絶望の血闘から一転!大晋の宮廷を血で染める張貴妃(ちょうきひ)の暴走と隠された救出作戦

大晋の宮廷に狂気の嵐が吹き荒れます。

第15話の衝撃的なラストで、鎮北王・沈在野(シェン・ザイイエ)(シェン・ザイイエ)の刃に倒れた天才女軍師・白娉婷(はくへいてい)

誰もが彼女の死を確信したその裏で、戦神が仕掛けた驚天動地の救出計略が静かに動き出していました。

一方で、愛憎の果てに怪物と化した張貴妃(ちょうきひ)が、ついに王后の命にまで手をかけるという最悪の悲劇が幕を開けます。

偽りの手刃から王后暗殺まで!血塗られた権力闘争の全貌

不差分毫の神速!白娉婷(はくへいてい)の死を演出した沈在野(シェン・ザイイエ)(シェン・ザイイエ)の極秘計略

沈在野(シェン・ザイイエ)の放った一撃により、胸から鮮血を流して倒れた白娉婷

愛する人の腕の中でこれでいいと微笑み、彼女は完全に息を引き取ったかのように見えました。

晋王・司馬弘(しばこう)の命を受けた太監が、傷口から流れる血を確認し、白娉婷の死を公式に宣言します。

群臣の前で皇子殺しの仇を討ったと称えられた沈在野(シェン・ザイイエ)は、その場で意外な提案を口にしました。

白娉婷の身代わりとして処刑されかけていた大涼国の上将軍・則尹(そくいん)の助命を晋王に乞うたのです。

瑞雪が降る吉兆も手伝い、晋王は則尹(そくいん)を釈放し、白娉婷の遺骸を故郷へ送り届けるよう命じました。

則尹が彼女の身体を抱き上げた際、沈在野(シェン・ザイイエ)は細心の注意を払ってくれと深い意味を込めた視線を送ります。

宮廷の外では、あらかじめ沈在野(シェン・ザイイエ)が手配していた霍神医の馬車と、その弟子である酔菊(すいぎく)(すいぎく)が待機していました。

すべては第15話で白娉婷が単身で突入した危機を切り抜けるため、戦神が瞬時に編み出した命がけの偽装工作だったのです。

牙を剥いた嫉妬の怪物!永延殿で明かされた皇子暗殺の真犯人

その頃、張尚書が晋王に献上している怪しげな金丹は、すでに2箱目の大半が消費されていました。

服用を重ねるごとに晋王の肉体は確実に蝕まれ、張尚書親子は新たな皇子を即位させる皇権簒奪の野心を膨らませていきます。

そんな中、張貴妃は重病に伏せる王后の寝所である永延殿へと単身で乗り込みました。

人払いを終えた瞬間、張貴妃はこれまでの従順な仮面を脱ぎ捨て、冷酷な本性を露わにします。

司馬家の血筋を途絶えさせた王后を激しく嘲笑し、地下の先祖に顔向けできるのかと精神的に追い詰めました。

突然の豹変に困惑する王后に対し、張貴妃は十代で宮廷に送り込まれた我が身の凄惨な恨みをぶちまけます。

私の愛を犠牲にし、愛する人を鎮北王と呼ばせた政治闘争の道具。あの老いた男(晋王)に毎日偽りの笑みを向けさせられた地獄

第3話や第5話で沈在野(シェン・ザイイエ)へ執着していた彼女の歪んだ恋情は、宮廷全体への呪いへと変わっていました。

張貴妃は皇子を殺したのは白娉婷でも沈在野(シェン・ザイイエ)でもない、私だと衝撃の真実を告げ、王后の息の根を止めに向かうのです。

生と死の境界線!昏睡する白娉婷の枕元で明かされた一刃の秘密

相次ぐ皇子と王后の死により、精神的な大打撃を受けた晋王に代わり、沈在野(シェン・ザイイエ)がすべての葬儀を取り仕切っていました。

国喪のために七日間の政務停止(輟朝)が宣言される中、沈在野(シェン・ザイイエ)は副将の楚漠然(そばくぜん)を伴い、白娉婷が隠されている神医の庵へと馬を飛ばします。

庵では、破天荒ながらも腕の立つ女医・酔菊(すいぎく)(すいぎく)が彼らを迎い入れました。

楚漠然(そばくぜん)が白娉婷の安否を尋ねると、酔菊(すいぎく)は死んでもいないが、生きてもいないという危機的な状態を告げます。

宮廷での治療の遅れが響き、神医の手を持ってしても、いつ目覚めるか分からない昏睡状態が続いていました。

沈在野(シェン・ザイイエ)が白娉婷を傷つけたことに憤る酔菊(すいぎく)に対し、楚漠然は戦神が下した決断の恐るべき真相を明かします。

殺すことこそが、彼女を救う唯一の道だった。不差分毫(一分の狂いもない)の剣技だからこそ、命の核を外せたのだ

第15話の血の法廷において、晋王の猜疑心を完全に晴らしつつ、白娉婷の身柄を合法的に宮廷外へ搬出する。

これこそが、武力と知略を兼ね備えた沈在野(シェン・ザイイエ)にしか成し得ない、あまりにも危うい奇跡の救出作戦でした。

白蘭国に巻き起こる新風!耀天公主(ようてんこうしゅ)が選んだ大胆不敵な大婚の相手

舞台は変わり、白蘭国では人質生活から生還した耀天公主(ようてんこうしゅ)が、初めて朝廷での執務(臨朝)に臨んでいました。

白蘭の権力を握る丞相・貴常青は跪拝の礼を取りながらも、国家の安定のために早期の婚姻と世継ぎの誕生を強く迫ります。

貴常青は、自らの息子である貴炎(キ・エン)を新しい夫の候補として傲慢に推薦しました。

しかし、第11話で何侠(かきょう)から守護の策を授かっていた耀天公主は、すでに操り人形の姫ではありませんでした。

彼女は老獪な丞相の提案を毅然とした態度ではねのけ、自身の心に決めた夫の存在を堂々と宣言します。

その名は、燕国を追われ、いまや白蘭の驃騎大将軍へと登り詰めた小敬安王・何侠(かきょう)

この大胆な抜擢が、中原の覇権争いをさらに混沌とした大激戦へと誘う引き金となるのでした。

狂気の張貴妃が仕掛けた簒奪の金丹と沈在野(シェン・ザイイエ)が選んだ究極の偽装死

第16話において、大晋の宮廷を破滅へと導く張氏一族の謀略が完全に完成しました。

張尚書が晋王に服用させている丹薬は、第9話で沈在野(シェン・ザイイエ)が成分を疑った通り、王の寿寿命を縮める猛毒。

皇子を暗殺し、王后を呪い殺した張貴妃の狂気は、司馬家の血統を根絶やしにして実家が権力を握るという明確な国家反逆の意思に基づいています。

一方で、沈在野(シェン・ザイイエ)が白娉婷に下した不差分毫の一刃は、軍事地理学や戦術を超えた究極の心理戦でした。

第5話の城楼の罠第15話の血書など、白娉婷の頭脳を恐れて殺害を命じた晋王に対し、王自らが死を確認させることで完璧な不逮捕特権を作り出したのです。

この偽装死によって白娉婷は政治的兵器としての呪縛から解放されましたが、代わりにいつ目覚めるか分からぬ深い眠りという過酷な対価を支払うことになりました。

絶望の宮廷を去る戦神と、動き出す復讐の王の行方

最愛の女性を救うためにその胸を突き刺さざるを得なかった沈在野(シェン・ザイイエ)の、内に秘めた深い悲しみと執念が胸を打つ回でした。

昏睡する白娉婷の手を握りしめる彼の孤独な横顔には、これまでの冷徹な総帥の面影はなく、ただ一人の知音を想う男の愛だけが残されています。

大晋の血統が張貴妃によって切り裂かれる中、二人の愛の灯火がどのように守られるのか、涙なしには見られません。

皇子と王后を失った晋王の精神が崩壊へと向かう中、張尚書親子の魔の手が沈在野(シェン・ザイイエ)の背後に迫ります。

また、白蘭国で耀天公主との大婚を決めた何侠の復讐の刃が、大晋に向けてどのように振り下ろされるのか。

国境を越えた巨大な権力闘争が再び動き出し、一瞬たりとも目が離せない次回の激動の展開も絶対にお見逃しなく!

つづく