林清秋(りんせいしゅう)と聞若夕(ぶんじゃくせき)の婚約が解消。雷羽(らいう)は宮北音(きゅうほくおん)に告白するも失敗、その後、宮北音は毒で幻覚を見て雷羽に想いを伝える。鹿南一(ろくなんいつ)は悪夢に悩まされ、餞別会で玉佩を盗まれる。師匠の装飾品がきっかけで、幼い頃の記憶が蘇り、事件の真相に近づいていく。
「鹿苑記~僕の生意気な彼女~」あらすじネタバレ18話
第18話は、林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)を取り巻く人間関係に大きな変化が訪れます。なんと、両家の親同士が示し合わせたように婚約を解消!雷羽(らいう)は宮北音(きゅうほくおん)への告白失敗の後遺症に苦しみ、林清秋(りんせいしゅう)に恋愛相談をするも成果は得られず…。一方、宮北音(きゅうほくおん)は思わぬ毒で幻覚を見て、雷羽(らいう)に大胆な行動に出てしまいます。そして鹿南一(ろくなんいつ)は悪夢にうなされ続け、餞別会の夜には玉佩を盗まれ、師匠の不審な持ち物から幼い頃の記憶が蘇ることに…。様々な出来事が複雑に絡み合い、物語は核心へと迫っていきます。
林清秋、ついに婚約解消!そして雷羽の恋の奮闘記
林清秋の母と聞若夕(ぶんじゃくせき)の母は、お互い子供の婚約を解消したいと思いつつも、言い出せずにいました。しかし、両者とも「うちの子には勿体ない」という同じ口実を使って、ついに婚約解消へ!聞若夕(ぶんじゃくせき)も林清秋も異議なく、この無理やりな縁談は幕を閉じました。
一方、雷羽は宮北音への奇抜な告白が裏目に出て、避けられ続ける羽目に。途方に暮れた彼は、林清秋に相談を持ち掛けます。雷羽の話を聞いた林清秋は、自分と鹿南一の仲が縮まったのは妖怪の絵がきっかけだったと語り、雷羽の参考にはならないと正直に伝えました。そこで雷羽は、プレゼントで挽回しようと決意します。
宮北音、毒でまさかの愛の告白!? そして鹿南一を襲う悪夢
宮北音は薬用の絵の具を調合中に、子犬が乱入して毒の粉をひっくり返してしまいます。毒に当たって意識が朦朧とする中、謝罪に来た雷羽が現れます。雷羽は宮北音の視線を避けながら、たどたどしく説明を始めますが、宮北音は彼の肩にもたれかかり、服の中に手を入れる大胆な行動に!雷羽は床に散らばった毒の粉を見て事態を理解しますが、時すでに遅く、宮北音からキスをされてしまいます。
宮北音が意識を取り戻すと、二人は同じベッドの上に。雷羽は何もしていないと必死に弁解しますが、宮北音は「この毒は幻覚の中で好きな人の姿が見える」と告げ、自分の幻覚には雷羽しかいなかったと告白します。鈍感な雷羽もようやく彼女の気持ちに気づき、二人の関係は大きな進展を見せるのでした。
鹿南一は、赤い服の女性が生きたまま棺に埋められる悪夢にうなされます。逃げ惑う彼女は、棺の中の女性と目が合ってしまい…。目を覚ました鹿南一を林清秋が優しく慰めます。鹿南一は、幼い頃に隠れんぼをしていた時のことを思い出します。彼女は洞窟に隠れた記憶があるのに、周りの人たちは崖の下で見つかったと言っていたのです。林清秋は気にしないように言いますが、鹿南一は自分の記憶に何か違和感を感じ始めます。
餞別会で盗まれた玉佩… 蘇る記憶と迫る危機
師匠のために開かれた餞別会。陸白(りくはく) は酔って師匠に抱きつき、師匠は林清秋に荷物をまとめるよう急かします。その頃、屋上では酔った宮北音と鹿南一が酒を酌み交わしていました。宮北音が自分は仙女だと話している隙に、黒服の男が鹿南一の玉佩を盗みます。よろめいた鹿南一は、戻ってきた師匠にぶつかり、師匠の服が破れて胸に下げた装飾品が見えました。
気を失う寸前、鹿南一はその装飾品に見覚えがあると感じます。そして再び悪夢が蘇ります。洞窟の中で、女性が棺の中で息絶えるのを見ていた幼い鹿南一。そこに黒服の男が現れ、彼の首には師匠と同じ装飾品が…。目を覚ました鹿南一は林清秋に「あの夢は全部現実だった」と告げます。
18話まとめ:黒幕の影がついに…!?
- 林清秋と聞若夕の婚約がついに解消!
- 宮北音が毒の影響で雷羽に愛の告白!二人の関係に変化が。
- 鹿南一は師匠の装飾品がきっかけで、幼い頃の記憶が蘇る。
- 玉佩を盗んだ黒服の男、師匠の不審な装飾品…鹿南一の記憶と繋がるこれらの出来事は、過去の事件と現在の状況が繋がっていることを暗示している。餞別会を舞台に様々な出来事が交錯し、物語は核心へと近づいていく。黒幕の影がついに見え隠れし始めました…!
鹿苑記~僕の生意気な彼女~ 第18話 感想:運命の糸が絡み合う!急展開に目が離せない!
第18話は、まさに怒涛の展開でした!林清秋と聞若夕の婚約解消は、二人の新たな恋の始まりを予感させ、今後の展開に期待が高まります。雷羽と宮北音の関係も大きく進展し、二人のぎこちないながらも心温まるやり取りに思わずニヤニヤしてしまいました。
しかし、物語は甘いだけではありません。鹿南一の悪夢、盗まれた玉佩、そして師匠の不審な装飾品…。これらの要素が複雑に絡み合い、物語に不穏な影を落としています。特に、鹿南一の幼い頃の記憶が蘇るシーンは、鳥肌が立つほどの衝撃でした。一体、彼女の過去に何があったのか?そして、黒服の男の正体とは?
次々と明らかになる謎と、深まるサスペンス。次回の展開が待ちきれません!それぞれの想いが交錯し、運命の糸が複雑に絡み合う中、物語は一体どんな方向へ進んでいくのでしょうか?
つづく