炎上!逃亡!そして運命の再会…

まず冒頭から不穏な空気プンプンだったわよね。都から来た崔十九(さいじゅうきゅう) って役人が、崔五(さいご)に貢物の真珠を早くよこせって催促するんだけど、崔五のやつ、「いや~、火事になっちゃって、真珠も帳簿も全部パーでして…」なんて、しらじらしい言い訳!でも、崔十九(さいじゅうきゅう) はそんな嘘お見通し。「一粒たりとも不足は許さん!」って、そりゃそうだわ。

で、このヤバい状況を察知したのが、悪党の崔定(さいてい)!「こりゃトンズラするしかねぇ!」ってんで、へそくり抱えて夜逃げよ、夜逃げ!ほんと、どこまでも卑怯なヤツよねぇ。

一方、私たちのヒロイン・端午(たんご)は、張晋然(ちょう・しんぜん)に助けられて、なんとか一命を取り留めたみたい。甲板で張晋然(ちょう・しんぜん)と話すんだけど、彼が「いや~、都を離れて見た景色は最高でさ!特に采珠人たちが海と船の間をピョンピョン飛び回る姿は神秘的だったよ~」なんて無邪気に語るの。でも、端午(たんご)にとっては、その言葉が胸にグサリ…。だって、その「神秘的」な姿の裏には、鮫から逃げたり、仲間同士で殺し合ったりっていう、生きるための壮絶な現実があるわけで…。この対比が、もう切なくてたまらなかったわ。

船が港に着いて、端午(たんご)はお母さんと別れる時に落としちゃった、形見の「血珠」を崔定が持ってるのを見つけちゃうの!「弟よ、ここで待っていろ!」と、母の形見を取り戻すために、端午は一人、崔定を追いかける決意をするのよ。この時の端午の目、覚悟が決まっててカッコよかったわ!

宿敵との遭遇、そして屈辱

その頃、崔定はというと、以前、真珠楼が燃える前に全部の真珠を燕子京(えん・しけい)って男に売ったんだけど、なんとその代金がニセの黄金だったことが発覚!「燕子京(えん・しけい)、ぜってー許さねぇ!」って逆恨みしてるんだけど、時すでに遅し。燕子京(えん・しけい)の手下に見つかって、あっけなく捕まっちゃうの。

そこへ現れたのが、母の仇である崔定を見つけた端午!怒りに燃える端午は、大きな木の棒を振り回して崔定に殴りかかるのよ!燕子京は、それを止めもせずに、ただ静かに見ているだけ…。端午が少し落ち着いたところで、地面に転がった血珠を見つけるんだけど、拾おうとした瞬間、燕子京に手を踏みつけられて…!ああ、もう!このシーン、悔しくて涙が出そうだったわ!

船の人たちは、端午のことを「盗人だ!」って決めつけて、罰として甲板の下に縛り付けちゃうの。でも、端午は諦めない!縄に必死にしがみついて、持ち前の根性で甲板に這い上がってくるのよ。この子の生命力、ハンパないわ!

強くなければ奪えない…燕子京との取引

夜になっても、端午は休むことなく血珠を探し続けるんだけど、またしても燕子京の手下に見つかっちゃう。そこで燕子京が端午に言うの。「そんなやり方じゃ珠は手に入らない。お前は弱すぎる。いつか強くなったら、その時こそ珠を奪い返せるだろう」って。うーん、この男、ただの悪党じゃない感じ?なんか含みがあるわよねぇ。

端午は「いくらなら売ってくれるの?」って聞くんだけど、燕子京のヤツ、端午が値段を言うたびに100万ずつ釣り上げて、最終的にはなんと300万!「えええええ!?」って感じよね。でも、端午は諦めない。「時間をください。船が岸に着けば、きっとお金を稼ぐ方法を見つけます!」って、燕子京に頼み込むの。この子の前向きさ、見習いたいわ!

そんな中、燕子京の手下である康琚(こうきょ)って男が、端午に目をつけちゃうの。「船旅も長いし退屈だし、あの娘、頭も切れるし度胸もあるから、そばに置いたらどうです?」なんて燕子京に進言するんだけど、燕子京は「余計なこと考えるな」ってピシャリ。あらあら、康琚さん、端午ちゃんに惚れちゃったのかしら?でも、燕子京のこの反応も、なんだか気になるわよねぇ。

つづく