結婚の噂を否定した陸徜(リク・ショウ)は、明舒を特別な灯籠祭りへと誘います。二人きりの空間で、ついに秘めていた想いが明かされることに。一方、その様子を見ていた宋青沼(ソン・チンジャオ)は深い悲しみに暮れます。さらに、街では流民の問題が深刻化し、その裏で豫王(ユーワン)の不気味な影が動き始めていました。

「めぐり逢いの花婿」あらすじネタバレ32話

陸徜(リク・ショウ)の決意と、雨の中の優しさ

陸徜(リク・ショウ)が盧瑞珊と結婚するという噂が流れ、簡明舒(カン・メイジョ)は気が気ではありません。焦る彼女に対し、陸徜(リク・ショウ)は落ち着いた様子で語りかけます。あれは瑞王(ルイワン)が盧尚書を牽制するために流した偽の情報だよ

彼はそう言うと、明舒の顔についた雨粒をタオルで優しく拭いました。誰も僕に、したくないことを強制なんてできないその言葉には強い意志が込められていましたね。

一方、曾(そう)おばさんは二人の関係を心配しています。明舒の想い人は宋青沼(ソン・チンジャオ)なのか、それとも陸徜なのか。殷淑君(イン・シュージュン)は明舒は宋青沼(ソン・チンジャオ)を振ったのだから、好きなのは陸徜でしょうと楽観的です。

でも曾おばさんの懸念は別のところにありました。もし明舒が記憶を取り戻し、かつて陸徜に拒絶された過去を思い出したらどうなるか。陸徜自身もそれを恐れていますが、過去の過ちは償い、全力で彼女を大切にすると心に誓うのでした。

灯籠の謎かけと、待ちわびた告白

昭王府で灯籠祭りが開かれる夜、陸徜は早めに来て明舒を待っていました。会場にはなぜか他の客がいません。時間が早いからかななんて陸徜はとぼけますが、きっと貸し切りにしたのでしょうね。

二人は一緒に灯籠の謎解きを楽しみます。明舒が謎を解いていくと、答えの文字が繋がってある言葉になりました。我心悦你(私はあなたを慕っています)

明舒はわざと怒ったふりをします。あなたには江臨に忘れられない人がいるんでしょう?彼女は、その忘れられない人が自分だと気づいていながら、陸徜の口から直接聞きたかったのです。

陸徜は慌てて、そして真剣に想いを伝えます。ずっと忘れられなかったのは、目の前にいる君だよついに二人の想いが通じ合った瞬間でした。

翌朝、曾おばさんに起こされた二人の様子が微笑ましいんです。明舒は狸寝入りをし、陸徜と甘い空気を楽しみます。朝食の席では、テーブルの下でこっそり手を繋いだりして。目の下のクマなんてお構いなしの幸せオーラ全開ですね。

失恋の痛みと、新たな企み

幸せな二人とは対照的に、宋青沼(ソン・チンジャオ)はどん底にいました。二人が結ばれたと知り、花琅閣の隅でひどく落ち込んでいます。陸徜の書斎を訪れた彼は、約束を破ったなと恨み言を言いつつも、明舒が選んだのならと身を引く覚悟を決めました。彼女を悲しませたら許さないという言葉が切ないです。

その夜、泥酔した宋青沼は明舒のもとへ。俺のどこが彼に劣るんだ? なぜ俺じゃダメなんだ?答えのない問いを投げかける彼を、聞安県主(ブンアンケンシュ)が連れ帰りました。いい人なだけに、この姿を見るのは辛いですね。

一方で、盧家では新たな動きが。盧婉儿(ろ・えんじ)が社交界で人気者になり、盧尚書はご満悦です。娘が役に立つなら、瑞王(ルイワン)に急いで取り入る必要もないと考え始めました。

街では流民への炊き出しが行われていますが、明舒はただ粥を配るだけでは根本的な解決にならないと考えます。そんな中、豫王(ユーワン)を呼び出しました。花琅閣の慈善活動について探りを入れているようです。蘇棠梨は手加減するよう部下に命じますが、失敗して豫王(ユーワン)から暴力を振るわれてしまいます。不穏な空気が漂い始めました。

第32話の感想

ついに!やっと二人が結ばれましたね!灯籠のメッセージで告白なんて、陸徜もやる時はやります。翌朝、テーブルの下で手を繋ぐシーンは、見ているこちらまでニヤニヤしてしまいました。一方で、宋青沼の失恋が本当に可哀想で…。泥酔して絡んでしまう気持ちも分かります。そしてラスト、蘇棠梨への暴力シーンにはゾッとしました。幸せな展開の裏で、かなり危険な火種がくすぶっています。

つづく