林清秋(りんせいしゅう)から受け取った検死結果に、鹿南一(ろくなんいつ)は驚きを隠せない。二人の間には、子供時代を彷彿とさせるようなイタズラ合戦が繰り広げられる。一方、葉家に滞在中の付聞淵(ふぶんえん)。彼は葉家の末娘の夢の中である秘密を目撃されてしまう。林清秋と鹿南一の恋の行方は?そして付聞淵の秘密とは?様々な想いが交錯する中、物語はついに最終回を迎える。

「鹿苑記~僕の生意気な彼女~」あらすじネタバレ最終回・24話

最終回、怒涛の展開に目が離せない!林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)の恋の行方は?そして付聞淵(ふぶんえん)の悪事はついに暴かれるのか!?

恋の駆け引きは最終ラウンド!

鹿南一(ろくなんいつ)は林清秋(りんせいしゅう)から受け取った検死結果を開き、満足げな表情を浮かべる…のも束の間。そこには「服を畳んで持ってきて」の文字が!怒り心頭の鹿南一(ろくなんいつ)だが、林清秋(りんせいしゅう)は涼しい顔で点心を頬張る。しかし次の瞬間、林清秋が突如倒れこむ!実は鹿南一、点心に細工をしていたのだ。

この一連のやり取りは、二人の子供時代を彷彿とさせる。かつて林清秋が差し出したお菓子を、鹿南一は毒入りではないかと疑い口にしなかった。すると林清秋は腹痛を装い、お菓子を交換させようと画策したのだ。今も昔も鹿南一は指を舐める癖があり、林清秋は隙を見て隔油紙に痒み粉を仕込む。しかし鹿南一は一枚上手、痒みを我慢して倒れ込み、解毒剤を要求する芝居を打つ。だが結局、林清秋に見破られてしまうのだった。

永遠の愛を誓う二人

悪戯合戦を終えた二人は、河辺で灯籠流しを楽しむ。林清秋の腕に抱かれながら、鹿南一は灯籠に隠された秘密を聞かされる。「幼い頃の願いは、君を妻にすることだった」と。照れくさそうに俯く鹿南一の手を、林清秋は力強く握りしめ、「一生離さない」と誓う。胸に手を当てられた鹿南一は、夜空に輝く花火の下で林清秋と唇を重ね、この瞬間が永遠に続けばと願うのだった。

悪事が白日の下に!?

一方、葉家では付聞淵が客間で休んでいた。しかし、葉家の末娘のいたずらで家中が寝不足気味。好奇心旺盛な彼女は付聞淵の夢の中を覗き見ると、驚愕の光景を目にする。夢の中で付聞淵は、山賊に襲われている花嫁を助ける正義の味方を演じていた。そして花嫁から玉佩を受け取ると、倒れていた「山賊たち」が起き上がり…なんと全員、付聞淵の手下だったのだ!盗掘団すら操る付聞淵。全ては玉佩を騙し取るための自作自演だった。末娘は息を潜め、この悪事を全て目撃するのだった…。

最終回の注目ポイント!

  • 愛と試練の最終章: 検死結果の偽造、点心への細工、痒み粉…二人の愛は数々の試練を乗り越え、真の愛へと昇華する。
  • 永遠の愛の誓い: 灯籠流しで見せた林清秋の告白、そして花火の下での誓いのキス。二人の愛は永遠のものとなるのか?
  • 悪事発覚の危機: 葉家の末娘が知ってしまった付聞淵の秘密。この一件が物語をどう左右するのか?
  • 変わらぬ二人の関係: 指を舐める癖、お菓子の交換…子供時代から変わらない二人のやり取りは、二人の絆の深さを物語っている。

『鹿苑記~僕の生意気な彼女~』最終回 第24話の感想

最終回、ついに幕が閉じました。林清秋と鹿南一の、まるで嵐のような恋の駆け引きは、見ているこちらまでハラハラドキドキさせられました。特に、検死結果の偽造から始まる一連のイタズラ合戦は、二人の子供時代を思い起こさせる演出で、微笑ましくもあり、二人の絆の深さを感じさせられました。

河辺の灯籠流しで見せた林清秋の告白は、胸が締め付けられるほど美しく、二人の未来を祝福したい気持ちでいっぱいになりました。しかし、幸せな二人とは対照的に、付聞淵の悪事がついに明るみに。葉家の末娘が夢の中で目撃した真実は、今後の展開に大きな影を落とすことは間違いありません。

林清秋と鹿南一の恋の結末、そして付聞淵の悪事の行方。様々な想いが交錯する中、物語は幕を閉じました。最終回まで見届けられて本当に良かったと思える、素晴らしい作品でした。

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