栄えある状元と消えた任命書!第20話の見どころを最速解説
科挙を突破したものの新任官吏の任命書に名前がなく落胆する桑祈(そうき)。
しかし彼女の熱い思いを知った晏雲之(あんうんし)と卓文遠(たくぶんえん)が、裏でそれぞれ驚くべき行動に出ます。
最高学府の典籍としての一歩と、太尉府で巻き起こる前代未聞の婿取りバトルが開幕する必見回です。
念願の国子監典籍への就任と太尉府での二大イケメン求婚合戦
1. 状元の光と影!任命書から消された桑祈(そうき)の涙と閆琰の泥酔
科挙で見事に首席となった卓文遠(たくぶんえん)は、若くして礼部侍郎という輝かしい官職に任命されました。
周囲の弟子たちが彼の出世を称賛する中、晏雲之(あんうんし)が桑祈にプロポーズした噂が学堂に響き渡ります。
嫉妬を隠せない卓文遠は猛然と反論し、周囲に凍りつくような不穏な空気を漂わせました。
一方、任命書の掲示板に自分の名前がない事実を知り、桑祈の心は深く沈み込んでしまいます。
第19話の勘違い求婚劇で母親に蓮翩(れんへん)との恋を猛反対された閆琰は、酒の力を借りて荒れていました。
晏雲之は酒に逃げても何も解決しないと諭し、愛する人を幸せにする強い覚悟を持つよう叱咤します。
桑祈は周囲の前では健気に笑顔を作っていましたが、夜道で晏雲之にだけは本音を漏らしました。
女子への偏見を打ち破り国子監で教鞭を執ることこそが、亡き兄の本当の遺願だと確信したのです。
彼女の切ない涙を見た晏雲之は、愛する人の夢を叶えるため宮廷への決死の直訴を決意しました。
2. 官家への熱き直訴と驚きの典籍就任!卓文遠が先んじた愛の計略
晏雲之は宮殿へと参内し、進士となった桑祈に官職を授けるよう皇帝である官家へ強く直訴します。
女子が官吏となる前例を作れば、官家の教育振興の美談として天下に轟くと論理的に説きました。
官家は利害を深く考量した上で提案に同意し、桑祈への特別な任命を正式に許可します。
大急ぎで着替えて太尉府へと向かった晏雲之は、桑祈を驚かせるためわざと悲しそうな自責の顔を作りました。
しかし桑祈の国子監の典籍への入職は、すでに卓文遠の手によって裏で完璧に解決されていたのです。
第18話の回想のように桑祈のために全力を尽くす卓文遠の暗躍を知り、晏雲之の胸には激しい嫉妬が渦巻きます。
そこに現れた卓文遠は、桑祈の笑顔が一番大切だから手柄にはこだわらないと紳士的な態度を見せました。
男たちの無言の視線が交錯する中、桑祈は国子監初の女性典籍として堂々たる第一歩を踏み出します。
3. 蘇解語(そかいご)の不穏な提言と結納の品!太尉府に揃い踏みした二人の求婚者
晏雲之は、失恋したはずの蘇解語(そかいご)が最近になって自身の母親に頻繁に接触している動きを警戒していました。
不適切だと直接釘を刺した彼に対し、蘇解語は求婚の礼儀が不足しないよう配慮しただけだと告げます。
彼女の言葉を完全には信用できない晏雲之ですが、正式な手続きを進めるため豪華な結納の品を用意しました。
晏雲之が親筆の求婚書を携えて桑府を訪れると、父親の桑公は淡々と茶をすすって彼を迎えます。
そこに同じく桑祈を妻に娶るべく、正装した卓文遠が凄まじい熱量と共に邸内へと乗り込んできました。
桑公が卓文遠の求婚の帖を受け取ろうとした瞬間、桑祈と晏雲之が息を合わせてそれを力ずくで遮ります。
大司馬である父親は娘のあまりの頑固さに呆れ、桑家の古いルールで決着をつけると言い放ちました。
4. 衆人の前での父娘手合わせ!婿の座を賭けた前代未聞の武舞台宣言
桑公は突然立ち上がると、衆人の目の前で実の娘である桑祈と激しい武術の手合わせを開始します。
第7話の月下の特訓で磨き上げた鋭い剣の軌道を見せる桑祈ですが、百戦錬磨の父親の怪力に圧倒されました。
危険を察知した晏雲之が慌てて割って入り、衣服を翻して二人の激しい打ち合いを制止します。
娘の晏雲之への確固たる情愛を目の当たりにした桑公は、不敵な笑みを浮かべて重大な宣言を下しました。
桑家の婿となる者は、天下に恥じない圧倒的な最強の武芸者でなければならないと鋭い声で言い放ちます。
大司馬は近いうちに盛大な武舞台を開催し、勝った者だけに娘との成婚を許すという過酷な試練を課しました。
独自考察・用語解説:女子典籍の歴史的意義と桑公が仕掛けた武舞台の試練の政治的背景
今回、桑祈が就任した典籍という官職は、国子監の書物や記録を厳重に管理する極めて重要な文官職です。
第11話の誕生会で彼女が語った初の女官吏になりたいという野望が、ついに最高の形で現実のものとなりました。
朝廷の古い因習を破壊するこの人事は、西昭組織の利権の隠蔽を阻む強力な捜査の武器としても機能します。
また、桑公が晏雲之と卓文遠に対して課した武舞台での勝負には、大司馬としての高度な政治的思惑が隠されています。
彼は現在、第19話の西昭の拠点摘発からも分かるように、朝廷内に張り巡らされた巨大な陰謀の気配を敏感に察知していました。
愛娘を嫁がせる相手には、家柄の美しさだけでなく、暗殺者の魔の手から娘を守り抜く圧倒的な武力が必要不可欠です。
丞相の息子である晏雲之と、新任の礼部侍郎である卓文遠を公の場で戦わせることは、保守派の出方を窺う最高の罠でもあります。
武の頂点に立つ者が誰になるのか、この戦いは単なる恋の決着を超え、朝廷の権力闘争の象徴へと昇華していきました。
嫉妬に悶える師弟の愛に熱狂!婿取りバトルの幕が開く第21話への期待
桑祈のピンチを救うために官家へ直訴した晏雲之ですが、卓文遠に先を越されて激しく嫉妬する姿が最高に愛らしかったです。
普段は冷徹な司業が、桑祈の笑顔のために子供のようにムキになるギャップには、全視聴者の胸キュンが止まらないはず。
一方で、蓮翩(れんへん)のために立ち上がろうとする閆琰の誠実な男気や、不気味な動きを続ける蘇解語の影に緊張感が走ります。
次回の第21話では、ついに桑祈を巡る男たちの命懸けの武舞台デスマッチが盛大に開幕します。
文官である卓文遠が隠し持つ本物の武芸の腕前と、晏雲之の圧倒的なスパダリ技の激突から目が離せません。
国子監の典籍となった桑祈の初めての執務と、裏で牙を剥く西昭の次なる邪悪な罠の進展に期待が高まります。
つづく

