ついに迎えた最終決戦。
長安の街を飲み込もうとする強大な邪気に、武禎(ぶ・てい)は命を懸けて立ち向かいます。
戦いの中で明かされる18年前の真実と、梅逐雨が隠し続けてきた深い愛。
世界を救うために、二人が下したあまりにも切ない決断とは?
涙なしでは見られないクライマックスと、その先に待つ驚きの結末をお見逃しなく!
「子夜帰」あらすじネタバレ最終回・38話
最終決戦!灰長老の最期
朔月(さくげつ)の夜、闇が深まる中、灰長老(かいちょうろう)は禁断の陣法を発動させ、邪悪な邪煞詭嬰(じゃさつきえい)を復活させようとしていました。
武禎(ぶ・てい)の仲間たちや妖市の妖怪たちを率いてこれに対抗します。しかし、邪悪な気配は潮のように長安の都へと流れ込んできます。
そんな中、灰長老は驚愕の事実に気づきます。なんと、狙っていた元丹が武禎(ぶ・てい)の体内にないのです。その隙を突き、武禎(ぶ・てい)は秘術を使って逆に灰長老の妖丹を奪い取りました。灰長老は一瞬にして形も魂も消滅し、あっけない最期を迎えます。
18年間の真実と梅逐雨(ばい・ちくう)の傷
灰長老が倒れた直後、陣の中心から邪煞詭嬰の残魂が飛び出し、武禎の急所を狙って襲い掛かりました。
とっさに梅逐雨(ばい・ちくう)が身を挺して彼女をかばいます。
その瞬間、彼の首や腕に隠されていた恐ろしい妖瘡(ようそう)があらわになりました。武禎はそれを見て震え上がります。この18年間、彼女が受けるはずだった痛みを、すべて梅逐雨が代わりに引き受けていたことを知ったからです。
梅逐雨は静かに語り始めました。これはすべて自分の因果なのだと。18年前、二人が初めて出会ったとき、武禎の提灯の火が消えそうだったため、梅逐雨は猫公の力が宿る自分の灯を彼女に渡しました。
しかし、邪煞詭嬰はその灯を目印に宿主を探していたため、武禎を宿主だと勘違いして憑りついてしまったのです。すべての始まりは、あの時の優しさだったのですね。
涙の決断と別れ
梅逐雨は、常曦宮の聖なる武器常曦鐗(じょうぎかん)を武禎に託します。
この災厄を終わらせることができるのは彼女だけだと告げ、最後の瞬間に決断を下すよう頼みました。
長安と妖市が邪気に飲み込まれそうになったその時、梅逐雨は自らの元丹を使ってすべての邪気を吸い込みました。それは、彼自身の体内で邪煞詭嬰を復活させるという、捨て身の作戦でした。
完全に邪気に侵食された梅逐雨は、武禎を惑わそうとします。しかし武禎は、彼との約束を思い出しました。今こそがその時だと悟った彼女は、涙をこらえて常曦鐗を突き出し、愛する梅逐雨の心臓を貫きます。
聖なる光の中で邪気は消滅し、梅逐雨は正気を取り戻しました。世界は正常に戻り、空からは雪が舞い落ちてきます。武禎の腕の中で、梅逐雨は静かに息を引き取りました。ただの政略結婚だと思っていた関係が、これほど深く悲しい愛の結末を迎えるなんて、あまりにも切ないシーンでした。
それぞれのその後、そして奇跡
それから3ヶ月が経ちました。
如意楼は斛珠(こく・じゅ)の手腕で繁盛し、常曦宮の弟子たちも妖怪退治の仕事で生活が安定してきました。
梅四(ばいし)が書いた『新版妖詭札記』は大ベストセラーに。彼は人形の中に隠された手紙を見つけ、かつて玄虺(げんき)が術を使って自分と柳太真(りゅう・たいしん)の仲を取り持ってくれたことを知ります。妖市で小さな玄蛇を見かけた梅四(ばいし)と微笑み合い、幸せな未来を予感させました。
一方、武禎は猫の姿で朝露を踏んで帰宅します。彼女が部屋に戻り、3ヶ月間眠り続けている梅逐雨にいつまで寝ているのと愚痴をこぼして食事に向かったその時。なんと、梅逐雨がカッと目を開きました!その瞳には、妖しく輝く金色の光が宿っていたのです。
まさかのハッピーエンド!?
さらに時は流れ、7ヶ月後。
武禎のお腹は大きく膨らんでいました。
梅逐雨は街中の甘いお菓子を買い集めて彼女を甘やかしています。
ところが、武禎がうっかり人形の仕掛けに触れてしまい、二人の身体が入れ替わってしまいました!梅逐雨の身体に入った武禎は、妊娠生活は大変だったからちょうどいいわ!とばかりに、お酒を飲みに如意楼へ走っていきます。
残されたのは、武禎の身体(妊婦)に入った梅逐雨。彼は愛おしそうに、走り去る自分(中身は武禎)を見送るのでした。まさか最後に入れ替わりネタで終わるとは、最高のハッピーエンドですね!
第38話の感想
前半の悲劇的な展開から一転、ラストの幸せなオチには心が救われました!
武禎が泣きながら梅逐雨を刺すシーンは本当に辛くて、ティッシュが手放せませんでしたが、まさか生き返って、しかもパパになるとは!
最後に瞳が金色に光っていたのは、彼が半分妖怪のような存在になったということでしょうか?
妊婦の苦労を夫が体験するラストシーンは、このドラマらしいユーモアがあって最高でしたね。


