命の灯火を護るため戦神が駆ける!大涼国を巻き込む動乱の幕開け

大晋の鎮北王・沈在野(シェン・ザイイエ)(シェン・ザイイエ)と、すべてを捨てて孤独な放浪の旅に出た白娉婷(はくへいてい)の運命が急展開を迎えます。

白娉婷(はくへいてい)の身に迫る暗殺の危機を知った沈在野(シェン・ザイイエ)(シェン・ザイイエ)は、軍規を破る覚悟で大涼国への電撃行軍を開始。

異国の地で窮地に陥った白娉婷を救ったのは、かつて燕の宮廷で深い絆を結んだ懐かしい親友の存在でした。

策略の白蘭国から大涼国の襲撃まで!愛と野心が火花を散らす全容

復讐の鬼が手にした新たな地位!耀天公主(ようてんこうしゅ)が何侠(かきょう)を抜擢した真意

燕の国境で窮地を救われた何侠(かきょう)冬灼(とうしゃく)は、白蘭国の耀天公主(ようてんこうしゅ)の前に引き出されました。

白蘭の貴大将軍は落ちぶれた元名門の少爺を侮辱しますが、耀天公主の視線は冷徹に先を見据えています。

第8話や第9話で描かれたように、何侠が燕地で涼軍に偽装して大晋の商隊を襲撃していた事実。

これこそが晋王の怒りを大涼国へと向け、白蘭国に休息の猶予を与えるための最高の布石だったのです。

計略の価値を認めた耀天公主は、何侠を白蘭の驃騎大将军に任じ、軍の全権を預けました。

嫉妬の炎が暴いた暗殺計画!張貴妃(ちょうきひ)の呪詛と沈在野(シェン・ザイイエ)の決断

出征を控えた沈在野(シェン・ザイイエ)に対し、晋王は勝利の暁には最高の鎮北王妃を迎える婚礼を執筆すると約束します。

この言葉を盗み聞きし、激しい嫉妬に狂ったのは、王の寵愛を受けながら沈在野(シェン・ザイイエ)を諦めきれない張貴妃(ちょうきひ)でした。

男装して沈在野(シェン・ザイイエ)の元へ忍び込んだ張貴妃は、白娉婷の情報を人質にかつて私を愛したかと迫ります。

しかし沈在野(シェン・ザイイエ)は生涯で愛するのは白娉婷ただ一人と第5話の山洞での誓いを繰り返すのみでした。

絶望した張貴妃は、晋王が放った刺客により、白娉婷が今夜大涼国で命を落とす運命にあると嘲笑します。

最愛の女の危機を知った沈在野(シェン・ザイイエ)は激しい衝撃を受け、三軍を緊急集結させて大涼国へ怒涛の進軍を始めました。

偽りの暗殺令と敬安双琴の奇跡!窮地を救った上将军夫人の情愛

その頃、白娉婷は二十年前に域外で没した父親の墓参りのため、大涼国へと向かう商隊に身を寄せていました。

しかし夜闇に乗じて、張貴妃の予告通り晋王の放った暗殺組織が商隊を急襲します。

賊の首領はわざと鎮北王の命令でお前を冥土へ送ると言い放ち、白娉婷の心を絶望で切り裂きました。

刃が迫った瞬間、偶然通りかかった大涼国の上将軍夫人・陽鳳(ようほう)の車隊が彼女を救い出します。

陽鳳(ようほう)はかつて燕の宮廷で共に琴を学び、白娉婷と並び称された敬安双琴の片割れでした。

愛する男の命令で命を狙われたと誤解し、心身ともに深い傷を負った白娉婷。

幸せな結婚生活を送る陽鳳は親友の痛ましい姿に涙し、自らの邸宅へと彼女を匿うことを決めます。

迫り来る戦火の足音!親友を気遣う優しさと隠された戦況

沈在野(シェン・ザイイエ)の率いる晋軍は、白蘭国が関所を開放したこともあり、予想を遥かに超える神速で進軍していました。

愛する人が生きているかさえ分からぬ焦燥感から、沈在野(シェン・ザイイエ)は副将の楚漠然(そばくぜん)に精鋭部隊を預けて先行させます。

陽鳳の夫である大涼国の猛将・則尹(そくいん)上将軍も、この脅威を迎え撃つために前線へと出陣していきました。

夫の身を案じる陽鳳は、前線の激しい戦況が白娉婷の耳に入らぬよう、邸宅内での戦火の話題を一切禁じます。

そんな親友の葛藤を知らない白娉婷は、陽鳳のために燕国の懐かしい手料理を振る舞い、束の間の温もりを分かち合うのでした。

宮廷の闇が放った離間計!鎮北王の偽令に隠された残忍な意図

第10話で最も残酷なのは、白娉婷を襲った刺客が告げた沈在野(シェン・ザイイエ)の命令という最悪の嘘です。

第3話の婚礼の夜に劇薬を盛られてもなお彼女を救おうとし、第6話では三軍の前で愛を誓った沈在野(シェン・ザイイエ)。

そんな彼が自分を殺すはずがないと信じたい一方で、白娉婷の心には深い絶望の影が落ちてしまいます。

この暗殺を画策したのは晋王ですが、沈在野(シェン・ザイイエ)の名を騙らせた背景には、張貴妃による執念深い復讐心が見え隠れします。

二人の固い信頼関係を根底から叩き割り、再会しても憎み合うように仕向ける陰湿な罠。

精神的に追い詰められた白娉婷の孤独な魂が、今後どのように救われるのかが大きな焦点となります。

壊れた絆と新たな戦火!知音の再会を阻む国境の壁

親友との再会によって一時的な安息を得た白娉婷ですが、彼女を守るために狂気的な進軍を続ける沈在野(シェン・ザイイエ)の姿が切なすぎます。

互いを狂おしいほど想い合っているにもかかわらず、計略と誤解によってすれ違い続ける二人の距離。

国境を挟んで繰り広げられる男たちの武力戦の裏で、女たちの哀しき運命もまた激しく交錯していきます。

白娉婷の安否を確かめるため、楚漠然(そばくぜん)の精鋭部隊は大涼国の包囲網を突破できるのでしょうか。

そして、夫である則尹(そくいん)上将軍と沈在野(シェン・ザイイエ)が刃を交えることになった時、白娉婷はどちらの勝利を願うのか。

国を揺るがす大遠征の火蓋が切って落とされ、一瞬たりとも目が離せない次回の大激戦もお楽しみに。

つづく