あらすじ

天域の使者との問答の末、幻境で法相を打ち破った許七安(シュー・チーアン)。その功績により皇帝から侯爵の位を与えられるが、同時に危険な「血屠三千里」事件の調査を命じられる。一方、許七安の体内に宿る神殊の秘密と、彼を狙う新たな脅威の存在が明らかになる。

ネタバレ

幻境でまさかの人生相談!?許七安(シュー・チーアン)の逆襲が始まる!

前回、天域の使者に幻境へ引きずり込まれた許七安(シュー・チーアン)。そこで使者から「人生の意味とは?」なんて、壮大な問いを投げかけられちゃうんです。最初は「え、何それ哲学?」って感じで戸惑ってた許七安だけど、そこは我らが主人公!

短い時間で頭をフル回転させて、逆に使者に「ご飯食べる意味ってある?」「息する意味は?」「目を開ける意味は?」って質問攻め!これにはさすがの使者もタジタジ…。「え、確かに…」って感じで、自分のやってることに疑問を持ち始めちゃったみたい(笑)。その隙を突いて、許七安はバッサリと法相を斬り裂いちゃいました!いや~、スカッとした!

法相が崩れ落ちる瞬間、許七安は玉石でできた小さな刀をゲット!これには下の観客たちも「うおおおお!」って大興奮!特に許七安のお父さん、許平志(シュー・ピンジー)なんて、嬉しさのあまり号泣!しかも、隣にいた偉い人(首輔っていう、まあ総理大臣みたいなもんですね)の服で涙を拭いちゃうっていう暴挙に(笑)。お父さん、気持ちは分かるけど、それはアカンて!

そして、我らがヒロイン(候補?)、臨安(リンアン)も、緊張の糸が切れてホッとした表情。許七安の勝利に、誇らしそうな笑顔がもう可愛いのなんのって!やっぱり許七安は、みんなの期待を裏切らない男だぜ!

目覚めたらお宝ゲット?裏には大物たちの思惑が…

許七安が目を覚ますと、そこは白鹿書院。手には、あの法相を斬った玉石の小刀が!そこに監正(かんせい)が現れて、「その小刀、実は白鹿書院のお宝なんだよね~」って。どうやら、あの法相を破れたのは、臨安(リンアン)が許七安に渡した剣と、このお宝の小刀…つまり、白鹿書院と司天監の共同作業だったみたい。なるほど、そういうカラクリがあったのね!

一方、宮殿では皇帝が「たかが銀羅打更人ごときに、なんで法相が破れるんだよ!?」ってご立腹。部下からの報告で、許七安が白鹿書院の小刀(亜聖っていうスゴイ人の力が宿ってるらしい!)の力を引き出し、さらに真龍の気運も持ってる「選ばれし者」だったから、楽勝だったってことを知るんです。これを聞いた皇帝、許七安の力にますますビビっちゃったみたい。そりゃそうだよね、自分よりスゴイやつがいたら怖いもんね(笑)。

この状況を見て、司天監の監正と白鹿書院の大儒(偉い学者さん)は、「こりゃ、許七安を守らなきゃヤバいぞ」ってことで、二人で彼をバックアップすることを決意。頼もしい味方がいてくれて、一安心!

侯爵ゲットだぜ!…からの、まさかのドサ回り命令!?

そんな中、許七安は皇帝に「侯爵にしてくださーい!」ってお願い。皇帝はちょっと考えたけど、あっさりOK!やったね許七安!…と思いきや、すぐさま「じゃあ、早速“血屠三千里”事件の捜査に行ってこい」って無茶ぶり!皇帝曰く、「お前、法力スゴイし、司天監とも白鹿書院とも繋がってるから、捜査しやすいだろ?」だって。うーん、褒めてるんだか、厄介払いなんだか…。

臨安(リンアン)の健気な想いと、許家の日常(?)

許七安がまた危険な任務に出かけるって聞いて、臨安は心配でたまらない!見送りに行こうとするんだけど、お母さんである貴妃から「あなた、許七安のために白鹿書院まで行ったって噂になってるのよ!おとなしくしてなさい!」って外出禁止令が…。でも、そこは恋する乙女!侍女に変装して、こっそり宮殿を抜け出しちゃうんです。健気すぎるぜ、臨安ちゃん!

その頃、許家では、許七安が法相を破ったおかげで、お偉いさんたちからの贈り物がひっきりなし!家の中は、高価な品物で溢れかえってるみたい。そんな中、許七安は叔父さんと弟の許新年(シュー・シンニエン)に「俺がぶっ倒れてる間、ちゃんと看病してくれなかっただろ!」ってちょっとお説教モード。

すると許新年(シュー・シンニエン)、「いやいや、兄さんが倒れた日、俺たちも見舞いに行ったんだよ。そしたら臨安公主がいてさ、『私が看病しますから!』って、俺たち追い出されちゃったんだよ…」って弁明。どうやら臨安、つきっきりで許七安の世話をしてたみたい。やっぱり、臨安は許七安のことが相当好きみたいですねぇ。ニヤニヤしちゃうぜ!

許七安は、今回侯爵の位をゲットしたのは、実は弟の新年のためだったって告白。新年には、首輔の娘さんっていう意中の人がいるんだけど、家柄が釣り合わないから結婚できないかも…って悩んでたみたい。だから、許家の格を上げるために、爵位を求めたんだって。兄貴、優しいじゃん!

でも、新年は「いや、親父が首輔の前でやらかしちゃったから、もう結婚は無理かも…」ってガックリ。そう、あの涙を拭いた事件ですね(笑)。お父さんの許平志(シュー・ピンジー)、あの時のお相手がまさか首輔だったなんて、後から知って目が点になってたらしい。お父さん、ドンマイ!

神殊の秘密と新たな脅威!許七安の運命やいかに!?

そんなこんなで自宅の庭にいた許七安の前に、またまた天域の使者が二人登場!そのうちの一人、度苦(ドク)っていう使者が、許七安のおでこに指を当てると…なんと、許七安の体内にいる神殊(シェンシュウ)が覚醒!神殊は過去の一部を思い出したみたいだけど、まだ魂が不完全で、しばらくは許七安の体内で療養が必要なんだって。

度苦は、神殊の世話をしてくれてるお礼に、衝撃の事実を告げます。実は、神殊を許七安の体に入れたのは、巫神教の霊慧師(レイケイシ)っていうヤツで、神殊が完全に復活したら、その霊慧師が許七安を連れ去ろうとするかもしれないって!マジかよ!一番安全なのは、今いるこの都だとか…。重要な注意点を言い残して、使者たちはスッといなくなっちゃいました。

いやー、最後の最後でとんでもない爆弾が投下されましたね!許七安、侯爵になったと思ったら、また新たな厄介事に巻き込まれそうな予感…。一体どうなっちゃうの!?

つづく