絶体絶命の偽太監に迫る新たな陰謀と命をかけた心理戦

記憶を失ったまま偽太監として生きる拂暁(フー・シャオ)(フー・シャオ)に、宮廷の激しい洗礼が容赦なく襲いかかります。

皇帝との距離が近づいたことで太后(タイホウ)の逆鱗に触れ、まさかの死刑宣告を言い渡される事態へ発展。

窮地を救ったのは宿敵であるはずの晏長昀(アン・チャンユン)(アン・チャンユン)が放った、前話からの計算された一言でした。

策略と誤解の応酬!千羽衛への移籍を巡る宮廷の攻防

覆面女性の毒薬と太医院で暴かれる統領の裏工作

趙沅(ジャオ・ユエン)(ジャオ・ユエン)は皇后との同房を避けるため、小強子こと拂暁(フー・シャオ)が授けた秘策を実行します。

それは夜通しで皇后の肖像画を描き続け、相手が退屈して自ら眠りにつくのを待つという奇策でした。

しかし計画は失敗し、皇后が目を覚ましている中で皇帝のほうが先に居眠りを始めてしまいます。

その頃、外で待機していた拂暁の前に、怪しい謎の覆面女性が突如として姿を現しました。

女性は皇帝の精神を衰えさせる薬を渡し、これを趙沅(ジャオ・ユエン)(ジャオ・ユエン)に盛るよう拂暁を脅迫します。

断れば第2話で判明した腕の紅線の毒により、100日以内に死ぬことになると冷酷に告げました。

不審に思った拂暁は太医院へ赴き、前話で自身の体をただののぼせと診断した御医(ぎい)を激しく問い詰めます。

恐怖に震えた御医は、すべては晏長昀(アン・チャンユン)(アン・チャンユン)の指示による隠蔽工作だったと白状しました。

手渡された薬が即死性の毒ではないと知った拂暁は、双方を欺くためごく少量だけを混ぜる決意を固めます。

皇帝との密着が招いた誤解と太后による白綾の処刑命令

朝廷の権力者たちの思惑が交錯する中、晏長昀(アン・チャンユン)は容赦ない揺さぶりを仕掛けてきます。

帰り道の拂暁をわざと池に突き落とした後、今度は皇帝の武術指導と称して趙沅(ジャオ・ユエン)を何度も激しく投げ飛ばしました。

主君の仇討ちとして、拂暁は晏長昀の水に精神を萎えさせる薬を仕込みますが、鋭い彼に見破られて自分が飲む羽目になります。

薬と皇后特製の大補湯(精力剤)を誤飲した拂暁は、体が異常に火照り、意識が朦朧としたまま晏長昀(アン・チャンユン)の寝宮へ迷い込みました。

彼の美しい姿に惑わされて抱きついたものの、冷徹な統領に一撃で気絶させられてしまいます。

晏長昀はこの乱態を利用し、皇帝と太監が不適切な関係にあるという噂を宮内に故意に流布させました。

翌朝、噂を否定する拂暁の目に砂が入り、趙沅(ジャオ・ユエン)が顔を近づけて優しく息を吹きかけます。

運悪くその瞬間を目撃した太后は激怒し、即座に拂暁へ白綾(首吊り用の白い布)による死刑を命じました。

死の恐怖が迫った瞬間、拂暁の脳裏に過去の断片的な記憶が鮮烈にフラッシュバックします。

窮地を救った前話の嘘と千羽衛での息詰まる同居生活

本能的に覚醒した拂暁は、驚異的な身体能力で周囲の処刑兵(へい)を瞬時に叩きのめしました。

そこへ駆け込んだ晏長昀(アン・チャンユン)が、彼女は自分が密かに育てた千羽衛の暗衛だと証言します。

第2話で彼女を縛り付けるためにでっち上げた偽の暗衛設定を、今度は太后から命を救う盾として利用したのです。

趙沅(ジャオ・ユエン)は彼女の命を守るため、苦渋の決断で拂暁の身柄を千羽衛へと移籍させました。

その夜から、拂暁は晏長昀(アン・チャンユン)の部屋に敷かれた、たった一枚の草席(むしろ)で寝起きすることになります。

深夜、皇帝の悪夢症が再発したとの知らせで一度は連れ出されるものの、すぐに統領の手によって引き戻されました。

孤立無援となった拂暁は、太后や皇后を敵に回した今、晏長昀(アン・チャンユン)だけが頼みの綱だと悟ります。

晏長昀から渡された薬のボトルを手に、彼女は自分を救いきれなかった趙沅(ジャオ・ユエン)の境遇へ深い同情を寄せました。

夜更け、逃亡に失敗した拂暁は、眠る彼の隙を突いて解毒剤の捜索を試みますが、現行犯で見つかり言い訳を余儀なくされます。

権力構造の歪みがもたらす主従の心理戦と毒薬の出所

宮廷を牛耳る蕭丞相(しょうじょうじょう)の一族と太后の存在が、若い皇帝をどれほど圧迫しているかが浮き彫りになりました。

お忍びで芝居小屋へ逃げていた第1話の描写からも分かる通り、趙沅(ジャオ・ユエン)には実権がほとんど与えられていません。

彼に近づく太監を即座に排除しようとする太后の過剰な反応は、皇帝の自立を阻むための徹底的な監視体制の表れです。

一方で、謎の覆面女性が持ち込んだ薬の存在は、朝廷に潜む別の暗殺組織の影を感じさせます。

彼女が拂暁の腕にある毒の秘密を握っている点から、この女性が万事閣(ばんじかく)の関係者である可能性は極めて高いです。

晏長昀は、太后の死刑命令から拂暁を救うことで、彼女を完全に自身の統制下に置き、黒幕をあぶり出す餌として最適化しました。

宿敵との同居がもたらす緊張感と次回の展開

第3話は、コミカルな掛け合いの中に宮廷劇特有の命がけの緊迫感が美しくブレンドされていました。

処刑の瞬間に拂暁の武術の本能が目覚め、周囲の兵を圧倒するアクションシーンは見応えが抜群です。

前話の嫌がらせや嘘の身分設定が、すべて千羽衛への配属という結果へ収束していく脚本の構成力に唸らされました。

同じ部屋で寝起きすることになった二人の、夜の解毒剤争奪戦の駆け引きは今後の大きな見どころになります。

次回第4話では、千羽衛の厳しい環境に放り込まれた拂暁が、さらなる過酷な訓練に直面することになるでしょう。

晏長昀の鋭い監視の目をかいくぐり、彼女がどのようにして自身の安全と失われた記憶を追い求めるのか注目です。

つづく