底呆れて大ゲンカ。「君にはがっかりした!」って。そりゃそうだ!

一人で泣きながら歩いてる曼陀に、今度は李澄(りちょう)が遭遇。優しく慰めて、自分のマントをかけてあげるんだけど…この優しさが仇に!曼陀、「あら、この人(李澄)に乗り換えれば、もっとお金持ちになれるんじゃ…?」って、またよからぬことを考え始めるんだよね。この女、本当に懲りない!

いやー、今回も人間関係ドロドロだったね!般若の覚悟と、曼陀の性悪っぷりが際立った回でした。伽羅と宇文邕の関係も、曼陀のせいでややこしくなりそうだし、次回も目が離せない!

つづく