林清秋(りんせいしゅう)との距離が縮まったのも束の間、鹿南一(ろくなんいつ)は酒場で起きた殺人事件に巻き込まれる。酒樽から発見された死体の口から、親友である付聞淵(ふぶんえん)の指輪が見つかったことで、彼は殺人容疑で逮捕されてしまう。付聞淵の無実を信じる鹿南一(ろくなんいつ)は、彼の潔白を証明するために奔走する。林清秋(りんせいしゅう)も彼女に協力するが、状況は付聞淵にとって不利なものばかり。捜査の末、鹿南一は事件の鍵を握る可能性のある侍女の存在にたどり着く。
「鹿苑記~僕の生意気な彼女~」あらすじネタバレ4話
まさかの大胆キス!?林清秋(りんせいしゅう)の不意打ちにドッキドキ!
前回のラストで酔いつぶれちゃった鹿南一(ろくなんいつ)。翌朝、侍女の小桃(しょうとう)から聞かされた事実に、もう顔から火が出そうだったわよね!なんと、あのクールな林清秋(りんせいしゅう)様が、鹿南一(ろくなんいつ)を抱きかかえて部屋まで運び、おまけに寝顔にキスまでしてたっていうじゃないの!
「え、私がそんなこと…?」って最初は怒ってた鹿南一(ろくなんいつ)だけど、「林様が帰ろうとしたら、あなたが必死に腕を掴んで離さなかったんですよ」なんて言われちゃって、もうタジタジ(笑)。あの時の照れ顔、最高にキュートだったわ!
その夜、林清秋(りんせいしゅう)から綺麗な灯りをもらって、ちょっといい雰囲気になった二人。このままラブコメ展開かと思いきや…事態はとんでもない方向へ転がっていくのよ!
酒樽から死体…サスペンス劇場の幕開け
二人が立ち寄った書社兼酒場で、美味しいお酒を飲もうとしたその時!鋭い嗅覚を持つ林清秋が「この酒、匂いが変だ」と気づいたの。その直後、店員さんの悲鳴が!なんと、巨大な酒樽の中から、人がプカ~っと浮かび上がってきたのよ!ホラーすぎるでしょ!
幸い、二人は酒を飲む前だったから無事だったけど、他のお客さんはみんな腹痛を訴えて大騒ぎ。ここから、甘い雰囲気は一変、一気にサスペンス劇場の幕開けよ!
親友が殺人犯!?付聞淵、絶体絶命のピンチ!
検視官の宮北音(きゅうほくおん)が死体を調べると、なんと死後半年も経過していることが判明。身元の特定は難しいかと思われたその時、死体の口の中から金ピカの指輪が!そして、その指輪に刻まれていた名前は…「付聞淵(ふぶんえん)」!
え、なんで!?って思う間もなく、私たちの優しい付聞淵は殺人容疑で連行されちゃうの。ひどすぎる!
さらに、死体は江(こう)家の娘のものだと判明。彼女の父親は「娘は結婚前に男と密通していたと噂があった!」と騒ぎ立てる始末。付聞淵は「半年前に花嫁行列が襲われているのを助けただけだ。その時に指輪をなくし、お礼に玉佩(ぎょくはい)をもらったんだ」と必死に無実を訴えるんだけど…。
その玉佩が、逆に「密通相手の証拠」だと指摘されちゃうの!林清秋も、付聞淵が無実だと心では分かっていながら、証拠を前にして彼を投獄せざるを得ない状況に…。もう、見ていて胸が苦しくなったわ。
友を救え!鹿南一、真犯人捜しに奔走!
「私がいる限り、付聞淵を冤罪にはさせない!」
親友の逮捕に、鹿南一が立ち上がる!かつて自分が濡れ衣を着せられた時、必死で助けようとしてくれたのが付聞淵だったものね。苦しい時代を二人で支え合ってきた回想シーンは、涙なしには見られなかったわ…。
お店の経営も苦しくて、借金取りに大事な腕輪まで渡すことになった鹿南一。そんな彼女を心配して駆けつける林清秋。この三角関係も気になるところだけど、今はまず付聞淵を助けるのが最優先!
鹿南一は牢屋の付聞淵に面会し、事件の真相を探る。そこで、付聞淵の口から「当時、江家の娘のそばに小玉(しょうぎょく)という侍女がいたはずだ」という重要な証言が!
この「小玉」という侍女が、事件の真相を解く鍵を握っているに違いないわ!「出られたら、一緒に花火を見に行こう」と約束する付聞淵。絶対に助け出してあげて、鹿南一!
一体誰が、何のために付聞淵を陥れたのか?謎が深まるばかりの第4話。
『鹿苑記~僕の生意気な彼女~』第4話の感想
第4話は、冒頭の林清秋と鹿南一の微笑ましいやり取りから一転、息をのむようなサスペンス展開でした。まさか、あんなに優しい付聞淵が殺人容疑で捕まってしまうなんて…。彼の無実を信じ、必死に真実を追い求める鹿南一の姿には心打たれます。しかし、状況証拠はあまりに彼に不利で、見ているこちらも苦しくなりました。一体誰が、何の目的で彼を罠にかけたのか。そして、事件の鍵を握る侍女の存在。多くの謎が散りばめられ、物語が大きく動き出したことを感じさせる回でした。
つづく