祈福大典で予期せぬ事件が発生!陸徜(リク・ショウ)の身代わりとなり、命懸けで祭壇に立ちます。危機を察知した簡明舒(カン・メイジョ)は炎の中へ飛び込みますが……。一方、蘇棠梨はずっと追い求めてきた復讐の時を迎えます。そして、昏睡状態の中で明舒の記憶がついに蘇る、激動の第34話です。
「めぐり逢いの花婿」あらすじネタバレ34話
祭壇の上の身代わり
いよいよ祭祀(さいし)の当日がやってきました。
殷淑君(イン・シュージュン)も急いで駆けつけますが、祭壇の上にいる人物を見てハッとします。
あれは瑞王(ルイワン)様じゃない……!
彼女の目はごまかせません。あそこに立っているのは、なんと陸徜(リク・ショウ)だったのです。
魏卓(ぎたく)が刺客を捕らえ、簡明舒(カン・メイジョ)は花火を見て計画通りうまくいったと安心します。しかし、空には不気味な孔明灯(天灯)がいくつも浮かんでいました。さらに、盧婉児(ろえんじ)が浮かべる悪意に満ちた笑みを見て、明舒は悟ります。陸徜(リク・ショウ)が危ない!
炎と毒煙のなかで
孔明灯が祭壇へ近づくと、突然の矢の雨が降り注ぎました。
撃ち落とされた灯籠から火の手が上がり、毒煙が充満してしまいます。
明舒は危険を顧みず、祭壇へ猛ダッシュ!
そこには、毒と疲労でふらふらになった陸徜(リク・ショウ)の姿がありました。
階段はすでに炎に包まれ、逃げ場はありません。絶体絶命の瞬間、陸徜は明舒を抱きかかえ、決死の覚悟で祭壇から飛び降りました。地面に落ちた衝撃で、陸徜はすぐに意識を失い、明舒もまた薄れゆく意識の中に沈んでいきます。
一方、火事の知らせを聞いた殷淑君(イン・シュージュン)は、瑞王(ルイワン)が燃える宮殿にいると思い込み、半狂乱で飛び込もうとしました。そこへ現れたのは、無事な瑞王(ルイワン)本人です。実は、陸徜が瑞王を眠らせて安全な場所へ逃し、自らが囮(おとり)になっていたのでした。
蘇棠梨の復讐と証拠
すべてを操っていたつもりの豫王(ユーワン)でしたが、計画の失敗を知らされます。
瑞王と殷淑君(イン・シュージュン)によって、倒れていた陸徜と明舒は無事に救出されました。
この騒動を受け、盧尚書(ろしょうしょ)は職を解かれ投獄されることに。彼は連行される直前、隠し持っていた機密文書のありかを娘の盧婉児に伝えました。婉児は証拠隠滅のため書斎へ向かいますが、そこで待っていたのは蘇棠梨(そとうり)です。蘇棠梨は、父の無念を晴らすため、その手で盧婉児を討ち取りました。これでようやく、父の汚名をそそぐ決定的な証拠を手に入れたのです。
蘇る記憶と悲しみ
翌日、皇帝は激怒し、豫王(ユーワン)に謹慎処分を言い渡しました。
殷淑君はどうして相談してくれなかったのと瑞王を責めますが、それが自分を守るためだったと知り、複雑な思いを抱きます。
そして、昏睡状態の明舒がついに目を覚ましました。しかし、彼女の脳裏には失われていた記憶がすべて戻ってきていました。陸徜と過ごした幼い日々、あの婿選びの夜に拒絶されたこと、そして……家族全員が無惨に殺された記憶も。
明舒は錯乱状態で通りへ飛び出し、父を探します。でも、もうどこにも家族はいません。曾おばさんは、泣き崩れる明舒を見て心を痛めるのでした。陸徜はまだ目覚めません。彼は瑞王のためだけでなく、明舒の家族の事件に対する贖罪(しょくざい)の気持ちもあって、命を懸けたのです。
豫王(ユーワン)の狡猾な計算
明舒は献身的に陸徜の看病を続けますが、やつれていくばかり。
宋青沼(ソン・チンジャオ)が見かねて交代を申し出るほどです。
朝廷では、盧尚書がすべてを自白。盧婉児も亡くなり、証拠は揃いました。大臣たちはこぞって豫王を弾劾(だんがい)し、瑞王を皇太子に推す声を上げます。しかし、これが皇帝の猜疑心(さいぎしん)を刺激してしまいました。瑞王が力を持ちすぎているのではないか?そう警戒した皇帝は、豫王への処分を都を離れて反省せよという軽いものにとどめます。
実はこれこそが、豫王の狙いでした。わざと自分を弾劾させることで、皇帝の疑いの目を瑞王に向けさせ、自分の地位を守ったのです。一方、蘇棠梨は父の名誉回復を果たし、長年の悲願を達成したのでした。
第34話の感想
記憶を取り戻した明舒の姿が痛々しくて、見ていて胸が締め付けられました。陸徜があそこまで体を張っていたなんて、愛と罪悪感の深さを感じますね。
一方で、蘇棠梨が自らの手で仇を討つシーンは、悲しくもスカッとしました!それにしても豫王の悪知恵には驚きです。わざと自分を攻撃させて瑞王を陥れるとは……。皇帝の疑り深い性格を完全に利用していますね。政治劇もますます目が離せません。
つづく

