陸徜(リク・ショウ)は、保身に走る父・陸尚書と決別し、明舒(メイジョ)との絆を深めていく。そんな中、不正の証拠を持つ盧(ロ)尚書が現れるが、証拠提供の条件として陸徜(リク・ショウ)に娘との結婚を要求する。さらに街中には陸徜が結婚するという噂が流れ、それを聞いた明舒はショックを受ける。政治的な駆け引きと恋の嫉妬が絡み合う、波乱の展開へ。

「めぐり逢いの花婿」あらすじネタバレ31話

父との決別と、雨の中の相合傘

豫王(ユーワン)尚書のとった態度は冷酷なものでした。彼は簡金海(カン・キンカイ)からの助けを求める手紙を無視していたのです。3年前、瑞王(ルイワン)の新政が波紋を呼んだ際、陸尚書は自らの保身のために沈黙を貫きました。その結果、多くの人々の生活が断たれてしまったのです。

陸徜(リク・ショウ)は父である陸尚書のその態度が許せません。商売のために簡家や蘇家を見捨てたのかと激しく憤ります。彼が悲しかったのは血縁の問題ではなく、父が新政は国のためになると知っていながら、見て見ぬふりをしたことでした。陸徜(リク・ショウ)は父を屋敷から追い出します。そんな彼をそばで支える簡明舒(カン・メイジョ)。彼女は朝廷にあなたのような人がいれば、未来はきっと良くなると励ますのでした。

その後、明舒が店を出ると、外は雨。傘を持たずに濡れていた陸徜(リク・ショウ)と鉢合わせます。二人は一つの傘で帰路につきますが、陸徜は傘を明舒の方へ大きく傾けていました。おかげで彼の半身はずぶ濡れです。言葉少なですが、彼の深い愛情が伝わってくるシーンでしたね。

陸家の思惑と出生の秘密

屋敷に戻ると、なんと追い出したはずの陸尚書がまた来ていました。陸徜も曾(そう)おばさんも、彼を冷ややかな目で見ます。陸尚書は明舒に仲を取り持ってくれと頼みますが、明舒もきっぱりと拒絶。陸家のお嬢様どころか、親戚扱いもごめんですと突っぱねます。

諦めきれない陸尚書は、曾おばさんを説得にかかります。陸徜の将来のために、彼を陸家の籍に戻すべきだ。明舒の婚儀のためにもなると。しかし、曾おばさんは動じません。そして、さらりと衝撃の事実を告げます。明舒の結婚にあなたは口出しできません。彼女はあなたの娘ではないのですからこれには陸尚書も言葉を失ったことでしょう。

宋青沼(ソン・チンジャオ)の献身と怪しい再会

一方、宋青沼(ソン・チンジャオ)は相変わらず花琅閣に通い、明舒を見つめる日々を送っています。彼女が怪我をすれば飛んでいこうとするほど、その想いは切実です。そんな彼の姿を見かねた聞安(ぶんあん)県主は、気分転換に彼を連れ出します。青沼は明舒のために徹夜で道具を作り、こっそりと店に置いていくのでした。彼の不器用な優しさが胸に刺さります。

また、店には盧(ロ)夫人が買い物に来ていました。彼女のそばには、幼い頃に誘拐され、3ヶ月前にやっと見つかったという娘・盧婉児(ロ・エンジ)の姿が。しかし、明舒はこの話に違和感を覚えます。盧夫人の夫である盧尚書は、豫王(ユーワン)と関わりがある人物だからです。あまりにもタイミングが良すぎる再会劇に、裏がありそうな予感がします。

取引条件は結婚?盧尚書の罠

盧尚書が瑞王(ルイワン)のもとを訪れました。彼は豫王(ユーワン)や高知府の不正の証拠を持っているといいます。しかし、その証拠を渡す条件として提示したのは、なんと陸徜と盧家の婚姻でした。瑞王(ルイワン)は他人の結婚に口は出せないと保留にしますが、証拠は喉から手が出るほど欲しいものです。

明舒は、青沼にお礼を言うため、聞安県主(ブンアンケンシュ)と共に彼のもとを訪れます。その後、盧家の娘である盧瑞珊(ロ・ズイサン)から招待状が届きました。陸徜はこれが盧尚書の差し金だと察し、明舒に同行します。

案の定、盧尚書は陸徜に娘との結婚を迫りました。かつて自分を罠に嵌めた相手が、今度は証拠を盾に縁談を持ちかけてきたのです。陸徜は証拠と引き換えの結婚などお断りだと即座に拒否。明舒はその場で、盧瑞珊に行方不明の医師について探りを入れますが、手掛かりは掴めませんでした。

嫉妬の嵐と広まる噂

帰りの馬車で、明舒は陸徜の様子がおかしいことに気づきます。盧尚書の条件を聞き出した彼女は、思わず嫉妬してしまいました。あなたってば、本当にモテるのねと皮肉っぽく笑いますが、心の中は穏やかではありません。

陸徜に断られた盧尚書は、腹いせに娘を放蕩息子に嫁がせようとします。焦った盧瑞珊は、既成事実を作ろうと私は新科状元の陸徜と結婚するという噂を街中に流しました。街は大騒ぎになり、その噂は明舒の耳にも届きます。ショックを受けた明舒は、大雨の中を走って屋敷へ戻りました。

屋敷では、殷淑君(イン・シュージュン)が瑞王にまさか政治のために陸徜を売る気?と激怒しています。ずぶ濡れで帰宅した明舒は、陸徜に詰め寄りました。本当にあの人と結婚するの?必死な彼女の姿を見た陸徜は、彼女が自分を想ってくれていることが嬉しくて、ついからかうような態度をとってしまいます。二人の恋心が大きく動く、雨の夜となりました。

第31話の感想

陸徜が自分の肩を濡らして明舒に傘を差すシーン、最高でしたね!言葉ではなく行動で愛を示す姿にキュンとしました。それにしても、陸(リク)尚書も盧(ロ)尚書も、父親たちが揃いも揃って自分勝手すぎます。子供を道具としか思っていないのでしょうか。ラストシーン、嫉妬して雨の中を走る明舒がいじらしかったです。陸徜、そこでからかうのは余裕がありすぎですよ!早く誤解を解いて抱きしめてあげてほしいです。

つづく